皆さんこんにちは。
5/14の車坂峠ヒルクライムに向けて不安しかありませんが、とりあえず精々ヒルクライムの練習を積むことにします。
今日は、斜度的には物足りないものの、休みなく上り続ける練習ということで、柳沢峠(山梨側)を選びました。
ここはランで上ったことはあるのですが、塩山駅から約17km、それほどの斜度の変化もなく延々と上り続けます。上りの練習には結構よいコースです。
バイクはFocus CAYO。
はち切れそうで着れそうもなかったMAAPのウエアを無理やり着て、輪行なのでBIBタイツのうえにランパン履きます。
新調したSpecializedのヘルメットがやたらと横に広くてムチャムチャ格好悪いことに気落ちしながら出発です。
それと、ダウンヒルは寒いのでウィンブレ必須ですが、私がバイクに乗り始めた頃から着ていてランでも活躍していたMontaneのパッカブルウィンブレが破けてしまったので、急遽アマゾンで買った安ウィンブレを持っていきます。
中央線で塩山まで行きます。
車内はハイキングのオジサンおばさんでにぎわっています。私のような輪行組も結構乗ってました。
輪行のときは端っこの車両に乗るのですが、同じことを考えるのでしょう、先頭車両の先頭部分に3人も輪行の人が。
1人は上野原、1人は大月で降りていきました。塩山なんかまで行くヤツはほかにいません。
塩山の1つ手前の勝沼ぶどう郷の辺りからの甲府盆地の景色はなかなかのもんです。
で、こっからものすごい勢いで列車は坂を下って行って塩山に到着。
おなじみ(?)塩山駅北口です。
武田信玄像。
ここから北に国道411号線を走ります。少し行ったところのコンビニで水を補給してから本格的に出発です。
ま、コースは分かってるので、淡々と上りますが、今日はタイムも気にします。
車坂峠で1時間を目指すとなると、あるサイトで計算すると、柳沢峠は1時間10分強で上りたいところです。
要すれば、200Wで上り続ける感じです。
最盛期でもFTPが220Wのワタクシにとっては割とハードル高いですね。
※これで体重50kgだったら良かったんですけどね。。。
っと、まだ前半の扇状地を上ってるところで、いきなり2人組に抜かされます。
痩せてる。。
しばらくすると、もう少し私の体形に似てる感じの人にも抜かされます。
こっちはあんまり速度差ないので、あとから捲れないかな。
今日は天気も良いので、バイク(オートバイ)が多いですね。
そして天気が良い。
後半のループ橋のあたりでは富士山が超キレイに見えて、クルマやバイクの人が写真を撮っていましたが、私の写真はありませぬ。
うーむ、
やはり心肺は持ちますが、脚がキツいですね。
痩せろって話ではありますが。。
柳沢峠到着。
1時間14分かかってしまいました。
柳沢峠は、富士川水系と多摩川水系の分水嶺なので、それなりにランク(分水嶺フェチの私的に)の高い峠なのですが、ほんと、この看板、絵にならないです。
富士山は見えました。
ここには食堂もあります。
なぜか峠の上の食堂って、どこも肉うどんがウリのようなのですが、今日は食事はせず、自販機で水だけ補充して、反対側を下り始めます。
多摩川を源流から下っていきます。
アマゾンの安ウィンブレを着て下り始めますが、標高が高いこともあるんでしょうが、ムチャムチャ寒い。
これ、風通しまくりじゃん。。
ちょっとヤバいんじゃないかってくらい寒いです。
そして柳沢峠の東側の下りは異常に長いです。
ところどころにトンネルがあるのですが、下り坂のトンネルでクルマに抜かされるときなんてかなり緊張感高まるのですが、寒すぎて自分の意思で自転車を操縦できなさそうな感覚に陥り、キケンです。
あまりの寒さにところどころ止まりながら下ります。
こちら、花魁渕のある一ノ瀬渓谷の辺りですね。
超山奥です。
ところどころで上ってくるロードバイクとすれ違いますが、東から柳沢峠上るのとか、気が遠くなるなぁ。
塩山からの17kmに対し、奥多摩駅からは実に40kmです。
そんなこんなで下ってると、丹波山村に着きます。
さて、ここは思案のしどころです。
どうやって帰るか。選択肢を決めるのは今です。
①もっともグウタラなのは、このまま多摩川に沿って奥多摩駅まで行き、そっから輪行。峠はもうなし、全走行距離56km。
②峠は超えたくないけど距離を稼ぐなら、さらに多摩川に沿って走り家まで自走。峠なし、全走行距離123km。
③この前下ってきた風張峠をこっち側から上り、檜原村に下って五日市へ。峠1個、全走行距離89km。
④ここをすぐに右に曲がってちょい峠を超えて小菅村に至り、さらにこの前行った鶴峠を超え、上野原へ。峠2個、全走行距離75km。
②はかったるすぎてないかな。
そして、クルマもほかのロードバイクもなるべく少ない方がいいし、奥多摩や武蔵五日市から輪行するのは、こんな天気のいい日、電車も混んでそうだから避けたい。
何より寒いので、これ以上下りたくない。とりあえず上りたい。
というわけで④でいきましょう。ヒルクライムの練習だし。
そういうわけで、多摩川に別れを告げて右に曲がります。小菅村までは大した峠ではない想定です。
上り始めると、なにやら「ローラー滑り台」の看板があります。そういえばそんなのここら辺あったかも。
っと。
ちょ。
なによこの坂。
上りたいって思ったのは確かだけど、いきなり壁です。ガーミンは18%を表示してます。
意地で上るしかありませんね。
ローラー滑り台の駐車場を横目で見ながら死にそうになって上ります。
駐車場にはオートバイが何台か止まってます。オートバイ乗ってる人ってけっこうオジサンだと思うんですが、滑り台とかやったりするんでしょうか。。
18%の激坂は200mほどで終わり、やや平坦な区間に入り、とりあえず死なずに済みました。
しかし、この峠、これでは終わってくれません。
しばらく行くと再び12%程度の斜度が襲い掛かってきます。
なんなん。
丹波山から小菅に抜けるちょい峠だと思ってたのに。。超キツいです。
これでこの峠、名前もついてなかったらマジで切れるぜ。
頂上到着。
なんの看板も標識もなし。。
いままで上ってきた道がすっと下りに変わるだけ。。
なんなん。。
ちなみに、後から調べたところ、この峠は今川峠という名前らしく、奥多摩・山梨らへんのローディーの間ではそこそこ名の知れた激坂峠のようでした。
今川峠を下ると小菅村の役場前に出ます。
ここでもなにか補給しようかと思いますが、とりあえず自作ジェルとアミノバイタルがまだあるので通過します。
ここから、2週間前にも上った鶴峠の上りです。
鶴峠は、大したことない峠というイメージだったのですが、今回、ガーミンで斜度表示してみたらコンスタントに12%でした。
割とキツい部類ではないですか。。
これならヘロヘロになっても当然、と意味の分からない安心感を抱きつつ、本当にヘロヘロになりながら鶴峠到着。
ちょうど反対側から上ってきたローディと挨拶します。
今日は週末だけあって、すれ違うローディも多いですね。
こっからは、基本は鶴川に沿って上野原まで下るだけです。
途中、ていうかなんでここで上らせるわけ?というアップダウンが何ヶ所かありましたが、なんとか上野原駅に到着。
結構上った印象あったのですが、獲得標高は2000m行きませんでした。
駅前のスーパーでビール買って、一人優勝です。
とりあえず、ウィンブレはちゃんとしたの買い直さないと。。
しゃべった人。
道中で会ったりすれ違ったり抜かされたロードバイクの人と挨拶、10人くらい。
上野原駅前のスーパーのレジのおばちゃん。
以上(マジか笑)。
ではまた。