アメリカはレイバーデイの3連休。
レイバーデイは夏の終わり。天候的にもそうだし、レイバーデイ明けの火曜日から学校が始まる。会社でも、レイバーデイ過ぎてるのにいつまで休み気分なんだ、みたいな雰囲気になる。ここからサンクスギビングまでの3ヶ月弱は、アメリカ人は働く。
さて、そういう夏休み気分最後の週末。みんな家族でバーベキューしたり、最後に旅行したり、そういう週末。
家族が帰国して一人の私は何をするか。。
もともと交遊関係が狭いうえ、単身赴任者がほとんどいないので、まあ、一人で走るくらいしかない。。
しかし、走るという趣味は、一日かかる趣味ではないので、単にそこら辺走るだけでは時間をもて余してしまう。
そうすると、遠出して走るしかない。。
というわけで、車で6時間かけてやってきました。メイン州の州都、オーガスタ。
3連休の初日だけあって、道はそこそこ混んでたねー。しかし、アメリカの北東部というのは、どこまでいっても景色が変わりばえしない。
基本、林。
飽きるわー。
6時間の運転の後であるが、休んでいるヒマはない。早速走ることにする。
オーガスタは、州都とはいえ、人口18000人余りしかいない。
見所を調べて写真を撮るというのが、ニューイングランドスタンプラリーのお約束であったが、調べても見所がわからない。。
とりあえず、州都なので必ずある州議会議事堂を目指すことにする。
はい。
どこの州も同じような形だな。。
議事堂の周りには公園があり、市民の憩いの場のはずだが、人はほとんどいない。そもそも人口が少ないのと、3連休なのでみんな出かけているのであろう。
公園から議事堂を遠望。
オーガスタはケネベック川に面してるので、橋を渡ることにする。橋からの景色。
戻ってダウンタウンの風景。
ちなみに、白人しかいない。アジア人、黒人、ヒスパニックの香りは微塵もしない。。人口の96%が白人らしい。
川べりに出てみた。
写っているのはさっき渡った橋。
この後、鉄道の廃線跡のトレイルを少し走るが延々と続いてそうなので引き返す。
廃線跡って結構好きなんだよなー。
昔はここを列車が走ってたのかぁ、と思うと、寂しい気分にもなるが、時代の移り変わりを感じるというか、昔に思いを馳せたくなるというか。
町の中心のロータリーにあったモニュメント。
何だかんだで14kmほど走ったが、ホテルからダウンタウンがほぼ下りだったので、帰りはきつかった。。
静かできれいな街だった。
夜、食事のために出かけたときは、少し肌寒いくらいだった。北緯44度のこの街は、いそいそと夏を終わらせて、秋へと急いでいるようだった。
