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食欲とマラソンの両立を目指しています

ほろ苦の車坂峠HCとランへの復帰

皆さんこんにちは。

 

今日は、自転車のヒルクライムレース、車坂峠ヒルクライムの日でした。

 

前日の天気予報によれば、頂上の気温3度で明け方雪、でその後ずっと雨、とか言っていたので、ツイッター上でもDNS宣言が相次いでおり、ワタシも「どーしよっかなー」と思っていたのですが、物理的に参加不能であるとき以外は基本的にDNSはしない方針なので、行くことにしました。

 

コースはこんな感じ。

前にも書きましたが、距離11kmの平均斜度8.7%というのはヒルクライムレースとしてはかなりエグい部類です(知らずに申し込んだ←アホ)。

 

 

さて4時起きで車で現地に向かいます。

雨はところどころでパラつきますが、それほど降ってませんね。

 

この車坂峠HC、ちょっと普通のレースと違ってて、駐車場が山頂にあるんです。

普通は麓に駐車場とかがあって、そこで受付してスタートし、ゴールしたら下まで下りてきて麓で表彰式とかモロモロがあるのですが、車坂峠HCはまず山頂(ここにスキー場があって駐車場もレストハウス的なものもある)まで車で行き、そっから自転車で下りてきて麓で受付、レースで上まで上ってそこでモロモロ、という流れです。

 

自転車でコースを試走してなくても、クルマで上まで行くときにコースが確認できるのはいいですね。

 

山頂に着いたのが8時前。下まで下りるのに30分くらいなのですが、レーススタートは10時40分なので、早すぎました。。

標高2000m超なので寒いですが、雪なんか降ってないし、思ったほど寒くなかったので、まあ天候コンディションはこんなもんでしょう。

 

下りる途中で撮った写真。
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天気はどんよりですが、小諸佐久地域ラブのワタシとしては撮らずにはいられない景色です。

 

結構斜度あるし10kmも下ったので、ブレーキ握る手が死にそうでしたが、なんとかスタート地点に到着。

 

割と地味。。f:id:riruriruhkg:20230514215744j:image

 

シフトチェンジを調整したり、トイレ4回くらい行ったりして時間をつぶしますが、自転車レースはアウェイ感がハンパないですね。しかも1人で参加してるし。。

 

 

この車坂峠HC、かなり地味アットホームな雰囲気でなかなか良いです。

寒いからということで荷物預けのリミットをスタート10分前の10時30分にしてくれたので、下りてくるときに着てたウィンブレや長いタイツをギリギリまで履いて待ちます。

 

 

そんなこんなでスタートです。

ま、素人なりに1時間切りという目標設定だったのですが。。

 

スタート直後から8~10%の上りです。

そんなに前の方から出たわけではなかったのですが、スタートするなり周りの人に合わせて踏んでしまい、というか調子に乗って周りの人をだいぶ抜かしまくってしまいます。

200Wで行けばいいのにパワメは280~300Wとか示してます。

 

あー、これダメなヤツ。

ランと一緒。415で走ればいいのに、入り1km355で入っちゃうようなヤツ。。。

 

1km過ぎたあたりで早くもヘロヘロ。

で、このコース、4.5kmくらいまで休めるような緩斜面が全くないので、2km持たずに一気に大減速、何十人に抜かされたか。。

 

何とか気を取り直して、4~5km以降は、キツいながらも一定の負荷で淡々と上る境地に達することができ、ポロポロ落ちてくる人たちを7~8人は抜かすことはできたのですが、最初の飛ばし過ぎとその後の撃沈がタタって、タイムは1時間5分ほど。。

 

いや、キツかった。

 

 

失意のなか、とりあえず昼ごはんだけは食べましょう。ランチ券をもらったので。

はい、カレー。

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カレーは何歳になっても美味しいです。

この日本のカレー考えた人、マジで歴史上5本の指に入るほど天才だと思います。

 

なんか抽選会とかもあるようなのですが、道路混む前に帰りたいので、とっとと会場を後にします。

 

上信越道で帰りますが、基本、必ず横川SAには寄ります。

これを食べるのです(さっきカレー食べたとか、あんまり関係ありません笑)。f:id:riruriruhkg:20230514215833j:image

 

※こっから先、レースに全く関係ありませんが、言わせてください(笑)。

これ、関東の人にはおなじみだと思いますが、おぎのやの「峠の釜めし」です。

その昔、信越本線の横川駅の駅弁として有名でした。軽井沢方面に行く列車が碓氷峠を超えるために全てここで電気機関車を連結するため長時間停車するので、その間にみんなこの峠の釜めしを買ったんでした。

 

しかし、新幹線が開通した際、横川-軽井沢間の在来線が廃止され、横川は高崎からの普通列車だけが来るどん詰まりのローカル終着駅になってしまいました。通常、新幹線ができても、並行する在来線は残るか、第三セクター/地元私鉄として残るのですが、横川はそうはならなかったのです。

もともと横川は市町村でもなく松井田町の一集落に過ぎず、軽井沢方面に行く人たちの宿場町的に生きてきたんですが、軽井沢へ行くルートが閉鎖されたことで、完全に捨てられた形になったのです。新幹線開通によってここまでの扱いになった場所を私はほかに知りません。

※尤も、横川-軽井沢間の在来線は、すべての列車に電気機関車を連結する運用のためコストがクソかかっていたハズなので、JRとしては廃止以外の選択肢はなかったのだとは思いますが。

 

峠の釜めしはもうダメだ、と誰しも思った(そこまで気にしてないか。。)ハズなのですが、いまもこうして一生懸命生きています。

上信越道に「横川SA」ができたのは道路公団の配慮だったのかもしれません(「横川」という名前が大事なのです。横川=おぎのやの峠の釜めし)。そして横川SAでこうして今も頑張って峠の釜めしが売られている(しかも結構繁盛してる)のは、かつてを知る我々世代にとっては非常に感慨深いのです。

 

なので、通ったらこれを買うのです。

ワタクシは最近長野マラソンと富山マラソンで2回北陸新幹線に乗ってますから、本当は2つ買わなくてはならないのですが。。

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地理オタクのウンチクとコダワリ、おしまい。

 

 

さて、これからどうしますか。

9月の志賀ヒル申し込むかどうか。。志賀ヒルはコースはだいぶラクなはずです。

 

 

今日のレースを振り返ると、今の力ではこんなもんなんでしょう。

 

最初の飛ばし過ぎと撃沈がなければもう2~3分は速かったかもしれませんが、ヒルクライムは基本実力通りにしかなりません。

FTP200Wがいいところなのに、レースだとプラスアルファの力が湧いてくると思ってしまいましたが、そんな力は湧いてきませんでした。

 

この1か月半で何回か峠に走りに行きましたが、速さあまり気にせずに上りきることだけを目指して走ってたので、持久力はそこそこつきましたが、ベースのスピードが遅すぎるんです。

これを上げるには単純にFTPを上げるトレーニングする必要があるんです。ま、言ってみればローラー台です。

しかし我が家でローラーなど回そうものなら血相変えて怒鳴り込んでくる人がいるし、ワタクシ自身もローラー台のようなキツいことはやりとうございません。

 

したがって、結論としては、これ以上は速くなりません(笑)。

 

なので、志賀ヒルはたぶん出ません(エントリーもまだだし)。

 

ランにそろそろ戻ります。

 

 

8月26日の立山登山マラニックは、今日の午前0時エントリー開始でしたが、無事エントリーできました。

日帰りコースの下山バス付きは、30分くらいでいっぱいになってました(汗)。

 

立山登山マラニックを目指すのもそうですし、秋のマラソンシーズンに向けてスピードもつけていきます。

まずはジョグから、徐々に復帰します。

 

 

ではまた。