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搭乗券にSSSSと表示された件

なんか飛行機の搭乗券にSSSSと印字されたら要注意みたいな記事を以前に見出しだけ見た記憶がある。自分がそうなった笑。

今週は日本出張で、土曜の飛行機でニューヨークに戻ってきた。その戻る便で、わたくしの搭乗券に SSSSとSが四連発。インパクトあるなー。

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ネットで調べてみると、SSSSというのはSecondary Security Screening Selectionの略で、2次的セキュリティチェックの対象だということ。米国発着のフライトで、FBIの要注意人物リストに名前がある人がSSSSとなるが、リストに名前がなくてもランダムに抽出されるらしい。特に

  • 直前に航空券を購入
  • 現金で購入
  • 片道だけ購入
  • 危険と見なされる国からの発着

といった場合にSSSSとなる模様。

わたくしは、走ることを趣味にしている、わりとマジメな日本企業の駐在員であり、決して怪しいもんではなく、上のどの条件にも当てはまらない。はず。

大体、行きのフライトではそんなこと起きなかった。

帰りのフライトで唯一思い当たる点と言えば、事前にオンラインで座席を指定するとき、直前に3回くらい座席変更したことくらい。ま、怪しいっちゃ怪しいのかな。

 

で、まあ、 S4つの超ドSと認定されると何が起こるかをお伝えする。

  1. オンラインチェックインで搭乗券が発券されないしモバイル搭乗券も発行されない。そのときは、米国着のフライトだからいろいろうるさくて追加情報とかカウンターで言わないと発券されないんだろ、くらいに思ってた。
  2.  羽田のカウンターで搭乗券を発券するときもなかなか発券されず。米国での住所が登録されてないので教えてくれと言われ、オンラインチェックイン時に登録した筈の住所をもう一度伝える。それでも発券されず、お姉さんが別の人呼んできて端末見ながら何やらしゃべってる。「これが出てきちゃうんです」とか言ってる。いま思えば「これ」ってSSSSのことか。
  3. お姉さんは「大丈夫ですから」を連発しながらあれこれやって、ようやく発券。「お待たせして大変申し訳ございませんでした」と大変恐縮しているが、航空会社が悪い訳ではないので。「保安検査は優先検査の方に行って頂けます」と言うので、待たされたから特別にそうしてくれたんか、ぐらいにしか思わなかったが、受け取った搭乗券にはSSSSの印字が。。だがこの時点では記憶力のない頭はSSSSが何のことだったか思い出せず。
  4. 保安検査は優先検査なのでほとんど並ばず。いま思えば、検査に時間がかかるから並ばなくていい優先検査の方に行かせてくれたんだろう。だが実際は、カバンをX線に通したときにもう一度通すと言われて通したが、特に開けられることもなくOKで、それほど時間かからなかった。
  5. 今回、子供のお土産を買うのに免税店エリアをあっち行ったりこっち行ったりしていたのだが、なんか自分の名前が放送で呼ばれてるのに気付く。荷物全部持って搭乗ゲートに来いと。他にも何人か呼ばれてた。
  6. ゲートに行くと、そこで初めて追加保安検査に応じるよう言われ、ゲート脇の個室みたいなとこに連れていかれる。そこで靴を脱がされ、ボディーチェックをされ、ノートPCがあれば出すように言われる。あるので出すと、変な紙で私の掌とノートPCを拭って、外の機械みたいのでチェック。特に問題なかったので解放されるが、黄色いテープみたいなものをカバンに付けられ、飛行機に乗るまで付けておくように言われる。
  7. もう搭乗時間が近かったので搭乗の列に並ぶがここでやっと冒頭のおぼろげな記憶が甦り、そいえばSSSSってやばいやつじゃね? と思ってネットで検索し、ようやく理解する。
  8. 搭乗する際は特に何もなく普通に搭乗。
  9. なお、預けた荷物のタグにもSSSSの表示があるので、もしかしたら開けられているかもしれないが、後で見たところどうもその形跡はなかった。
  10. ニューヨークでの入国検査と情報が連動してるかは不明。入国検査は全く問題なく、いつものようにビザ種類と会社名を言ったらスムーズに通過。
  11. ニューヨークでの税関の通過も問題なし。現在は、米国の税関では申告書類も書かなければパスポートの提示すらしないので、当然といえば当然だけど。

 

ネットの記事によれば、カバンの中身を全部出させられるとか、ノートPCは起動させられるとか書いてあったが、そこまでのことではなかった。

しかし面倒くさかった。。あー、アメリカ嫌い。