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食欲とマラソンの両立を目指しています

自転車復活中~檜原村ライド

皆さんこんにちは。


年度末の有休消化で本日金曜日は休みでした。


長野マラソンはまだ諦めていませんが、ケガして以来、すっかり頭の中は自転車に切り替わっています。

で、イベントがないとモチベーションが保てないワタクシは、5月14日の車坂峠ヒルクライムというのに申し込んでみました。
kurumazaka.jp


ここは長野県の小諸のあたりから浅間山の西麓を上っていく道で、峠走でもいつか上ってみたいと思ってたところ。
距離もあり、割とキツいのではないかと思っています。


そうと決まれば、ヒルクライムの練習が必要です(マジ苦手)。自転車で山に行きましょう。
ちょっと天気が心配ですが、どうも曇りではありますが雨はなんとか大丈夫そうです。


車坂峠のことを考えれば、長い距離を淡々と登り続ける富士山五合目や柳沢峠がいい練習なんでしょうが、なんか気分的にそんな遠くまで行く気にならないので、まあ久々でもあり武蔵五日市から檜原方面にしましょう。

こんなルートを考えました。

武蔵五日市駅を出発して檜原村方面に向かい、東京のサイクリストにはおなじみの都民の森を経て風張峠へ。
そこから奥多摩湖までダウンヒルし、小菅村に入り進路を南に変えて鶴峠へ。
さらに南下した後、甲武トンネルへの上りを登坂し、トンネルを抜けて武蔵五日市駅へ。

トータル約100kmのコース、峠は全部で3回の模様。

バイクは、この前のRidleyではなく、FocusのCAYOにしました。こっちのほうが若干軽い(はず)なので。


家から武蔵五日市駅までは、昔は多摩川を遡上して自走していたのですが、もはやそんな元気はありません。
輪行で行きます。最寄り駅での解体と、乗り換え時のえっちらおっちら、現地での組み立ての手間を考えてもこっちのほうがよいです。

自走しても輪行しても、時間は約2時間で変わらないのですが。。


ちなみに、輪行ですが、私はモンベルのコンパクトリンコウバッグというのを使っているのですが、おそらくこれが一番カンタンに輪行できる優れモノ輪行バッグだと思います。いつか長男と自転車乗りに行ったときも、同じの買わせました。
こんな感じで電車に乗せます。

バッグといいつつ、実は下が完全には閉じていないのがミソです。


そんなこんなで武蔵五日市着。

今回、武蔵五日市発のループコースにしたので、峠走と同じく、走り終わったあとの着替えとか荷物をコインロッカーに預けられたのはよかったです。

出発。


漕ぎ始めてすぐに、
①尻が痛い
②すでに脚が動かない
の2点に気づきます(笑)。

そういえば自転車に乗ると、尻が痛くなるんでした。
そして、2年ぶりに自転車乗ってからまだ3日しか経っておらず、普段使わない太腿が筋肉痛状態でした。。

こんなんで峠3つ、100kmも走れんだろうか。


武蔵五日市から檜原村にいく道は、サイクリストのメインストリートとなっているので、週末だと速い人たちにビュンビュン抜かされてたり、ほかのサイクリストが気になってしまうのですが、今日は平日なのでだんれもいません。

よって、のんびり行きます。


檜原村役場まで約9.5km。
ここを左折し、徐々に上りになりますが、まだ斜度は大したことなく、平坦区間も結構あります。

しかし脚動かねーな。


17kmくらいの上川乗の信号を過ぎた先の坂で早くもインナー解放。
いいんです、こっちは久しぶり、初心者に毛が生えた程度の走力なのですから。

性格的には、多少坂がきつくてもムリして重めのギアで上ってしまおうと思いがちなのですが、今日は斜度に応じてこまめにシフトしました。
フロントもしょっちゅうインナーとアウター切り替えましたね。面倒だから普段あんまりやらないこと。
電動シフトだとこういうのはラクです。


そんなこんなで、数馬の先の坂もクリアして都民の森(29km過ぎ)です。
今日唯一偉かったのは、ふつう都民の森で一休みするのですが、横目でチラ見しただけで止まりもせずに風張峠を目指したとこ。

ま、どうせあと数百メートルだろ、と思ってたからなのですが。。
※実はまだ3kmほどあった。。


そんなこんなで、スピードはめちゃ遅ですが、武蔵五日市から、信号を除いてはノンストップで風張峠に到着。

「風張」というと、ワタクシがいつも峠走で「風張林道、風張林道」と騒いでいますが、風張峠はこの風張林道の終点でもあります。しかし、今回は風張林道経由ではなく、都道奥多摩周遊道路)経由でここまで来ました。
風張林道は激坂ルートとして有名なのですが、車坂峠の斜度を考えても、激坂を上る練習は必要ないので(てゆーか上れない)。


こっから一気に奥多摩湖まで下ります。寒いのでウィンブレを着ます。
北側斜面のため、昨日の雨で路面がまだ濡れているので、スピードあまり出さずに行きます。

途中で奥多摩湖が見えましたが、いまいち木の陰ですね。
そして水が少ない。


奥多摩湖まで下りたら西へ進路を変え、奥多摩湖の上流に向かいます。
少しお腹が減ってきましたが、補給できそうな場所はまるでございません。。
だいたい、こういうところって、予想以上に何にもないことがほとんどなんですよね。。

小菅村に入って、今度は鶴峠を目指しますが、川沿いを走ってるハズなのに、ところどころでプチアップダウンがあるの、これなんとかしてもらえませんかね(笑)。
ちゃんと川に沿って道路通せばいいだけなのに、なんで上らせてそして下らせるんでしょうか(謎)。。


そして、鶴峠への本格的な上りがマジきつい。
脚が動かないのもそうですが、腰が痛い。
そうだった、自転車乗ってると腰が痛くなるんだった。


鶴峠というのは、もともとそんなにキツい峠ではないハズなのですが、最後はインナーローまで持ち出す始末。
道路工事していて片側通行になってる箇所があったんですが、対向車待たせて通してもらってるのに歩くくらいのスピードでえっちらおっちら。。
マジでスンマセン。これでも一生懸命やってるんで。。。

鶴峠。54.5km。


再びダウンヒル
あー、鶴峠は逆側上った方がさらに辛そうだな。

ダウンヒルが終わると基本的に川沿いを下っていく道。
桜も結構咲いていたので、どっかで桜の写真を、と思っていたので一枚。

もうちょっと沢山咲いてるところで撮ればいいものを。。


お腹はさらに減ってきました。
途中1軒お蕎麦屋さんがありましたが、下り基調のとこだったのですっとばしてしまったのを激しく後悔。
二度とお蕎麦屋さんがルート上に現れることはありませんでした。。


棡原の集落に到着(71km)。
こっから甲武トンネルへの上りが約4kmあるので、ここで最後のアミノバイタルを摂取するとともに少し脚を休めます。


上り始めてすぐに、今日初めてほかのサイクリストに遭遇。修理しているように見受けられたので
「うぃっす、大丈夫っすか」と声をかけますが、大丈夫とのこと。ま、見た感じただのパンクですね。
なのでそのまま通り過ぎます。

ていうか、見るからに速そうな人で、ワタクシに対する応答もなんか上から目線。。
※だいたい体形が違うよな。。
あー、ぜったい後からコイツに抜かされるんだろうな。。


途中で、日本の原風景、というか典型的な日本の田園風景に出会ったので、写真撮ります。

こういう風景が好きです。
この間に抜かしてほしかったんですが、まだ来ませんね。。


で、甲武トンネルの手前の最後の上りで、颯爽と抜かしていきましたよ、挨拶もせずに。
まあ、いいんです、こっちは初心者に毛が生えた程度のつもりなので。

甲武トンネル着。75km。

甲武トンネルは全長954mとそれほど長くはありませんが、トンネルは危なくて本当に嫌いなので、ヘッドライトと尾灯を点灯させ、一気に走り抜けます。
幸い、やや下りだったのと、平日だったこともありトンネル通過中は他のクルマに抜かされることもなく、無事通過。

┐(´д`)┌ヤレヤレ

さあ、あとはダウンヒルで上川乗まで下り、檜原村役場を経由して武蔵五日市に行くだけ、基本的にもう上りはございません。


武蔵五日市の駅についても97kmくらいだったので、100kmにするために少し行き過ぎて戻りました。
そしてそこでまた疲れました。。

獲得標高約2000mは、久々にしてはまあまあ上った方ではないでしょうか。


駅のコンビニでビールを買って、一人優勝。


久々の自転車遠出、疲れましたが、楽しかったです。
しかしまだまだ練習が必要ですね。こんなんでは本番でケツ走ることになってしまいます。


ではまた。