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食欲とマラソンの両立を目指しています

スピ練開始~まずはレペティションから(200m×10本×2セット)

皆さんこんにちは。


夏の間は、週末は立山登山マラニックに向けたロングとか峠走とかが中心になりますが、秋以降のマラソンシーズンに向けて、平日は地道にスピードの底上げを図っていこうと思っています。

前にも書きましたが、ワタクシのVDOTは、1500mからフルマラソンまで全て1以内のレンジに収まっており、つまりフルマラソンのタイムを向上させるには短い距離のスピードを上げないことには始まらないのであります。



そういうわけで、まずは短い200m、しかもレペティションから始めますよ。

その前に、レペティションってのは何なのかをちゃんと頭で理解しておく必要がありますね。
これは、スピードをつけるための練習と言われていますが、注意すべき点は、インターバルと違って、心肺能力の向上を図る練習ではないっつーことです。
ランニングエコノミーの向上を図る、と言われてますが、要すれば、速いスピードで走るための効率的な走り方を身に着けるのが目的です。

ワタシのRペースは200mだと40秒(キロ320)なのですが、要すればキロ320で効率的に走るフォームを身に着けるのが目的なのです。したがって320で長い時間走れればそれに越したことはないのですが、そんなのはムリなので400mとか200mとか細切れにしたうえで、これを繰り返し走るわけです。

なので、大事なのは、フォームが崩れないように走ること。
なので、ヘロヘロになってはいけないのです。
なので、レペティションでは間のレストを十分にとるのです。心肺能力の向上を図る練習ではないので、レストを短くして心肺への負荷を高めても、ちっともエラくないのです。

ちなみに、IペースやTペースでのトレーニングは心肺能力の向上と深く関係しているので、IペースやTペースで走ることにこそ意味があり、それより速いペースで走るのは「やったぜ」感はあるものの効果の観点ではむしろマイナスだと思っているのですが、Rの場合は、フォームが崩れないで走れる限りにおいてはRペースより速いペースで走っても問題ないと理解しています。


ということを一応頭で理解します。違ってるかもしれませんが、何のための練習をしているのか頭で理解することは大切なんでしょう。おそらく。しらんけど。



というわけで、おもむろに駒沢公園に出向きます。
夜8時半頃と、私の夜練にしては早めの時間なので、学生たちもまだ練習しています。

とりあえず、200mレぺを10本、レストは2分。これを2セットやろうと思います。


駒沢公園は100mごとに表示があるので、こうした練習には不便はありません。しかも一周2.14kmなので10本やれば戻ってこれます。

1本目。35秒。
ワタクシのRペースは40秒なのですが、まあさっき書いた理由によりこれでもいいでしょう。これくらいの疾走感の方がパリっとします。
ただし、速く走ったからエラいわけでもなくて、とにかく気にするべきはフォームです。

尻とハムを使い着地は真下。このマラソンフォームでレぺのスピードを走るのが大事なのです。
ジョグにしか見えないフォームで速く走る、これを目指すのです。

レスト2分はかなりかったるいですが、完全回復するのが必要なので、ガマンして2分待ちます。

1セット目。

35-35-35-34-35-34-35-34-34-35


ついで2セット目。セットの間も7~8分休み、十分に回復させます。

36-34-34-33-34-33-34-34-35-34

おいおい。なんで33とかあるんだよ。


いやあのね、ちょうどジョギングコースに沿って散歩してるねーちゃんがいてさ。
ワタクシがレぺで200m走って2分休むペースと、ねーちゃんの散歩のペースがぴったりでさ。
疾走でワタクシが抜かして、休んでる間にねーちゃんが抜かして。
とかいう状況だとペース上がっちゃうわけよ。
でも、フォームはマラソンフォームよ。余裕かまして速く走るところを見せるわけですよ(←見てねーよ)。


ふー。おかげで最後3本くらいは結構キツかったですね。


細切れだとはいえ、20本も走るとマラソンフォームでこのペースで走るのにもだいぶ慣れました。このペースで走ること自体にも慣れました。
これがレペの狙いなんだと思うんで、まあよかったんではないでしょうか。

そして、大事なのは、継続することですね。
意味のある練習だとしても、1回やっただけで血となり肉となるハズがないので。


ま、夏は始まったばかり。
がむばります。


ではまた。