今日は峠走の日。
分水嶺を探してコース選定をし、一旦は長野方面に行こうかと思ったのですが、新幹線乗って峠走ってのもやりすぎだろうということに気づき、比較的近場の箱根にしました。
出発点の箱根湯本に向かうには、東横線で横浜に出ます。
私が峠走に行く方向は、だいたい3方面あります。
(家のそばの細かいとこは省きますが)山梨や奥多摩方面に行くときは、南武線で立川に向かいます。
奥武蔵に行くときは、東横線の渋谷方面に乗り、直通で西武線方面に向かいます。
そして、御殿場や箱根に行くときは、東横線で横浜に行き東海道線に乗ります。
だいたい始発に乗るのですが、南武線は同じように山方面にハイキングに行く人や部活の高校生が多く、早起きして一日の活動を始めるぞって感じの雰囲気です。
東横線渋谷方面は、上りの始発でもありガラガラですが、スーツケース持ってる人ややはり部活の高校生が客層で、まあ、こちらも無難な感じです。
一方、東横線横浜方面だけは様子が違います。渋谷の方から来る電車なわけですが、明らかに夜通し遊んだ帰りの若者や水商売系のオネエチャン、グワングワン揺れながら寝ている二日酔いのお兄ちゃんなどが既にたくさん乗っていて、車内のニホイも明らかに違います。
今日も「菊名で車内清掃を行いますのでしばらく停車します」。おいおい、ゲ○るなよ。。
ていうか、やはりこのご時世でも酒提供してる店があるってことなんでしょうね。。
そんなこんなで電車を乗り継ぎ、箱根湯本到着です。
まだ朝早いので駅前も静かです。
そういえば、今日のルートですが、芦ノ湖往復だと単調で距離も足りないので、ループにすることにしました。
湯本から旧東海道を上って行き、帰りは箱根駅伝コースの国道1号線を下る予定。ただしそれだと取れ高(距離)が足りないので、強羅を経由しよう(ただ単に強羅駅あたりで休憩したいだけ。。)。
このルートを時計回りに行きます。
おっと。。
ループにすると、いつもは下りのときに「こんな上りでしたよ」と写真を撮っていますが、撮れませんね。まあ、仕方ないです。必要に応じてgoogleのストリートビューを拝借します。
箱根湯本の駅から早川の橋を渡って旧東海道に出るのですが、橋を渡った後からいきなり15%くらいの急登に見舞われます。
っと、いきなりこれかよ。
まあでも、旧東海道に出てからは、比較的緩やかな上りで奥湯本の温泉街を上っていきます。昔よく来た「天山」という日帰り温泉を横目に見て上ります。
この旧東海道ですが、畑宿の集落を過ぎたところで、川沿いから一気に崖を上る「七曲り」と呼ばれる急坂があり、そこが最大の難所です。そこまで脚を温存します。
七曲りといっても、もっと曲がってますが。。
それにしても、この道路の引きかたはやたらと極端ですね。
箱根新道のインターを過ぎたあたりから上りが本格化し、寄木細工で有名な畑宿の集落を過ぎるといよいよ七曲りです。
といっても斜度は10%程度なので、カーブの内側になるときだけはやたらキツいですが、それ以外は、まあ、戦えます。
七曲りをクリアーしたらもう上りは終わりかと思っていたのですが、なんだかんだで、まだ上りが続きます。激坂と呼ぶような上りはありませんが、いつになったら終わるんだこれ。。
箱根湯本から9.3km地点でようやく上りは終わり、お玉が池という池に出ます。
そこから少し走ると唐突に下りになり、国道1号線との合流地点に出ます。
ここから国道1号を上り返してもいいのですが、せっかくここまで来たので、少し下って芦ノ湖まではさすがに行くでしょう。
下り始めると、前からすごいスピードで上って来る大学生らしきランナーがいます。
お、駒澤大学の田澤か?
と思いましたが全然違いました。
(注)テレビを全く見ず、スポーツ観戦もほとんどしない私は陸上(に限らずですが)選手の名前をほとんど知りません(オリンピックのマラソンに出たメンバーくらいは分かる)。大学生っぽいランナーが上って来たときに「田澤か?」と思ったのは、大学生で知っているのが田澤選手だけだからであり、上って来たランナーが彼に似ていたからではありませぬ。。
なんか思ったより下らされましたが、無事芦ノ湖までノンストップで到着。
どんより。。
最近、全然景色が見えませぬ。。
ここから、国道1号線を箱根湯本方面に戻ります。
最初2kmくらいは上りです。7~8%ありそうですが、芦ノ湖で少し休んだおかげで快調です。
こちら、国道1号最高地点。
ここからは基本的に下り一辺倒です。
上って来るランナーも2人ほどいました。速そうだなあ。
やはりこっちは箱根駅伝5区ルートだから、走る人もいるんだなあ。こっちを上りにしなくてよかった。。
ここで、(出発したときから我慢していた)トイレと、コーラ補給です。
わざわざ強羅駅を経由したもう1つの理由は、強羅駅から国道に下りる坂がハンパない傾斜で、それを見に行きたかったからです(決して上りたくはない)。ランや自転車はおろか、クルマでもあまり上りたくないほどの坂です。
うむ。
絶対に上りたくありませぬ。
ほどなく国道138号線に出ます。横には早川が流れています。本当はもっときれいなんですが、相変わらず写真が下手すぎてイヤになります。。
この道は先ほど別れた国道1号線に宮ノ下で合流し、箱根湯本まで下っていくのですが、やたらと車が多いです。バスも多い。
まだ9時半とかなんですけど、もうみんな帰るのでしょうか。もうちょっとゆっくりしていけばいいのに。。
そして、路肩に余裕がないので、クルマに抜かされるときが結構危ないです。一度、「え、つーかマジ喧嘩売ってんの?」ってくらいギリギリに抜かしていった白いベンツがいました。死ぬかとオモタよ。。
そういうわけで、ここから先は、クルマに気を使いながらガードレールぎりぎりに位置取りをして、ヒヤヒヤしながら下っていきました。
ところどころにある温泉街には歩行者も結構いるし、あまり走りやすいルートではありません。
標高が下がってきたら蒸し暑くなってきたこともあり、だいぶ疲れました。
このルート、上りの旧東海道はまずまずのルートでしたが、帰りの国道1号は、時間的な理由もあるかもしれませんが、クルマまみれで、走りにくかったです。やはり、交通量が多いメジャールートは、峠走では避けるべきでした。
なかなか今日は疲れたこともあり、プールはスキップです。
飲んで寝ます。