本日土曜日。
まだアキレス腱上部の腫れは完全には引きませんが、平日ランオフしたおかげで8割方は腫れが引いた感じなので、走りに行きます。
え、治ってないのに走るん？
放っておけばよくなる種類のものだということが分かったので、まあ大事に至るようなものではないでしょう。
なんと楽観的。。
今日は、この前買ったトレランベストを試す日でもあります。
theresalight.hatenablog.com
トレランベストに着替え入れて背負って走るので、荷物をコインロッカーに預ける必要がありません。せっかくなのでこれまでやったことのない片道コースを考えます。
実は片道コースに適する峠はあまりなかったりするのですが、尾根筋をずーっと走っている奥武蔵グリーンラインは、並行する谷に西武線が走っているので、片道コースを作りやすいです。
当初想定コース。
前にも走ったことがある東吾野から顔振峠のコースを皮切りに、奥武蔵グリーンラインを北上し、横瀬まで下りる32kmのコース。
横瀬に下りるのは、帰りに西武の特急レッドアロー（古い！今はそう呼ばん）でゆったり帰りたいから。昔は特急は芦ヶ久保に停まっていたのに、いつのまにか芦ヶ久保には停まらんようになって代わりに横瀬に停まるようになったようです。
おかげで走る距離が増えたやんか（怒、笑）。
そんなこんなで電車を乗り継ぎ、東吾野の駅に着きます。
トレランベストには、ソフトフラスクに550ml×2の水、着替えのTシャツとタオル、着てきたウィンブレ、補給用のジェル。
水1.1kgがあるので重いですね。
さっそく顔振峠に向かって走ります。
トレランベストは、心配していたほどきつくもなく、揺れることもないので、なかなかいい感じです。重いけど。
一方、脚の方は、早速痛みはじめます。おいおい。。先行き不安です。
まあでもある程度想定の範囲内なので構わず走ります。
最初は川沿いの集落の中を走りますが、そろそろ本格的な上りだなぁと思っていたところで。
抜かされました。。
なに？これまで峠走で抜かされたことなどなかったのに。。
まあ、これまで峠走でほかのランナーに滅多に会ったことがないだけなのですが。
間をあけつつついて行こうかとも思ったのですが、見るからにランナー体形の人だったので、大食い早食いを自慢してるような男（＝私）が太刀打ちできるような相手ではないとみて、早々に見送ります。
や せ ろ
顔振峠は、尾根筋に上がるところは急な上りですが、距離が短いので大したことないという記憶でした。が、今日はやたらとキツいです。こんなキツかったっけ、顔振峠。キロ8分とかいうラップも出る始末。。
脚が多少痛いのと、荷物背負ってるから？
後から見てみたら、ほぼほぼ峠に着く手前の6km地点のタイムで、1月よりも11秒ほど遅くなってました。
晴れてますが富士山は今日は見えません。
顔振峠からは尾根伝いにいくつもの峠を通っていきます。アップダウンの繰り返しですが、繰り返しながら全体としては上っていく感じ。
ここまで来ると、斜度は大したことないので、まあ大丈夫です。といってもラップは6分台ですが。
車はほとんど通らず、ロードバイクが結構いるのと、たまにバイクが通ります。基本的に緑の木々の中を通るルートで別に景色はよくないので、観光目的の車はあんまり通らないのでしょう。走る方としては走りやすくていいです。
そのうちに右脚は普通に痛くなってきました（笑）。走りに集中していれば気にならないといえば気になりませんが、先週の30km走と同じくらいの痛みです。
尾根伝いの道は、それほどキツくもなくペースを調節することでそれなりに練習にもなっていそうなので、まだまだ走りたい気持ちはあるのですが、今日はさすがにムリしない方が良さそうです。
横瀬まで32km走るのは止めにして、下りられるところから西武線の駅に下りることにします。
上りよりも下りの方が痛いので、地図を見て、下りが短そうなルートを探します。
苅場坂峠まで行き、そこから下って正丸駅から帰ることにしました。下りは約7kmです。
苅場坂峠は駐車場もあり、車、バイク、ロードバイクが結構いました。ここはちょっと景色も見えました。
さて、下ります。下りはやはり脚の痛みがきついので、ゆっくり目で下ります。
あー、最近全然本気で下ってないなあ。
途中の景色。
山深い緑一色の景色。上の方にガードレールが見えます。あそこから下ってきました。これ、上りであれ見たらダメージあるなあ。。
そのうち国道299号線に合流し駅に向かって1kmほど下ります。もうすぐ駅、というところで飯能方面（これから乗る方向）の電車がやってきて併走しますが、まあ、とても間に合いませんね笑。
30分に1本なので、駅前の食堂で、ビールとうどんを摂取します。
結局走行距離は23kmでした。ペース遅いな。。
奥武蔵グリーンラインは、尾根に出てしまえば短いアップダウンの連続で、ペースを調節することで負荷の高い練習にもなるので、なかなかいいコースだと思いました。
普通の峠のように、上ってしまえばあとは下りだー、というわけにはいきませんが。。
脚が完治したらまた来ようかと思います。今度こそ特急で帰りたい！
ちなみに、トレランベストですが、走ってるときは極めて快調でした。特に大きさがきついこともなく。
ソフトフラスクから多少水が飛ぶのが気になりましたが、大した問題ではないでしょう。急な上りではやはり水の重量が効いて辛いですが。。
最大の問題は、私が汗かきであるということ。走っているときに私と共にあるものは、全て汗でびちょびちょになるのです。Tシャツは着替えればいいですが、トレランベストもびちょびちょなので、まあ速乾性はあるといっても着るのは憚られる感じに湿っていたので、帰りの電車では着ずに手に持っていました。着替えのTシャツとタオルはビニル袋に入れておいてよかったです。
みんな帰り道でトレランベストとかどうしてるんだろう。みんなそんなに汗かかないのかなあ。
きっと私がほかの人以上に食べた分のカロリーは汗になってるんだろうなぁ。ムダだ(｀･ω･´)
明日は走らない方がいいのかなあ。ちゃんと治すかアキレス腱。。
来週は一応ハーフだし。
