皆さんこんにちは。
あれよあれよという間に立山登山マラニックまで1週間切ってしまいました。
一時期はまるでやる気をなくしていましたが、
ゼッケンも届き、
装備の準備をしているうちに、やる気が段々復活してきました。
装備についてはどこかで別途まとめておきたいのですが、その前に、暑さにめっぽう弱いワタクシ、暑さ対策についてはできるだけのことをやって臨もうと思っているので、それについて書いておきます。
立山で完走できるかどうかはひとえに暑さを克服できるかどうかにかかっていると言っても過言ではありません。
調べに調べて以下の暑さ対策をとります。
1. マジクール
まずは有名なマジクール。
ネットで1000円ほどで売ってますが、こんな水玉の柄のしか残ってませんでした。。
取り出すと、スカーフ状のペラペラの布なのですが。
水を含ませると(少し分かりにくいですが)このように膨張します。
この状態で、保水した部分が首の後方に来るように首に巻きます。
保水部分の水分が蒸発するときに気化熱を奪うため、それで首が冷却されるというしくみ。
試しに夏は暑くて入れない2階のトイレでこれを首に巻いて大仕事してみます。
いつもなら汗だくになるのですが、まあ大丈夫です。
効果のほどもともかく、装着感に著しい違和感があるとまずいのですが、どうもそれも大丈夫そうですね。
20時間効果が持続という点や、水分が蒸発してしまってもまた水を含ませれば効果が復活する点など、長丁場のウルトラマラソンや今回の立山にうってつけかもしれません。
はい、採用。
2. すずしん帽+メッシュキャップ
それから、げんまいさんの記事で教えて頂いたすずしん帽。
genmaigenmai.hatenablog.com
げんまいさんの記事では保冷剤を入れるタイプが紹介されていましたが、立山の場合、ホテルを出発(つまり冷凍庫を出発)してからスタート時刻まで2時間半、さらに日が出てくるまで1時間かかるので、すずしん帽の効果が欲しくなるまでに保冷剤が融けてしまう可能性があります。しかも制限時間11時間の長丁場。
実はすずしん帽には、保冷剤タイプのほかに保水タイプというのもあり、これはマジクールと同じく水を含ませその気化熱で冷却するというものです。
ま、マジクールと同じ原理なのですが、こちらは頭からの汗も吸収してそれを蒸発させるときの気化熱効果もあるようなので併用します。
こんな感じ。
げんまいさんの記事にもありましたが、すずしん帽のみ単体で着用すると怪しすぎるため、その上にキャップをかぶりますが、キャップはメッシュのものでないと熱がこもってしまいます。
ワタクシはやたらとキャップを持ってるほうなのですが、メッシュのものは一つもないじゃないですか。
いったいどうなってんだ(怒)。
仕方ないので急遽メッシュのキャップを購入です(ほんと、どんだけ立山に資金投入してんだオレ)。
マジクール首に巻いたり、すずしん帽かぶったりしてる時点で「見かけのことなどなりふり構わず」なのですが、やっぱりちっとキャップのブランドにはこだわりたい(←アホ)。
海外通販を利用するともはや間に合わない恐れがあるので、国内で買えるものということで、Cieleのキャップでメッシュのものを選びました。
思った以上のメッシュ感。
ん~、ちょっとデザイン的にはアレだが、トレラン風味ではありますね。
はい。マジクール、すずしん帽、メッシュキャップ、それにサングラスも加えた全部のせだとこんな感じになります(なってしまいます)。
※撮影の都合上、上裸になっています
3. 日焼け止め
太陽に当たると、というか紫外線に当たると体力を著しく消耗するため、日焼け止めを塗ることにします。
アタリマエだろ、何を今さら。
まあまあ。このワタクシが日焼け止めを使うことはとても画期的なんですってば。
いろいろ調べて、汗にも強そうなこれ。
スタート前(まだ日の出前ですが)にこれを塗りますが、どっかで塗り直しが必要になるでしょう。
しかし、これを装備に入れて走ったら重いので、100均のクリームケースに1回分を入れてトレランベストに入れておくことにします。
併せて、肌を露出していない部分にはワセリンを塗りたくります。これは汗冷え防止です(もちろんスポーツ腹巻も併用)。
4. 水をがぶ飲みしない
これは直接的な暑さ対策ではないのですが、暑いとつい水分を摂り過ぎてしまいます。
人間が1時間に吸収できる水分は600ml程度と言われているので、これを守るようにします。吸収できなかった水分はお腹に溜まってタプタプになるだけでなく、吐き気の原因になります。またジェルなどの糖質の吸収の阻害要因にもなりかねません。
これまで、キツかった両神山トレイルや、葛西7時間走とかで、エイドごとに水やスポーツドリンクやコーラをがぶ飲みしていました。
そして決まって吐き気に襲われていました。
暑いと、水分を欲しいだけ摂りたくなりますが、ここは冷静に分量をコントロールすることにします。
ま、暑さ対策としてはこんな感じでしょうかね。
さあ、どうなることやら。。