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食欲とマラソンの両立を目指しています

渋峠 峠走~志賀高原ヒルクライム下見を兼ねて

今日は有給をとりました。じじい連中も有給とれこら、という号令のもと、会議の少ない水曜日に決行です。

 

さて、何しましょうか。

平日休みはまるまる1日使えるので遠出を検討します。

 

そうだ、渋峠行こう!

 

(id:mitunis16)さんに教えていただいた9月の志賀高原ヒルクライムにエントリーしたので、その下見も兼ねて。レースは自転車ですが、下見はランです。

 

以前に渋峠は自転車で越えたことがありますが、そのときは群馬側からでした。景色は群馬側の方が良いと思うのですが、志賀高原ヒルクライムは長野側からなので、今回は長野側から上ってみることにします。

 

ちなみに、渋峠は標高2172mで、国道として日本で最も標高が高い地点であり、また景観の素晴らしさから、サイクリストの聖地とも呼ばれています。

 

こちら、以前の記事。

theresalight.hatenablog.com

 

 

志賀高原ヒルクライムレースのコースは、長野県側の山の中腹のサンバレースキー場駐車場から出発して渋峠までの13km。平均斜度5.6%と、ランの練習としても斜度が急すぎず最適です。

サンバレーは、志賀高原のスキー場のなかで一番下に位置している、まさに志賀高原の入口です。行き方は、北陸新幹線で長野まで行き、長野から志賀高原行きのバスが出てるようです。

 

 

さて、朝は会社に行くのと同じくらいの時間に出発です。

乗り換え案内ジョルダンによれば、東京駅から新幹線に乗るよりも、渋谷から埼京線通勤快速で大宮まで行ってから新幹線に乗る方が、早くかつ安いらしいので、そうします。

 

新幹線、久々に乗りましたが、ネットで予約できるしモバイルSuica使えるしで便利っすね。今の時代当たり前っすかね?

 

最近の鉄道事情に全く疎いのですが、ワタクシの乗る「かがやき」というのは、金沢行きなのですが、大宮を出ると、途中停車駅は長野、富山、以上。こういうの、興奮しますね(笑)。

ちなみに、隣のホームに来ていた東北新幹線はやぶさ」は、大宮の次は仙台。

気持ちいいなー、こういうのー。

東横線急行も少しは見習え。

 

はい、これです。

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車内は、2列席はそこそこ埋まっていましたが、私はあえて3列席の窓側を指定しました。どうせ3列席の同じ列なんか埋まらないだろうと思って。それどころか3列席は前後もガラガラで、背もたれ倒し放題。ここで朝食もとり、快適に過ごします。

そんなこんなで、大宮から1時間もかからずに長野に着きました。新幹線、速すぎます。

 

ここから志賀高原行き急行バスに乗ります。乗り物マニアではないですけど、写真。

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乗客は私1人です。ガラガラの交通機関に乗ると、中島みゆきの空港日誌(♪乗客は9人、乳飲み子が1人、女性が2人、あとは常連客♪)が頭の中を流れるのですが、さすがに1人とは。。平日にわざわざ公共交通機関を使って志賀高原行く人なんかいないか。。

週末はもっと乗ってることを願います。

 

1時間強でサンバレーに着きます。

今回、荷物ですが、長野駅から結構な距離をバスに乗るので、長野駅に荷物を置くと帰りに汗ビッチョで長い距離バスに乗ることになるので却下、かと言ってトレランベストも着たくありません。

そこで、いろいろ調べると、サンバレーにあるビワ池ホテルというところが日帰り温泉をやってるというので、走り終わったら一風呂浴びると共に、走る前に荷物を預かってもらえるか聞いたところ、いいですよ、とのこと。おー、グレート。

 

前置きがずいぶん長くなりましたが、こっから本題です。

 

こちら、サンバレー駐車場。本番ヒルクライムレースはここからスタートのようです。

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荷物を預けて、走り始めます。

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しょっぱなからいきなりきます。10%あるかもしれません。

※ちなみに今回も写真は下りで撮ったものです。

 

1kmくらいで蓮池エリアという、一番ホテルとかが集まってるエリアに着き、そこを過ぎると、こんな感じの10%表示が2か所ありましたが、それぞれそんなに長くないです。

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この渋峠ですが、最初こんな感じで10%が何ヵ所か現れますが、それを超えると基本的には激坂と呼べるような坂は出てきません。ま、国道ですからね。

 

いくつか小さい池を見ながら上りますが、木戸池の手前でいったん下ります。こちらが木戸池。木戸池がだいたい4kmちょっとの地点です。

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木戸池を超えると徐々に視界が開けてきます。高原ですね。この辺りから気分が高揚してきます。f:id:riruriruhkg:20210623202759j:plain

 

平床エリアには、こんな噴出口が。

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私が通った際は風向きが逆方向で良かったです。たぶん硫黄臭がするやつです、これ。この辺りは、斜度も緩くて走りやすいです。

 

ここから少し上ると熊の湯スキー場。6km地点。冬は結構メジャーなスキー場のはずですが、この季節の平日は閑散としてます。帰りにここで水分を補給しようと思いましたが、建物は閉まっていました。

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スキー場の斜面に沿ってしばらく上ったあと、再び高原状態になります。が、視界上方の建物が気になりますね(笑)。

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はい、その建物に向かってつづら折りで上っていきます。でも斜度は10%とかいくレベルではなく、優しい感じです。

次第に景色も良くなっていきます。なんか上の方に道路が見えますね(笑)。

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ようやく先ほど見えた建物、横手山ドライブインに到達しますが、ドライブインの前の斜度がきついです。しかもそこそこ長い。終盤に来てこの斜度はなかなか堪えます。だいたい11.5km地点です。

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でも、ドライブインを過ぎると斜度は緩み、視界もさらに開け、景色が素晴らしいです。あと1.5km強、頑張ります。

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スノーシェルターが見えます。スノーシェルターは全部で4つくぐります。あと少し、と思うのですが、さっきのドライブイン前の坂がけっこう効いていて、かなり辛いです。

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4つ目をくぐり終わると、建物が見えてきて、これがヒルクライムレースの終点の渋峠ホテルです。

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建物を県境が通ってる有名なホテルです。ここで、国道最高地点到達証明書を売ってるのですが、今日は建物自体が閉まってました。名物の犬もいなかったし。残念。

 

渋峠、斜度はそれほどでもなかったのですが、しょっぱなの比較的急なところで消耗したのか、結構疲れました。横手山ドライブインの前の坂も堪え、その後のスノーシェルター区間も意外と長く、最後は結構ヘロヘロでした。。

峠の走力も落ちてるなあ。それとも空気が薄いせい?そっちにしとく?(笑)

 

さて、国道最高地点自体は、ここからさらに600mほどあるのですが、もちろん行ってみます。

着きました。

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群馬側から上ると、まさにこの景色の中を上ってくることになります。景観はやはり群馬側に軍配が上がりますね。

 

さ、とっとと下ります。

標高2000m超えなのでウィンドブレーカーをランパンのポケットに突っ込んできましたが、気温8度ほどあり日差しもあったので、着ずにすみました。

 

下りもこのくらいの斜度だと脚に優しいです。水が足りなくなりそうだったのですが、途中の建物はことごとく閉まっていました。横手山ドライブインだけは開いている雰囲気でしたが(未確認)。

 

ガーミンの結果です。

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下りは写真撮りまくりで休み休み来たのですが、ガーミンのオートストップをオフにするのを忘れてたので、やたらと時間がかかったように見えます。上りも一回トイレに行きましたし。

Stravaによれば、移動時間は2時間38分とのこと。

 

ビワ池ホテルに戻り、荷物を受け取って温泉に入ります。ほかには誰もいず、貸切状態でなんか申し訳ないです。湯船にじゃぶじゃぶ温泉が注がれ、湯船から溢れまくってます。誰もいないのに。

天然の温泉だからできることですね。

ありがたく満喫します。

ふーっ、最高ー。

 

再びバスで長野駅に戻ります。

せっかくなので戸隠そばを食べ、時間があったので駅前のマッサージに行きます。 

台湾人と思しきおばちゃんが「痛かったら言ってね」と何度も確認しながら施術するのですが、マッサージ慣れしてる私でも結構痛いです。が、「痛いっす」というと負けだと思い(なんじゃそりゃ(笑))、必死にこらえます。おばちゃんも肘とか使ってぐりぐり押して来ます。もはや真剣勝負(笑)。終わった後には安堵感。マッサージ自体で全然リラックスできてないじゃん。。。

 

で、帰りは節約して高速バスで帰りましたとさ。

 

おしまい。