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食欲とマラソンの両立を目指しています

富山マラソン レースレポ

富山マラソンのレポです。

速報で「落ち着いたら詳報します」と書いたのは、気持ちが落ち着くまで少しかかるだろうなあと思ったからなのですが、酒飲んで休んだらもう落ち着いたので、書きます(笑)。

応援してくださった皆さん、ありがとうございました。



だいぶ長いですが、引っ張っても仕方ないので一話完結します。



今回、調子は悪くなかったですし、気持ち的にもかなり強い気持ちで最後まで行けたとは思うのですが、とにかく結果が伴ってません。

いとーし監督にこっぴどく叱られたレースです。


まずはラップから。


今後のためにも、スタート前のことも書いておきます。

朝食は、おにぎり2個、カップうどん1つ。
その後も岩本先生の言う通り、スタート2時間前まで食べ続けます。お餅3つとワッフル1つを食べました。

これだけ食べれば十分でしょう。


身体にワセリン塗りたくったのですが、ついうっかりB地区にも塗ってしまい、保護テープがくっつきません。
ヤヴァい。ウェア白だし。。



今回、高岡駅前のホテルに泊まったので、スタート地点までは徒歩20分ほど。
集合場所にはすでにねぇさんが来ていました。
そして、ねぇさんのランクラのお仲間と、ナコラマさん、てつさん、げんまいさんでシューズ円陣。

記念撮影。


大会前のこの雰囲気、気分が高ぶります。


荷物を預けて、トイレに行って、Aブロックに整列します。

8時20分頃整列しましたが、ほかのブロックは結構もう並んでいたのですが、Aブロックはなぜかガラガラ。
寒いので日向を選んでたたずみます。


すると
「りるさんですか」
と声をかけるお方が。

sawakiさんでした。今回、富山マラソンお出になるのかなあと思っていましたが、ここでお会いできて大変うれしかったです。


で、スタート時間の9時までしばし待機なのですが、やや寒いこともあって、尿意が強まってきます。
トイレに行きたいですが、いまから行くと整列締め切りに間に合わないかもしれません。
うーむ、これは走り出したら忘れるに違いない、と思ってガマンすることにします。
これまでにないくらい結構行きたい感じではあったのですが、もうガマンするしかありません。



そんなこんなでスタート。
スタートロスは5秒です。

今回、25kmまでは410前後で刻みたいところ。ハーフ通過が1時間28分で行ければいい、という感じです。これまでハーフ1時間27分くらいで通過して後半撃沈することが多かったので、今回は1分ほど遅らせます。


走り始めても尿意は大して弱まらず、いつトイレに飛び込もうかと思ったのですが、ガマンできる間はガマンすることにします。
こんなことで時間をムダにするような余裕はワタクシにはないのです。


ナコラマさんとは、特に一緒に走ろうという感じではないのですが、ほぼ同じ位置、見える位置で走ってました。
5kmの通過は20分48秒。いい感じです。

5km先の折り返し後にねぇさんとスライド。
今回、ねぇさんは、木曜日になんと30km走っての参加。脚の具合が本調子ではないところ、415で行けるところまで行くという心意気です。


7kmくらいのところでナコラマさんに並び、ちょうどいいペースで行ってますよね、と快調さを確認。
このころには尿意もおさまってきました。


10km手前から庄川沿いの土手コースになります。風はほとんどないので、ここも快調に走ります。天気も良く、快適です。
10kmの通過は41分27秒。キロ410をわずかに切るペース。


この辺りは、ちょうどよいペースの人を見つけて後についたり前に出たり、まあ順調でした。これってジョグじゃん、みたいな感じで何ら問題なく走ります。
この辺からナコラマさんの前に出始めましたかね。


15kmを通過。1時間2分11秒。絶妙のペース。ここでアミノバイタルで最初の補給をします。


この辺りで右に折れて庄川を渡ります。ここで、後ろからきたやや速めのペースの集団に抜かされますが、これはついていけそうだと思い、しばらくついて行きます。
16~18kmのラップが速くなってるのはそれです。


コースは海沿いですが風はほとんどないです。
19kmで2回目の補給。メイタンでカフェインを早め投入します。


20km手前からいよいよ新湊大橋の上りになります。
傾斜は大したことないのですが、1km以上続く上りなので、無理せず430くらいで黙々と脚を進めます。

写真は撮ってませんが、いい天気で景色最高です。立山連峰も見えました。
上手い具合に、橋の中央がハーフ地点になっています。ハーフ通過は1時間27分56秒。全く以て予定通り。


ここから橋の下りに入りますが、傾斜がちょうどよいので、スピードに乗ります。心肺に負担を与えない範囲で飛ばして、ここでかなりの人を抜かします。
いやー、気持ちいい。


23km付近で3度目の補給。アミノバイタル
25kmの通過は1時間43分45秒。410ペースを保ってます。


この辺りから少しペースが落ちますが、それでも412くらいのペースで行けています。これは30kmまで馴らして410で行けるんじゃないか。
実際、この辺りになるとそろそろ垂れ始めるランナーがいるのですが、そうしたランナーを拾いつつ、前をいく集団にも離されずに快調に走ります。


おうおう、りる氏強いじゃんよー。


ただ、この辺りから右ふくらはぎがやや怪しい兆候を見せ始めたので、早めにコムレケアゼリーを投入です。


27km付近で折り返しがあり、スライドでナコラマさんとエール交換。
その後、サブスリーペーサーが意外と近くにいたので、少し焦ります。

スライド区間がちょうど終わるところで
「りるさーん、りるさーん」と大きな黄色い声が聞こえました。
ねぇさんでした。ねぇさんも頑張ってます。
私は左に曲がるところでしたが、かろうじて手を大きく振ってエールに応えます。


30kmの通過は2時間4分50秒。410ペース保ってます。まだ余裕もあります。これ2時間57分くらいいけちゃうんじゃね、とか思ったりしてました。



ところが。

この辺りからまた足攣りの兆候が出てきました。
これは早めの対応が必要です。2つ目のコムレケアゼリーを投入します。

しかし、効きが悪いです。
右足のふくらはぎに加え、左の股関節もつりそうな気配です。
かばいながら走るので、この辺りからラップが落ちてきてます。

32km418、33km430。。

あーやばいな、これこのまま走ったら本当に攣るやつだな。


一回止まるか。。


再び尿意も感じてきたので、止まるならトイレも一緒に済ませるか、と34km過ぎのトイレに駆け込みます。
30秒くらいのロスなら全然なんとかなるでしょう。

ちょうどそのときナコラマさんが私を抜かすところで、「ファイト!」と声をかけてもらいます。



トイレ。

スタート前からガマンしてたせいか、なかなか終わりません。


マジか。


早く出きれよ。。

結局1分20秒かかってしまいました。。



その間にサブスリーペーサーにも抜かされています。


これはまずい、こっからスピードアップだ。


35kmの通過は2時間28分35秒。
この5kmで78人に抜かれてました。。


田んぼの中の道なので、サブスリーペーサーに引かれた集団も300mくらい先に見えます。なんとかあれに追いつきたい。


この状況、これまでだったら気持ち的にもう負けてしまってたところなのですが、今回、ブースト効果のある自作ドリンクのおかげもあり(たぶん)、気持ちは結構強かったです。

気温も上がってきて、周りもヘロヘロになったり歩き始める人も出てきましたが、あくまで前を追う気持ちはありました。

38kmくらいの上りでだいぶヘタりましたが、諦めてジョグったりはしませんでした。


これはさすがにムリかもとは思いましたが、とにかく全力を尽くそう、と無我夢中で走ります。


40kmの通過が2時間51分だったので、その時点でさすがにもう無理だとは思いましたが、最後まで出しきらなきゃという思いはあり、なぜかせめて3時間0分台で、というわけわからん思いもあり、出し切る気持ちでなんとかゴールです。



この辺、みんな失意のゴールですね。。


ナコラマさんは安定の走りで見事公認サブスリー
おめでとうございます。

フルだけはどうしてもかてん。。


しばし休憩のあと、荷物を受け取り、スマホを見ると、LINEでいとーし監督とメロさんが実況中継で激励してくれてました。


全部はとても載せきれませんが。。



ここまで応援してもらって、ほんとにありがたいです。
いとーしはたまにいいこと言うんですよね。

ここまで応援してもらって頑張りきれなかった自分が情けないです。



実は、、トイレ行ってました、と白状して、いとーし監督に死ぬほど叱られたのは言うまでもありません。。



スタート前にもう一度トイレ行くべきだったこともそうですが、止まらなければ脚が攣ってたのも確かなので、足攣り防止の対策はもっとやらなくてはなりませんでした。


とにかく、結果が出せなかったことに変わりはありません。

次に向けて頑張るのみです。



富山駅近くの居酒屋で、ナコラマさん、てつさんと打ち上げ。

とりあえず、酒は解禁しました。



今週末、世田谷ハーフは爆走します!