皆さんこんにちは。
別大レースレポ、続きを書いていませんでした。
割と仕事が押してたことに加え、水曜日くらいからちと体調も崩してしまい(扁桃腺が痛い)、書く時間がありませんでした(雪も降ったし)。
ま、そうも言っていられないので、レース内容とその反省、いってみましょー。
まずはラップ。
5km毎の公式ラップ
1km毎のラップ
安定の、、
ビルドダウン。。
このラップ、30kmまでは5km20分30秒で順調に刻んでたのになぁと思ってました。
が、走り終わってから気づいたんですが、5kmを20:30のラップじゃサブ55までほとんど余裕がなかったんですね。。
ペース維持していっても2時間53分、30kmからペース落としたとすると415までしか落とせないじゃん。。
あれ、何か計算間違えてたかな、、
てへ。
スタート~5km(20:36)
スタートロスは24秒。まあ、速い人だらけのレースでスタートラインまで遠めなのでスタートロスは大きいと思ってたんですが、24秒というのは思ってたよりは小さい。
最初3kmくらいは410~415くらいでいこうと思っていたのですが、周りにペースを合わせていたら2kmのラップですでに405。
まいっか。
入りを抑える理由は最初に酸素負債を抱えないためなのですが、若干の下り基調ということもあり、特段このペースでもキツさは感じないので、そのままのペースで巡航に入ります。
ほどなく別府市街地に入り、昨日行ったラーメン屋の前や別府タワーの前を通り過ぎて5km通過。
そういえば、私よりもずっと肥えた体格の人が私を抜かしていきましたね、この区間で。
5~10km(20:24)
市街地なので応援は多いのですが、5kmを過ぎたところで野球少年の一団が手を出して応援してくれていたので、路肩に寄って全員とタッチ。
水戸の時もそうでしたが、応援に応えてあげると喜んでもらえるんですよね。
この区間、走りは無難。まるで無難。
橋を渡ったところで10kmの折り返しです。
10~15km(20:22)
せっかくのスライド区間なのですが、中央分離帯に植生があるので、すれ違うランナーがあまり見えません。
が、ちょうど植生が切れたところでナコラマさんに声をかけてもらいました。
ナコラマさん、今回は体調崩し明けなので、いけるところまで、30km行ければ上等と言っていましたが、元気そうです。
いとーしがいない、いとーしがいない。。
この区間でさきほど私を抜かしていった肥えた方を追い抜きます。
やはり体重には勝てないのか、と思いましたが、覚えやすい番号だったのであとで見てみたらちゃんとサブスリーはされてました。さすが。体重無関係の法則!
先ほどの野球少年が反対側に渡ってきてまた応援してくれていたので、またまた全員とタッチ。
おじさん怖くないからネ。
この区間も走りは無難。
15~20km(20:18)
この辺りから集団がようやく固まり始めた感じ。
でもワタクシは集団走があまり得意ではないので、少し間を明けて走ります。
長身ハデウエアランナーの方がいまして、この方はゴールするまで目印とさせて頂きました。20kmくらいまではワタクシの方がやや先行していて、この方に追いつかれると少しペースを上げる、というような感じで走っていました。
なんか曇ってて風も少し感じるようになり、やや寒い。
まあでも、緩い上りはキライではないので、走りはまだ無難。
20~25km(20:34)
ハーフ通過は1時間26分33秒。
自分ではここまで順調に来てたつもりでしたが、このハーフ通過タイムは水戸(1時間26分2秒)はもちろん、サブスリーすらできなかったつくば(1時間26分24秒)よりも遅かったんですね。。
この区間、こんどは下り区間のハズなのですが、なんか体感的には上りが続いているかのような錯覚が続きます。
おかしいな、別府からずっと上ってるぞ、いつになったら下るんだ、と思ってるうちに大分の市街地に入ってしまいました。
おかしい。。(←おかしいのはオマエだ)
少し頭が疲れて来たんでしょうか。。
いや、脚も疲れてきました。
25~30km(20:35)
脚がきつくなってきて、ラップも405オーバーが目立つようになりました。
27km過ぎで左折するところ、ここでずいぶんキツかったなというのを思い出します。心肺ではないですね。脚が重くなってきました。
このあたりで長身ハデランナーに抜かされますが、26kmくらいで摂取したヒミツジェルが効いてきたのか、急に復活します。
ホントだって。
このころから、走りに影響を与えるほどではないのですが、お腹が少し気持ち悪くなってきました。
気温が低いこともあり、給水をとりたくない気分になってきたので、給水は3回に1回くらいしかとらなかったです。
そんなこんなで、何とか30km。2時間3分13秒は早くない(水戸のときより1分遅い)のですが、なんか自分的には
「よし、30まで頑張れた、さあこっからだ!」という気持ちでした。
30~35km(21:38)
35kmまでは海岸沿いの道路をまっすぐ進みます。
さあこっからだ、という気持ちとは裏腹に、脚はどんどん重くなっていきます。
「410で走ってるつもりなのに420」現象が出始めています。
長身ハデランナーは20mくらい前にいますが、ほかのランナーに抜かされる数が増えてきました。
ここはふんばりどころ。
向かい風だし、35までなんとか420でこらえよう。
35km手前の橋で、折り返してきたtakawonさんにエールをもらい、元気が出ます。
あと少し。あと少しで折り返し。
ちなみにtakawonさんは、前日好き放題飲み食いしてたにもかかわらず、PB更新の2時間46分台。さすが。体重無関係の法則!
35~40km(22:34)
35kmまではなんとか420で持ちこたえました(だからそれじゃ遅いんだけどね。。)。
ところが35kmを折り返した後は、追い風のハズなのにそれ以上に走れなくなっていました。
フォーム改善により脚攣りから解放されたハズなのに、油断してると脚が攣りそうな気配です。
※ちなみに今回もコムレケアゼリーは2つ投入しました。
いかんいかん。
攣りそうな方の脚を庇いながら走りますが、それ以前に全身がもうすでに疲れてましたね。
35kmの後、橋を二つ超えるのですが、この橋の上り下りがキツかった。
このころになると、バシバシ抜かれまくります。
やだもう、毎回毎回35~40kmでバシバシ抜かされんの。。
40km~フィニッシュ(9:51)
ぶっちゃけ、35kmまでは持ちこたえた気でいたので、その後だいぶ落ちたものの、55分切りはもしかしたらダメかな、くらいに思ってました。
で、40kmで時計を見たら2時間47分を超えていて、もしかしたらでなく、まるでムリなことが判明。。
それどころかPB更新も難しそうです。
そうなると、次の境界線はサブスリーなので、気持ち的には一気に緩んでしまうところだったのですが、35~40kmであんなにも抜かされまくったのに、長身ハデランナー氏だけは引き続き私の20m前を走ってるんです。
じゃ、抜かしに行くかな。
いやいや、序盤から近くを走ってたランナーが今も近くにいるだけで、ワタクシの気持ちを維持するには十分です。
(ま、結局抜かしたんですけどね)
もうタイムは狙えないので、全力を出すことだけを考えて走ります。
競技場に向けて最後の角を右折して、意外と競技場までの距離が長くて絶望的になりましたが、なんとか競技場へ。
入ったところでナコラマさんが応援してくれてました。
なんかサブスリー界隈の人たちがラストダッシュしてて、割とすごい光景だなと思いながら走ってましたが、ここで56分台もムリなことを知り、あー残念と思いながら57分16秒でゴール。
出し切ったはずなのですが、ぶっ倒れるわけでもなく、成し遂げた感もあまりないです。
それでも、フルマラソンを走り終えたという安堵感はありました。
そうこうしているうちに、競技場の時計は3時間に近づいています。
MCの人が「あと10秒で3時間です!」とか言ってます。
3時間に間に合うかどうかの瀬戸際の人たちがゴールになだれ込み、時計が3時間を超えた瞬間に会場全体から
「あーーー。。。」
という人生で聞いたなかで最大級の溜息が。。
目が悪くて見えなかったのですが、その「あーーー。。。」のなかに、まさかおじさんズの監督、いとーしが含まれていようとは。。
ゴール後、帰宅まで(約7:30)
寒いので着替え場所である体育館に行って着替え、とりあえずは別府行きのシャトルバスに乗ります。
ワタクシは本日最終便(19時50分発)で帰京しなくてはなりません。一杯やる時間あるのかな。。
バスに乗るまでに割と並び、さらに大分市内が割と渋滞していたこともあり、別府に着いたのは17時前だったと思います。
おまけに、まあフルマラソンの後は概してそうなのですが、今回は特に胃腸がやられてたらしく、バスのなかでマジで具合が悪くなる始末。
おそらく、スタート前に漏出したジェルを補給するのに使ったリアルゴールド、そのあまり分を飲んでしまったため、カフェイン過剰になったのではないかと思われます
(ヒミツジェル以外にもスタート1時間前に200mg摂取してるんで)。
いとーしとナコラマ氏は後泊するということなのですが、私は時間もないしグロッキー状態でありましたので、とりあえずどっかのフードコートに入って何も頼まずにウダウダだべっておしまい。
次回出ることがあれば、後泊したいですね。
なにしろ、フルマラソン前は温泉に入るのはよくないと信じてるので、せっかく別府に来たのに温泉にも入らずに帰ってしまったわけですから。。
で、17時50分のバスに乗り(空港が遠い)、最終便で帰京しましたとさ。
今回の反省はまた別途書くかもしれませんが、一言で言うと。
サブ55できると思っていたのですが、今回の走りで、別に調子悪かったんじゃない、これが、つまり56~57分が自分の実力なんだ、というのがよく分かりました。
次戦かつ今季最終戦である板橋に向けてリスタートします。
ではまた。