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パワーメーターを交換~さらばPower Tap

皆さんこんにちは。


ワタクシが毎週末ヒルクライムで乗ってるFocus CAYO(これがそもそも10年モノ)のホイールについてるパワーメーターであるPower Tap、こいつがとうとう寝っ転がって仕事をしなくなりました。

このPower Tapは、かれこれ11年前、まだパワーメーターが今ほど普及していない時期※に、某英系通販業者で320ポンド(約5万円)と当時にしては破格のセール価格だったため買ったやつでつ。
※当時は、パワーメーターといえば、金が余って困ってるひとしか買わないSRM、今は全く聞かなくなったBB組み込み式のergomo、そしてハブ計測方式のPower Tapの3つくらいしかなく、ペダル式もパイオニアシマノも、まして4iiiiなぞ気配すらない時代でした。


まあ、古いだけあってちょっと落ち込むほど重かったりしたので、レースはもちろん、ロングライドのときにも家で留守番させられることの多いヤツだったのですが、ローラー台用途を中心に長きにわたりワタクシの貧脚ぶりを立証した立役者(笑)でありました。


ところが。

柳沢峠に行ったときに乗り始めてすぐに1500Wとかいうわけわからん数値を表示し始めて、何度かその場で校正しているうちになんとかそれっぽい数字を示すようになったのが2週間前。

この前の金曜日によみうりVロード15本やった時も、出発してすぐにご乱心となり、しばらく全く数値を読まなくなったかと思いきや、帰り道でいきなりまた1500W級の数値を表示し始めて、ワタクシのFTPを破格に更新(笑)しました。

そして日曜日に奥武蔵に行った際は、最初からアテにしてなかったのですが、これも峠を全て越えた後に越生駅に向かって平地を漕いでいるときにいきなり目を覚まして、今度は割とマトモな値を表示し始めました。


ま、寿命なんだか分かりませんが、もはや全く使い物になりません。



車坂峠ヒルクライムに挑んでいる今、どうしましょうか。


①パワーメーターなしでガマンする
②新たなパワーメーターを調達する
③まともなPower TapがついているRidleyで車坂峠に出る


やはりヒルクライムというのは、斜度によって速度が大きく変わるので、パワーという普遍的な尺度でパフォーマンスを管理するのが重要なんです。よって①はないかな。


③もね、見るからにエアロバイクの形状したRidley Noah Fastでヒルクライムに出るっていうのはないかな。
だいたい、Focus Cayoよりだいぶ重いし。



しかたありません、何らかのパワーメーターを調達しますか。



いま時分、以前に比べてパワーメーターの普及度は破格に進んでいるのですが、値段は実はそれほど下がっていません。
SRMのように20万円コースというのは見なくなりましたが、それでも10万円コースは当たり前。


いろいろ探しても、以前のように5万円程度で買えるPower Tapもないし。。

ていうか、Power Tapなんて買っても今からホイール組みとかしてる時間ないし。


時間がない中、10年前のロードバイクに搭載するには、ポン付けできるペダル型しかないすね。中古品でいいんです。


辿り着いたのは、ペダル型Garmin Vectorの最初期型の中古、22,000円。
結局片側計測。

古さ加減が母体と同じくらいだからいいんじゃないでしょうか。


むちゃ古いので、Garmin745に正しく表示されるかちと心配でしたが、そこは同じGarmin、ちゃんとできました。



さて、退役させたPowerTapが付いているホイールは、パワーメーター機能がないならただの鉄下駄ホイールです。こんなの履いてても仕方ないので軽いやつに替えましょう。


タイヤはもと履いていたContinental Grand Prix 4000を引き続き使うので、付け替えます。

ちなみにカセットも11-28は1個しか持ってないので移植です。

すっきりして300gほど軽量化できました。



うむ。

自転車イジってたら楽しくなってきてしまいました。



いかんいかん、のめり込んで本気で熱を上げてはいかんヨ。

あくまでひとときの人、本気で好きになってはいけないお方ですからね。




ではまた。