速報にコメントやスター頂いた方、ありがとうございました。
走り終わったあと、脚は動かないし、何か気分も優れず、帰宅してから3時間ほど昼寝してました。さっき起きて、たらふく食べて飲んでるとこです。
気温が高いコンディションのなか、どうなることかと思いましたが、何とかサブ315できました。
忘れないうちに、簡単にレポします。
暑くなるので、服装は、昨日書いたように、薄手のシングレットに短パン。シューズはハンゾーR。頼むよ、ハンゾー。
うちから会場までは電車と徒歩で1時間半くらいかかります。地下鉄南北線で赤羽岩淵まで行くのですが、地下鉄の中には制服来た学生と親御さんの2人連れが何組もいます。入試なんでしょう。頑張れよー、おっさんも頑張るけん。
9時半スタートなので、8時45分頃到着。
会場はこんな感じです。
いい天気ですが、この後、どんどん気温が上がります。
受付してゼッケンもらい、9時15分くらいに走る格好になります。
コースは、最初1kmくらいで折り返してスタート地点まで戻り2km強をこなし、その後は片道2.5kmのコースを8往復。給水は2.5kmごとにあります。
今日の約束は2つ。
2.5kmごとに必ず給水し、予め決めていたタイミングで必ず補給すること。私は、走ってるリズムを乱されたくなくて、結構給水をガマンしてしまうのですが、今日は暑いので、必ず給水を毎回摂ることにします。
もう1つは、絶対に歩かないこと。タイムもさることながら、42.195kmを走り切りたいのです。
レポですが、10kmごとに見ていこうかと思ったのですが、単調なコースなので、あまり覚えてないのです。。
0-10km
フルと30kmは同時スタートでした。柏の葉レースのときに出場していた東海大学の選手が、今日も30kmに参加してました。またこれ、何回も抜かされるんだな。。
ま、これも何かの縁です。次回箱根駅伝から東海大学を応援することにします。
スタート。
435プラスマイナス5秒で刻むことを心がけます。最初はいつものことながら速くなりがちなのですが、今日は、走り始めて200mくらいでガーミンが420とか表示してたので、その時点でグンとペースを落とします。入りの1kmは431。ちょっと速いけど、私にしてはよく落としたと思います。
1kmちょっとで折り返してスタート地点に戻り、ここから8往復です。
すぐ後ろに別のランナーがつけていますが、気になるというより、むしろ一緒に頑張っていきましょう、という気持ち。先は長い。ところが6kmくらいのところで落ちて行ってしまいました。
2往復目。結構なスピードの女性ランナーに抜かされます。10時スタートのハーフの選手でしょう。Sayskyの花柄のランシャツ着てます。これ、もともと「これ女子が来てたら超絶かわいいだろうなー」と思ってたウェアです。思わずついていきそうになりますが(バカか(笑))、「だめだめ、これついていっちゃダメなやつ」と自制します。
10kmまでは、10km目のラップがちょっと速くなってしまいましたが、おおむね430-435の間で刻むことができました。まだ暑さもそれほどでもなく、余裕があります。
10-20km
いろんな距離のレースを同時にやっているので分かりにくいのですが、スライド区間でフルのゼッケンつけている人をチェックすると、どうやら私は6番手を走っているようです。先頭の若者はかなり速い感じです。顔色一つ変えずに飛ばしています。
このあたり、もうあんまり覚えていないのですが、あと何キロとか考えずにとにかく無心で刻むことを心がけました。気温は結構上がってきましたが、毎回必ず給水しているおかげか、それほど堪える感じではありません。
ここで大変なことに気づきました。着替え持って来るの忘れたわ。上に着るパーカーとスウェットパンツはありますが(着てきました)、着替えのTシャツ忘れました。げ、汗だくのシングレットの上にパーカー着て帰るのか。。
今、そんなことどうでもいいだろ(笑)。
15kmの手前で、最初の補給。塩飴ジェル投入。ここからは5kmごとに補給します。
20kmまでの区間も、いい感じで刻めました。
20-30km
かなり暑くなり、435刻む脚も少しづつ重くなってきます。
そろそろ時々弱気の虫が出てきます。そのたびに、「アドレナリン、アドレナリン(キリッ)」と心の中で唱えます。言えば出るのか、アドレナリン(笑)。
「だが走る」「苦しみはいつか消える、諦めた事実は永遠に消えない」に加えて、最近の私の流行りは「Finish Strongly」。最後まで力強く、力強く終わりたい。
すれ違う人たちもみんな暑さで辛そうな顔してます。私もだいぶキツいですが、「力強く、力強く」と思いながら、平静を装って走ります。誰も見てないけど。。
この区間で、最初のコムラケアゼリーを投入します。少しだけですが、左ふくらはぎが怪しい兆候を見せ始めたので。脚が攣ったら一貫の終わり。脚攣り恐怖症です。
30km-フィニッシュ
一気にゴールまで行きます。
30km。前回はここから崩れました。今回は負けません。
32kmちょっとのあと10km地点の折り返しで、「さあ、ここからだ」と気合いを入れ直します。435を刻むのもだいぶキツくなってきました。でもあと2往復。
「アドレナリン、アドレナリン(キリッ)」
暑いはずなのですが、アドレナリンのおかげであまり気になりません。でも、すれ違うランナーの様子を見ると、みんな辛そう。私も辛いはず。。
先頭を走っていた若者とはもうすぐ周回差がつきそうです。でも、彼も脚が攣ったのか、立ち止まってストレッチしています。すれ違うときに、コムラケアゼリーのもう1つを渡してあげようかとも思ったのですが、渡さなくてよかったです。なぜなら後で私がもう1つ使うことになったから。。
結局32km以降は435が刻めず、ペースが徐々に落ちていきます。弱気になり始めたのか、変な計算を始めるようになりました。ここからキロ5でも315行けるよな、とか。。
ダメです。キロ5でもいいと思って落ち始めると、へばって落ちたときにはキロ5なんかじゃ済まないのです。とにかく、あくまでも行けるところまでペースを落とさず食らいついていきます。
37kmの折り返し。最終周回。あと5kmです。この5kmの前半2.5kmが本当に辛かったです。さすがに暑いし、もう表情も平静ではなくなっています。まだ5kmもあるんですが、ここで力を緩めたらズルズル行ってしまいます。とにかく全力を出します。
といっても、ペースは徐々に落ちていきます。一時は454まで落ちました。キロ5は絶対に見ない、そう思って食らいついていきます。
ここで再び脚が怪しい感じになってきたので、2つ目のコムラケアゼリーを投入。何としても脚攣りだけは防がなくてはなりません。
最後の折り返し、あと2.5km地点で、3時間1分45秒くらいだったと思います。このままいけば315確実ですが、何があるか分からないので、全く安心できませんでした。でも、ここまで来たら、気合で行くのみです。ペースを上げます。すごく上げてるつもりだったのですが、あんまり上がってませんでしたが。。
一つ前の順位を走るランナーが200mくらい先に見えます。折り返すたびにいつも気にしていたのですが、お互い大きく崩れることなくここまで来ました。追いつくことはできなさそうですが、離されないように、気持ちとしては引っ張ってもらいます。
高崎線の鉄橋をくぐると、ゴール地点が見えてきます。さすがにもう大丈夫でしょう。
Finish Stronglyとなったかどうかは極めて怪しいですが、なんとかゴールに飛び込みました。3時間13分52秒。やりました!
もう走れません、ていうか歩けません。
記録を見ると、フル出走したのは24人ですが完走は13人。暑かったので正しくDNFの判断をした人も多かったんでしょう。
今回、315を何としてもやりたかったのは、一つの区切りとなるタイムというのもあったのですが、もう1つ理由があります。
私の会社の後輩でもありラン仲間であるM君。私より15歳も年下なのですが。彼はたぶん10年くらい走っているのですが、どちらかというとファンラン路線です(練習メニュー的なこと、全然知りません)。ところが、一昨年のニューヨークシティマラソンに出場し、初フルマラソンでサブ315というとんでもないことをやってくれたのです。
もっと上を目指せばいいのに、と思っているのですが、彼はそれ以降、またファンランに戻ってしまいました。もちろん、無理強いするつもりはないのですが、彼にもう一度レースに出てもらいたいな、と。で、できれば私も彼と競えるくらいになりたいな、と。
確かM君の記録は3時間14分53秒。彼にとって私は走力が一段下のランナーだったのですが、彼をもう一度やる気にさせたいと思っていたのです。
ちなみに、今朝の体重は61.5kgと、一時期の糖質制限にもかかわらず全く減っていませんでしたが、帰宅して測ったら57.5kgでした。体力使いますね、マラソンは。
沢山の応援コメントやスター、本当にありがとうございました。今年に入ってから、ちょっと出来過ぎの感じだったので、フル走ったらぼろが出るかと思うところもあったのですが、目標達成することが出来ました。まずは3.5ではなく、思い切って315を狙いにいってよかったです。
とりあえず、少し休みます。