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食欲とマラソンの両立を目指しています

柳沢峠 峠走33km

10月しょっぱなの峠走です。

手軽に行ける峠がだいぶ尽きてきたのですが、緊急事態宣言解除直後の土曜日朝の始発東横線には乗りとうないので、今日は山梨方面にします。

 

比較的大物な峠である柳沢峠にしました。塩山駅から上ります。

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大物といっても、国道が通っているので激坂はありません、たぶん。

片道16kmのうち前半8kmは5月に行った上日川峠と同ルートで新鮮味にもやや欠けますが、多摩川水系富士川水系分水嶺である重要な峠なので、分水嶺フェチ的には走破しておきたいところ。

上日川峠が15.8km、平均斜度7.4%なのに対し、柳沢峠は16.8km、6.3%というスペック。距離は若干長いですが、斜度は緩いので、多少はラクなんではないかと。。。

 

上日川峠のときのレポはこちら。

theresalight.hatenablog.com

6時35分八王子発の中央線松本行きに乗り塩山に向かいます。

山梨方面に行くときはいつもこれ乗るのですが、いつもハイキング客で満席です。山に行く人たちの間では定番列車なのでしょう。

混むって分かってるので、せめて6両編成ではなく長い編成にしてほしいところですが。。

 

塩山駅には8時少し前に着きます。結構遠いです。

 

上日川のときと同様、駅から北に向かって、扇状地を上っていきます。最初の約8kmは5月に走った上日川峠と同じですが、上日川のときは最初国道ではなく併走する県道を走りましたが、全く同じもアレなので今回は最初から国道411号を走ります。

 

国道の方も6〜10%くらいの傾斜がずっと続くのですが、カーブもほとんどなくほぼ直線なので、先の先まで上りが続くのが見えてしまい、精神衛生上は極めてよくありません。

 

まあ、激坂ではないので戦えるレベルではありますがだんだんと日差しが強くなってきました。

台風一過の今日は平野部では30℃になるという予報でした。ここはそんなにはならないと思いますが、それでもだいぶ暑いです。

 

暑さでだいぶキツくなってきたところで、上日川峠との分岐点、距離のうえでのほぼ中間点を通過。

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この前はここを右折しましたが、今日は国道をそのまま直進、ここからが本格的な峠区間です。

 

嬉しい誤算だったのは、ここからの後半区間の方がだいぶラクだったことです。

 

一つは日陰が増えたこと。扇状地の果樹園地帯から山の中に入ったので、山陰や林で日差しが遮られる区間が多くなりました。トンネルも結構あります。涼しくなると俄然元気になります。

もう一つは、傾斜も全体的に緩くなったこと。扇状地の中はほぼまっすぐぶち抜いていた道路も、山の中に入ったらつづら折りが増え、その結果斜度が優しくなりました。

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地形上は、ここからが谷から稜線に向かって駆け上がる傾斜が急になる場所なのですが、そこは天下の国道。

林道や県道では基本、山肌に沿って道が引かれていたので地形が急峻なら傾斜もキツくなりましたが、国道411号は土木技術を駆使し、山肌無視して大きく蛇行し、高さ数十メートルある高架橋や、小さな尾根をぶち抜くトンネル、さらにはループ線で、全体としての斜度がせいぜい7~8%くらいになるように設計されてる様子。

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こんな感じです。

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車通りはまあまあ多いですが、概して路肩は確保されてるので、箱根のときのように死にそうになることはありませんでした。

ま、一度、道路脇から路肩に大きくはみ出て生えてるアザミに突っ込んだら一瞬でランシャツがトゲだらけになりましたが。。

 

峠まであと少しの地点。

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着きました。柳沢峠制覇ー。

この看板がイマイチすぎて全く絵になりませんね。。

富士山も見えてるのですが、写真が下手過ぎてイヤになります。

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あ―たぶんこの辺が分水嶺だな。。f:id:riruriruhkg:20211002215041j:image

まったく面白みのない写真ですが。。

左が多摩川流域、右が富士川流域です。左にゴロゴロ転がって行けば、家のそばの二子玉川までそのうち帰れます(笑)。

 

下りは惰性です。このくらいの斜度だと、ほぼ惰性で走っても440くらいで走れるのでラクです。

富士山はこっちの方がよく見えますね。

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上日川峠では下りで残り4~5kmになってからやたらと疲労して息も絶え絶えで何度も休みましたが、今日は無難に下りてきました。30km級の峠走にしては珍しいです。

 

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峠走で平均530を切ったのは久しぶりです。

ま、最初の頃は下りや最後の平地区間を一生懸命走ってたのでキロ5そこそこだった頃もあるので、そろそろ本腰入れて下りもマジメに走りますか。。

 

まとめると、柳沢峠は、斜度はキツくないけれど16kmほぼ上りっぱなしなので、ペースを上げて走るといい練習になりそうです。峠のタイプ的には、椿ラインに似てます。上日川峠よりは幾分ラクです。また、道は国道だけあって高規格です。

 

本当にどーでもいい話ですが、帰りに立川から南武線の快速に乗ろうとして待ってたんです。

立川駅で、途中停車駅の案内を英語でもやってたんですが、ま、こういうのも人工音声なんだろうけど、外国人が超苦労しながら停車駅を読み上げてる感が笑えました。

だいたい、快速の停車駅ってのが、分倍河原、府中本町、稲城長沼、稲田堤、登戸、武蔵溝ノ口武蔵新城武蔵中原、武蔵小杉、鹿島田。

登戸と鹿島田以外は外国人にはちと難しいでしょ笑。

 

夕方はプールに行きました。なんか緊急事態宣言解除後の新ルールなんだか、毎時55分~00分は全員強制休憩らしく、途中でレストが入ってしまいました。

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終わったところで超雷雨だったので、雨宿りしながら湘南国際の仮エントリーを完了。どうしようかな。。

 

ではまた。