今日は帰宅ランやる気満々で前の晩のうちにしっかり準備もしていたのですが、朝起きてみたら天気予報は、夜は降水確率90%とかでバリ雨予報☔
ついてないぜ全く、と思ってランの準備を家に置いたまま出社しました。
しかし、夜になっても雨なんて降りゃしない。。全然走れた。。ついてないぜ全く。
ま、仕事辛みで11時近くまで会社いたのですが。。
あー、疲れたなあと東京駅のホームに向かいます。コロナじゃなきゃ金曜日のこの時間は結構駅も混んでるけど、コロナだからガラガラだなあ、と思いながら京浜東北線のホームを歩いていると、東海道線のホームはすごい数の人。
ちょちょちょ、何あれ?東海道線止まってんの?
いやいや、みんなカメラ持ってます。あ、写真か。なんか珍しいやつ来るのかな。。
と思ってたら、京浜東北線側に面した番線に回送電車が入ってきた。踊り子号で使われてる車両。
ふーん、と何も思わずにいたら、京浜東北線ホームにいる普通のサラリーマンとかがいきなりその列車の写真撮りだしました。
え?
これ?
よく分かんないけど、とりあえず私もスマホで写真を撮ります。
で、ググります。えっと、なんだっけこれ、183系?
違った、それはあずさとかのやつだった。
踊り子は185系でした。
調べてみると、踊り子号の185系が今日で引退らしいことが分かりました。そういえば3月13日ダイヤ改正だったな、終電が繰り上がるだけかと思ってたら、こんな一大事が。。
185系といえば、昔、東北・上越新幹線が大宮始発だった頃、上野から大宮に行く「リレー号」という新幹線接続の快速列車に使われていました。当時父が新潟に単身赴任だったので、私もリレー号には何度も乗った思い出があります。釣りエサのマルキューが見えてくると、もうすぐ大宮に着く合図でした。
当時のシートはいわゆる転換シートで、シートがリクライニングせず、背もたれをパタンと倒すと向きが変わるシートでした。特急にも使われていましたが、特急型車両なのに窓が開く、ということもあり、なんとなく格下の車両のイメージがありましたが、40年近くも活躍したとは感慨深いです。
車両側面の斜めストライプが特徴的です。
で、なんでこんな夜遅くに人が沢山いるかというと、踊り子の運転は終わっていますが、23時30分発の湘南ライナーを最後に役目を終えるというのです。みんなそれに乗ろうとしてるんだなあ。
私はそのまま京浜東北線に乗って帰りますが、品川に着くと、ここにも185系が止まっています。思わず降りてこっちの写真も撮ります。
こっちは、湘南ライナーのヘッドマークをつけています。これがこれから東京駅に向かって最終の湘南ライナーになるのでしょう。
185系って、関東、とくに東海道線エリアでは当たり前過ぎて何とも思わない列車でしたが、いざ引退となると寂しいですね。。私が小学生の頃に乗っていた車両ですから、そう思うと年月の長さを感じます。
40年の間に、いろんなことがあり、いろんなお客さんを乗せたんだろうな。鉄の人だけでなく、普通のサラリーマンやおばさん達も、みんな写真を撮っていました。当たり前のように走っていた車両だからこそ、ほとんどの人が乗ったことあって、みんな思い出があるんだろうなと思いました。
って、このブログを電車の中で書いて、自宅最寄り駅に着いたら、ガッツリ☔降ってました。
ついてないぜ全く。。