紀伊半島旅行2日目の途中、答志島から鳥羽に戻ってきたところから再開です。
今回は4泊5日だったのですが、まあ、あと2回くらいで終わらせたいので3日目終了まで書いちゃいます。
2日目午後のメインイベントは伊勢神宮参拝。
これまで50年、伊勢神宮に参拝したことがありませんでした。
これはいけません。
伊勢神宮は外宮(げくう)と内宮がありますが、外宮→内宮の順で参拝するのがしきたり。
外宮の最寄り駅は伊勢市駅なのですが、ここはやはり、伊勢市の隣駅である由緒ある近鉄宇治山田駅から参拝します。
宇治山田駅は1931年に建設された当時の近代建築であり、構内に貴賓室を持ち天皇陛下の伊勢神宮参拝の際にも使われる駅ナノデス。
宇治山田駅から「あぢー、あぢーー」と言いながら7〜8分あるくと外宮に着きます。
外宮入口の鳥居。
外宮の正宮。
外宮から内宮は歩くと1時間ほどかかるのでバスで移動します。
内宮の門前にはこんな感じの通りがあって賑わってます。
内宮入口の鳥居
からの正宮。
なんか外宮は割とガラガラだったのに内宮は人が多いです。
みんなちゃんと外宮→内宮守ってんのかぁ?
こちらは別宮の一つ、荒祭宮。雨降ってきました。
神宮に参拝して清らかになったところで、宇治山田から本日の宿泊地である松阪に向かいます。
松阪に泊まると、松阪牛食べたい!とかいう声が上がるのですが、1人何万円もする松阪牛ステーキなど食べられませんので、地元食堂で松坂牛の焼肉定食を食べてとっとと寝ます。
3日目。
まずは朝ラン。
松坂城址まで走って天守閣跡まで上ってから川沿いに少し走って戻ってきました。
こちら城内の本居宣長旧邸。
湿度ぱねぇ。。
さて、今日からレンタカー移動です。
松阪から一気に熊野市まで南下。
一つ手前のインターで降りて海沿いを走ります。
こういうの好き。
こういう岩や断崖系の景勝地たちはこのほかにもたくさんあって、いちいち「おぉ~」とか思うのですが、ま、日本全国似たようなものはあるし、水の力と大地の動き、そして全ての源泉である太陽エネルギーってすごいよね、ということで雑にまとめときます。
鬼ヶ城の駐車場にあった熊野漁協のお店で買ったシラス丼と二色丼。
550円と600円。破格の安さで美味しい。
もー、胃袋がいくつあっても足りん。
ここで少し内陸に入って、丸山千枚田という有名な棚田を見に行きます。
自然の力による景勝地よりも、人間の知恵と努力の賜物であるこういうモノの方により惹かれるのは年齢のせいか。。
ここ、割と有名な観光スポットなのですが、駐車場タダだし、土産物売ってるわけでもなく、自動販売機の1台もなく、カネを落とそうにも落としようがないスポットでした。。
次なる目的地は、再び海に戻り、日本人のアイデンティティに対する不当な挑戦と闘った町、太地町です。
くじら博物館。
一応中ではイルカショーとかクジラショーもやってました。イルカだけ見ましたが、ショーに力を入れてる水族館系と比べるとライトでしたね。
くじら博物館を後にし、くじら丼を食べた後、本日の宿泊地、本州最南端の串本に向かいます。
串本といえば、紀伊大島と潮岬。
まずは紀伊大島にあるトルコ記念館です。
19世紀末期の1890年、トルコからの特使一行が来航、役目を果たしてトルコに戻る途中、台風に見舞われ乗っていたエルトゥールル号はここ大島の樫野崎灯台沖合の岩礁に座礁し大破。死者行方不明者587名(生還者69名)の大惨事となりました。
この事故の際にここ大島の人々が村を上げて救助活動に尽力したことで、日本・トルコの友好関係を一層強いものにした、それを記念した記念館です。
ちなみに2008年にはトルコの大統領が串本町を訪問しています。
実に立派な慰霊碑。
いい景色です。奥に見えるのが樫野崎灯台。
こんな大事な史実を学校で習った記憶がないのだが、なんでだろう。。聞いてなかっただけか?
今に至るまで続く日本とトルコの友好関係を築いてくれた大島の人々(とその先祖の人々)に最大限の敬意を表したいと思ったんですが、我々が通った島の主要道路は海沿いの集落をまるで通らずに本土への橋まで一直線だったので、集落を訪問できず(行けよ笑)。
で、夕暮れ時の本州最南端の潮岬を通って本日は終了(最後、雑(笑))。
1.5日分書くとやっぱ長いすね。。
ではまた。