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食欲とマラソンの両立を目指しています

水戸は中止。この際なので。。

本日、10月31日の水戸黄門漫遊マラソンの「オンラインによる大会への移行」が発表されました。


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あーあ、残念。

やる気消沈(全然走ってないくせに。。)。

 

ま、これはこれで仕方ないのですが、この際なので、マラソン大会の中止に関して思ってることを書きます。別に水戸だけを悪く言ってるんじゃありません。

多くの大会主催者が、開催に向けて最大の努力をしてくれていることは理解していますが、そのうえで、おかしな風潮が当たり前のように根付いてしまわないように、書いておきたいのです。

 

 

まず、オンラインマラソンなんて、大会でもなんでもありません。あたかも、マラソン大会には2種類あって、リアルからオンラインに区分変更しました、みたいな書き方はやめてほしいです。堂々と「できませんでした」と言ってほしいです。

その点、志賀ヒルは潔かったです。

 

それから、そもそも「オンライン」じゃないですよね。オンライン会議は会議の参加者とオンラインで繋がってるし、オンライン飲み会も参加者と繋がってます。オンライン授業も先生や生徒と繋がってます。

オンラインマラソン

誰とも繋がってないけど。

繋がってるのは、走った距離の証明をするためにGPSと繋がっているだけです。

コロナ禍における新しい様式でみんなおなじみの「オンラインなんちゃら」の一つですよ、みたいに言わないでほしいです。全然違うから。

 

 

たしか、水戸は参加費戻って来ないんですよね。エントリー時にそう書いてあったので、いまさら返せなどというつもりは毛頭ありません。

 

まあしかし、ここからはマラソン大会一般の話ですが、返金なしでも仕方ないという風潮ありますよね。

最近でこそ返金される大会が増えてきましたが、私は、返金されるのが当たり前だと思ってます。だって、やってないんだもん。

中止でもコストがかかってますから、と言われて納得する必要ないでしょう。

 

コンサートが主催者側の都合で公演中止になったら全額返金ですよね。

新幹線予約してて運休になったら、それがJRの責でない自然災害等が原因だとしても、全額払戻ですよね。「いやあ、運休でもコストかかってるんですよ」「はいそうですか、じゃあ仕方ないですね」なんてやりとりしないですよね。。

 

ちなみに、昨年米国にいたときは、お金を払った後に中止になったレースは、すべて何らかの形で全額返金されました。

ニューハンプシャー州の田舎の5kmレースなんて、あまりにローカルだからとても返金なんてされないだろうな、と思ってましたが、後日郵便で手書きの(きったない字でしたが)小切手が送られてきました。日本で言うランネットみたいなところに支払った手数料分も戻ってきました。この分なんて完全に主催者の持ち出しです。

 

中止なら返金、これが当たり前だと思います。

 

中止にするかどうかは主催者が決めるのに返金はしない、とかモラルハザードもいいところだと思います。

 

 

 

水戸走れなくなったショックで思わず書いてしまいました。

多くの、大人な穏健派の方の反感を買ったかもしれませんね。。

 

はやくワクチンが行き渡って、普通に大会が開催されるような日が来るのを願うばかりです。