THERE IS A LIGHT THAT NEVER GOES OUT

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富士山登ってきました

今年の目標の1つであった富士山登頂、昨日実行して参りました。初登頂です。

 

実行にあたり、いろいろと検討しました。

まず、次男の塾の迎えが毎日夜9時20分にあるので、それをミスするわけにいきません。したがって、迎えを済ませた後、夜のうちに出発して明け方から登り、夕方までに下りてきて夜9時20分の迎えに間に合うように戻らなくてはいけません。

ま、コロナ的にも山小屋泊は避けたかったので、もともと日帰りのつもりでしたが。

 

富士山登ったことある人はご存知かと思いますが、登山ルートは4つあります。

吉田口、富士宮口、須走口、御殿場口。

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※「富士さんぽ」さんのサイトより拝借

 

 

このうち、御殿場口だけは、上り口である五合目の標高が1400mと圧倒的に低く(ほかは2000~2400m)、おかげで全く人気がないので空いているし、五合目のマイカー規制もやっていません。もちろん、時間はすごくかかります。登り6時間40分、下り3時間。

御殿場口から日帰りする人はあまりいないようなのですが、混んでいるところが苦手のワタクシは、御殿場口から登ろうと思いました。

 

ところが。

出発する日の夕食時、長男(高1)に、辛いことをできるだけ回避して生きていくのがモットーの長男に、今晩から富士山行くけど行く? と冗談半分(いや、9割9分)で訊いたところ、まさかの行きたい発言。

 

マジか。。

 

あと2時間半で出発するんですけど(だったら訊くな(笑))。。

ま、長男と一緒に登れるのであれば、それに越したことはありませんが、果たして登れるのか?大山くらいしか登ったことないやつが。。

 

「サッカー部の体力を甘く見ないでほしいよね」とか言ってます。

いるいる。

市民ランナーの5kmレースでしょっぱな飛び出していくけど、1kmもしないうちに思ったより辛いことに気づくと同時に、走り込んでるおじさんランナーに吸収される非陸上部の高校生。。そんなイメージですな。。

 

どうやら、シューズさえ調達すればなんとかなりそうなので、21時まで開いてるモンベルにあわてて行ってシューズを調達し、ちゃちゃっと準備をさせます。

 

うちにはクルマはないので、実家のクルマを借りて深夜のドライブです。

そして、長男と一緒なのであれば御殿場口はやはりムリがあるので、須走口から登ることにしました。

 

富士あざみラインの入口の道の駅須走のあたりに駐車場があり、そこからシャトルに乗り換えます。駐車場着深夜12時。シャトルは朝6時なので、とっとと寝ます。

 

翌朝6時のシャトルバスに乗り、自転車界では最高にヤヴァい激坂ルートとして有名なあざみラインを上っていきます。で、須走口五合目に6時半に着き、登山開始です。

 

須走ルートは、五合目の標高が約2000mで、だいたい登り5時間10分、下り2時間40分、というのが一般的な所要時間(除く休憩時間)。

午後から雨の予報ですが、とりあえず今はいい天気です。

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6合目くらいまでは樹林帯の中を上り、そこを抜けると、次第に見晴らしが開けます。

頂上も見えますが、近いようで遠いです。
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天気は良いですが、下界はほぼ雲海。 f:id:riruriruhkg:20210803091647j:image

その後、少し晴れてきて雲の切れ間から山中湖や相模湾は見えるようになりました。f:id:riruriruhkg:20210803090800j:image

 

「5合目からあんまり景色変わんないね。もうここら辺でいいかもしんないな、とか思い始めたりして」

とか言い出すやつが出始めました(笑)。お前なぁ(笑)。

 

7合目を過ぎたあたりから、砂地の急な上りになります。

 

ここでも、辛いことが嫌いな我々親子は、最小限の労力で上る術を編み出します。まるでおもちゃの兵隊のように、歩幅は狭く、しかしコンスタントなリズムで腕をだらだら振りながらとぼとぼと(笑)登るのです。呼吸も脚に合わせて行い、持続可能なペースで進みます。

これだと、そんなに遅くないうえ、そんなに休むこともなく上れます。LSDペースですね。

 

途中からは合目ごとにある山小屋が全部見えるので、次はあそこまでだ、とか思いながら上りますが、近くに見えても傾斜が急なので、結構時間がかかるんですよね。

で、8合目の次は9合目かと思いきや、「本8合目」。

次こそ9合目かと思いきや「8合5勺」(笑)。なんなん(笑)。

 

ちなみに、富士宮口から登ると7合目の次が「元祖7合目」だったりするらしいです。何なの、敵対してるの?(笑)

 

確かに景色はあまり変わりません。。f:id:riruriruhkg:20210803091036j:image

長男は、高山植物の写真撮ったり、単なる標識撮ったり、やたら写真撮ってます。インスタでもやってんのかしらん。

 

本8合目だか8合5勺だかで、「ここは頂上の浅間神社の境内」みたいな表示があって、そう考えるともうすぐだ、と思わせるのですが、ま、ここからがキツいですね。

9合目を超えるとさらに傾斜が急になり、砂地ではなく岩もゴツゴツしているので、省エネ登坂法は使えず、ヘロヘロになりながら上ります。やはり空気が薄く、ややフラフラです。

 

ようやく頂上に着きました。

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もう少し景色が見えればよかったのですが。。

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ここまでの所要時間は休憩時間入れて4時間50分でした。ほぼ予定通り。

 

ここでお昼にしたあと、最高峰の剣が峰(3776m)まで行かなくてはなりません。剣が峰は、火口をはさんだ反対側にあるので、「お鉢巡り」と呼ばれる火口1周をしなくてはなりません。これに1時間半くらいかかります。

火口の側はこんなんなってます。f:id:riruriruhkg:20210803091444j:image

が、これが結構キツかったです。空気が薄くやや酸欠状態だったのもありますが、剣が峰に登る直前の上りが、これケーブルカー必要じゃね?ってくらい急で、風もビュンビュン吹いてて、だいぶ心打ちひしがれました。

剣が峰には、富士山測候所の建物があるため景色は火口側しか見えないのが残念。。おっさん、疲れてまんがな。。

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お鉢巡りを終えて、下山します。

須走ルートの下山は、いきなり砂地のブルドーザー道を下ります。こんな感じでガシガシ下っていきます。
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7合目からは砂走りと呼ばれる砂地を一直線に下っていくルートで、慣れてしまえばラクに速く下れます。靴のなかに砂利と砂がハンパなく入りますが。。

これが砂走りです。f:id:riruriruhkg:20210803092210j:image

 帰りはほとんど休まずに来たせいか、2時間かからずに下ってきました。

 

午後から雨の予報でしたが、何とか天気は持ち、五合目に着いてなんか食べようかと思ってるときにちょうど雨が降り始めました。

 

 

私自身も初の富士山でしたが、長男ともども無事に登れてこれてよかったです。意外と長男も体力あることが分かり、少し安心しました。

 

帰りに、山北の「さくらの湯」で一息つき、帰宅です。

 

本日からしばし家族サービス期間に入ります。