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水戸黄門漫遊マラソン レポ②

皆さんこんにちは。

水戸黄門漫遊マラソンのレポその②です。

theresalight.hatenablog.com


ハーフの折り返しまで書きました。


ここらでコース図でも貼っておきましょう。



ハーフ~30km
ハーフで折り返して再び常磐線跨線橋を渡るスライド区間です。
きっとみんなとすれ違えるだろうな、と注目して走りますが、いかんせん、目が悪い。。

そんななかでもooiさんはすぐ分かり、声をかけます。
と、近くにナコラマさんもいて声をかけてもらいます。ロング強いナコラマさんはいつも通り余裕そうですが、いつも以上に気合が入っているように見えます。


実は20kmくらいからやや疲れてきたかなと思っていたところだったのですが、このスライド区間で元気をもらうとともに、すごい数のランナーとすれ違ったことでなんか異常にアドレナリンが出てきて、再びペースが上がります。

今回のレース、アドレナリンとテストステロンが近年になく働いてくれた感じなんですよね。
(注)ここでいうテストステロンの働きとは、オスとしての行動を増進するというものではなく、闘争心を高めるというものです。念のため。


20~25kmのラップは20分15秒。15~20kmより上げることができました。


27~28kmくらいで、今日初めて女性ランナーが近くにいる局面となりました。ペースがちょうど合う感じだったので、つかず離れずで、迷惑がられない程度に同じくらいのペースで走ります。
沿道の応援の人が「女性で6位ですよ!」と声をかけてます。

この辺りになると、だいぶ脚が重くなってきて、405を維持するには相当頑張らなくてはならなくなってきました。
しかし、何としても30kmまでは405「くらい」といえるペースを守らなくては。


今回、気持ちは割と強かったですね。相当きつかったんですが気持ちは切れず、そのうちに先ほどの女性ランナーも抜かしてだいぶ前に出たと思います。

25~30kmは20分30秒。予定の20分25秒をちょいオーバーですがなんとか持ちこたえ状態。


30km~40km
30km地点のそばには老人ホームがあったようで、沢山のご老人が声援を送ってくれました。まだ応援に応える元気があります。

この辺りからアップダウンが出てきて脚を削られます。上りもキツいですが下りも遅い。。

そうこうしているうちにいよいよ千波湖です。
千波湖の公園に入ったあたりで一気にバテてきました。心肺ではなく、脚が重い。
ここでさきほどの女性ランナーにも再び抜かされます。
やばい、ギアが明らかに落ちた。。

ズルズルと抜かされ続けるのは避けたいので、近くにいた同じくらいのバテ具合のランナーになんとかついていきます。


この一番やられてた辺り、千波湖を半周した35km地点くらいでしょうか。
後ろから「りるさん!」と声がかかります。

「ん?誰?ナコラマさん?」
と思ったらなんとRyoくんでした。


「りるさん!55行けるよ!」と声をかけてくれ颯爽と追い抜いていきました。

え?
なんでRyoくん?

Ryoくんがなんで35km地点でそんなに元気なの?
ていうか、いままでオレより後ろにいたの?


ナゾだらけだったのですが、Ryoくんはあっという間に先にいってしまい、とてもついていくことはできませんでしたが、再び元気をもらいました。ペースは上がらないもののできるだけ自分をプッシュする力は出てきました。

30~35kmは21分31秒。だいぶ落ちましたね。
でもRyoくんの言う通り、今思えばまだ55切り行けた状態でした。



35~38kmの一番つらい時期はさらにペースが落ちます。
なんとかこれを辛抱して乗り越え、39km手前であの有名なトンネルへ。
女子高生の黄色い声の応援で有名なトンネルへ。

ここで元気をまたもらえるに違いありません。
これを楽しみにここまで39km走ってきたと言っても過言ではありません。


ところが。

え、真っ暗なんですけど。
え、これオレの目が悪いだけ?マジで真っ暗なんですけど。

そのうちに、なんていうんですか、アレ、コンサートとかで振り回す光るヤツ、あれを振り回しながら応援をしてくれてる女子高生の声が聞こえてきました。

これかこれか。

これが黄色い声か。


しかし、せっかく応援してくれてるのですが、姿も顔もまるで見えませぬ。
ていうか、自分が走ってる路面もほぼ見えぬ。危ないナこれ。

元気をもらえたことは確かなのですが、できれば、姿かたちが見えるくらいにトンネルの灯をもう少しつけてもらえたらありがたかったんですけど。。



最後に坂が待ってることもあり、40km地点で2時間45分を超えていたらサブ55はムリだろうなと思っていましたが、40km通過は2時間46分10秒(35~40kmのラップは22分21秒まで落ちていました)。

55分切りはさすがにムリそうです。


40km~ゴール
55分切りがムリとなっても、ならば、Challenge Raceで出したPBを塗り替えることだけは何としてもやらなくては!
これだけは絶対にやる!
何なん、このやる気(笑)


最後の折り返し後のスライドでナコラマさんからまたエールをもらいます。ワタクシは相当ヘロヘロです。
ナコラマさん、だいぶ近づいています。やはり後半上げてるんでしょう。


残り1kmの看板を過ぎると、最後の有名な上り坂です。
ヘロヘロでしたが、なぜかこの上り坂だけは気合でぐいぐい行ける気がしていました。
右にカーブして「さあ上り始めるぞ!」
と思った瞬間に内腿が攣りました。。。

仕方なくトボトボと上っていきますがそれでも意地で2人ほどをこの坂で抜かします。
上り切って左に曲がると、もう坂はありません。最後の力を振り絞ってゴールに向かうだけです。

56分53秒のPBは絶対に更新する。
オレのPBは水戸だ!
もうChallenge Raceの説明を人にするのはイヤだ!


水戸二高の角を右に曲がり、最後の角を左に曲がります。
はるか彼方にゴールゲートが見えます。無我夢中で最後の直線道路を走り抜けます。

なんとかPBは更新できそうです。


ゴール。2時間56分15秒。

38秒ですが、PBを更新できました。



ちょっとまだいろいろ言いたいことがあるので(笑)、あともう一回書きます。



ではまた。