毎週のように御殿場線に乗ってる気がしますが、まあ気にしないでおきましょう。
今日はLSDの日。多摩川や駒沢でLSDをやる精神力がなくなってきたので、遠足LSDで遠出です。
最近(私の中で)はやりのダム訪問をしたいのと、5月から丹沢の秘境ユーシン渓谷の玄倉林道が一部通れるようになったので、今日は丹沢湖(三保ダム)を経由してユーシン渓谷まで行ってみます。
takawonさんの実家テリトリーなので、サブエガランナーのルーツを辿る旅、とも言いますね(笑)。
尤も、玄倉林道は途中で通行止めになっているうえ、玄倉ダムが貯水していないため、有名なユーシンブルーを見ることはできないので、魅力7割減くらいですが、まあ、それでも秘境なので行ってみます。
天気はどんよりですが。。
先に。こんなルートでした。
谷峨駅を出て国道246号を渡るとしばらくはこんな感じの川沿いの快適な道です。
takawonさんはきっと幼少時この川で戯れていたことでしょう。
しばらく行くと、見えてきました、三保ダム。
こう見ると、重力式コンクリートダムのようにも見えますが、あの部分は吐水口部分なんですね。
ダム本体も見えてきました。ロックフィルなのでなだらかなのは分かるのですが、草原状になってるのは珍しいです。
そして、堤体を上れる道がちゃんとついていますね。これは盛り上がります(笑)。
さあ、いよいよここからダム堤体を上り始めます。
斜度は7〜8%ほどでしょうか。つづら折り状の坂道をもりもり上っていきます。
他に誰もいないし、草原状だし、気持ちよく上れます。坂練にもよさそうです。
上りきったところ。下流側。
いやー、いきなりしょっぱなからダム堤体を上れるロックフィルダムでしたね。
ひとしきり興奮した後、しばし賢者モード(笑)で丹沢湖畔を黙々と走ります。
やがて玄倉林道の入口へ。
いろいろ書いてあって車は今の時期通れるんだがなんだかわかりませんが、歩行者最強、 問題なく通れます。
遠いですが、ユーシンブルーっぽい水の色。
渓谷が深くなっていきます。
今回、予想とちがったのは、林道はほぼ常に川からだいぶ高い位置を通っており、川面が遠く木の影になってることが多かったこと。川に下りられそうなところは皆無でした。
ちなみに、峠走とまでいかないまでも、結構上らされましたね。。
やがて有名な新青崩隧道に着きます。
長さ327m。真っ暗とはきいていましたが、ま、少しは見えるだろう、ってんでジョグったまま進んでいくと、カーブしてることもあってやがて入口の光は全く届かなくなり、真の闇に。
ホントに何も見えなくなり、慌てました。目が慣れてないせいだと思ってしばし立ち止まりますが、やっぱり何もみえません。
あー、ヘッドライト持ってくるんだった。。
一旦は本気で撤退も考えましたが、スマホのライトでトンネルの壁を照らしながらそろりそろりと進むことに。。
やがて、カーブの先に出口の光が。。
ふーっ。
マジで真っ暗でした。。
なんか、練習してんだか探検してんだか分からなくなってきました。LSDは止まっちゃいけないんですよね、ほんとは。
トンネルを抜けるとさらに秘境度が増します。
そして玄倉ダムへ。
本来ならこの水門が閉まっていて貯水してあり、その水が青々としたユーシンブルーに輝いてるはずなのですが、まあ、仕方ありません。
(Travel book からお借りしました)
まあでも、こんな滝もあり。
こんな感じで。
こんなトンネルも。
やがて、通行止めに。。
谷峨駅からちょうど18kmほど。いい距離です。撤退します。
帰りに西丹沢県民の森に向かう橋まで下りて。
謎の記念写真。
昼過ぎにようやく谷峨駅に到着。
トンネルで歩いたり、写真撮りまくりで止まったりしたので、負荷あまりかからなかったです。。やはりLSDは止まっちゃいけませんね。。
帰りはなぜかイキッて松田からロマンスカーで。
結構止まるから、別に大して速くないんですよね。特急料金は座席代です。
ユーシン渓谷、秘境度は最高でした。全く誰にも会いませんでした。天気のせいもあるかもしれませんが。
早く玄倉ダム復活するといいです。さらに先までも行きたいし。
ヘッドライトは必須です。
止まりまくってあまり練習にはなりませんでしたが、天気もなんとか持って、いい土曜日でした。
ではまた。