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久々の峠走~大峠に行ってきました、富士山の絶景ビューを求めて

皆さんこんにちは。

GW前半最終日、今日は久々に峠走行ってきました。しかも部長単独修行。



昨日のエントリーで書いたように、マーヒーだったので前日に大月入り。
6時くらいには出発しようと思ってたんですが、昨晩の居酒屋で若干飲み過ぎたこともあり、出発は7時半ころになってしまうという。。
出遅れると暑くなるぞ~。


そうそう、今回は久しぶりに新しい峠を開拓ですよ。
大峠

あんまし聞かない名前ですね。
マイナーなんだと思うんですが、なんでも富士山の絶景ポイントらしいんです。

大月からだと片道約20kmとちと長い。峠の標高も1560mと結構高く、獲得標高も1200mほどあります。
まあ、でも最近きれいな富士山見てないし、新しい峠開拓してないし、行ってみようではありませんか。

平均斜度は大したことなさそうですが、とにかく長いので、割と心していきましょう。



大月駅をおもむろに出発。いい天気です。


しばらく甲州街道を走り、3kmくらいで甲州街道から分かれて笹子川を渡り、県道に入ります。

真木という集落の中を走るのですが、わりとこの辺の斜度がきついです。
なんか山梨の峠って、上の方よりも下の方の序盤、集落の中を走るところの方が斜度がきついんですよね。。柳沢峠とか大弛とか。。

とはいっても8~10%程度の斜度で、風張や明神峠のようなアホみたいな激坂ではありません。

真木の集落にはけっこう自販機があり、私も4km過ぎでいったん水を買いました。このあたりはかなり暑かったです。
ちなみにラスト自販機は8.2km地点のあたりにあるこれです。

ちなみに写真は下りで撮ったもの。
いやぁ、こういうときって我らの味方になってくれるのってダイドードリンコなんですよね、決まって。


10km地点くらい、ちょうど中間点の辺りから道路は林道になり、本格的に山の中に入っていきます。

こっからまだ10kmもあんのかよ、とゲンナリしますが、林道に入ってからの方が、木々に覆われて日陰になるし、斜度も波があるものの若干落ち着いた感じで、割と走りやすいです。

こんな感じ。

椿ラインよりはきつめの斜度ですが、数百メートルにわたって体感3~4%まで斜度が落ちる区間もけっこうあってそこで距離が稼げる感じです。

大峠は周辺の山の登山口にもなってるのと、途中で釣りやキャンプをできる場所が結構あるので、ときどきクルマが通りますが、ま、マイナーなので、それほど交通量は多くありません。
ただ、コースは基本的に林のなかで、眺望はあまりありません。

今回、止まらずに上り切ること優先で、ペースは度外視していたのですが、まあそれでも最後の方はだいぶ疲れました。


ようやくとうちゃこ。

あれ?

富士山は?


おい!

なんのために20kmもひいこら登って来たと思ってんだ。
これちょびさんだったら返金案件だって騒ぐヤツだぞ笑(そもそも1円も払ってませんが)。


ちなみにこちらが富士山が見えるときの絵図ですね。

やまなし観光推進機構のHPより拝借

やれやれ。



峠には何台かクルマが止まってますが、皆さん登山中のようで、人は誰もいません。

「あ~、さっき走ってた人ですよね!下から走ってきたんですか!すごいですね💖」

というやりとりも成立せず。

やれやれ。



何から何までうまくいきませんな (# ゚Д゚)



仕方ないので下りますか。

はぁ。20kmも下ること考えるとゲンナリしますね。
最近、毎度のことなんですが、下りの方がイヤなんです。
頑張れない、頑張る気にもならないんです。

以前は峠の下りなんてキロ410とかそれ以上で下っていくのが当たり前だったんですが、いまはそんな気がまるで起きません。というかそんなスピードで下れません。
なのでキロ5分台でポクポク下っていきますが、そうすると距離が過ぎるのが遅いこと遅いこと。。


途中何度も休みました。

川に下りられるところを見つけたので、水浴びたり。

さっきのラスト自販機でコーラ買って大休止したり。


そんなこんなで真木の集落も過ぎてようやく甲州街道にでてあと3kmですが、昨日ほどでないもののまあまあ暑く、ヘロヘロです。
長いんですよ、とにかく距離が。


で、いつものヤツがまた出てきそうな予感。。

残り2kmでまた動けなくなりました(おいおい)。
ビュンビュン車が通る甲州街道沿いの歩道で、「ここで座り込むか?」ってほど何にもないところで5分ほど休息。

なんとか復帰してキロ7ペースで最後トボトボ走ってなんとか終了です。

なんか疲れました。脚が、とか心肺が、とかいうんじゃなくて、全身が疲れました。


大峠自体は、激坂はなくほどよい斜度のコースでしたが、しつこいようですがひたすら長かったです。
久しぶりに峠走コースのまとめ記事もアップデートしとかなきゃ。


大月駅で一人乾杯。

後ろに映ってる特急「かいじ」に乗る資格はないとし、普通列車でトボトボ帰ってきました。



ではまた。