職場復帰早々ではあるが、住民登録や印鑑登録、さらに海外在住中に失効した運転免許証の再交付の手続のため、今日は休みをとった。
サラリーマン的には午前休にして手続完了次第、即出社、というところなのだが、手続にどのくらい時間がかかるのか分からないところもあり、１日休暇をとることにした。
ま、午後は時間が余ることは分かりきっていたので、何をしようか、と。
まとまった時間がとれることなど滅多にないので、これは峠走やるっきゃないでしょ。
というわけで、朝からランの準備をバッグに突っ込んで出発。
どうせなら足柄峠に行きたかったが、ランセンターの役割を果たす山北駅前のさくらの湯がよりによって木曜日定休日という、引きの強さ（笑）。
そこでヤビツ峠へ。調べると、もよりの秦野駅から1kmくらいのところに万葉の湯というスーパー銭湯があるので、走り終わったらそこでひと風呂浴びよう。
と、意気込んで家を出発するが、途中で、ガーミンの電池が12%しかないことに気づき、テンションだだ下がり。ま、しかたない、スマホから直接ストラバ起動しよう。
いろんな手続は意外と時間がかかり、また鮫洲の試験場から小田急の秦野というのは行きにくいこともあり、秦野駅に着いたのは午後3時前。
これは日没との勝負になりそう。。
ヤビツ峠というのは、むしろサイクリストのヒルクライムの聖地として有名だが、12km弱で650mほど上るというのは、ランの峠走としてもちょうど良い。
コースは、国道246号線の名古木（ながぬき、と読むそう）交差点のセブンイレブンから上り始める。秦野駅から名古木までは2km弱だが、面倒なのでちょうど駅前に止まってたバスに飛び乗って出発点まで行く。
走れよ、2kmくらい笑
セブンで水を買って出発。
名古木から蓑毛までは、住宅もまだあり、家や畑の中を上っていく。出発直後と、蓑毛の手前の上りが、全行程で一番きついと思う。
途中ですれ違った下校中の小学生が「こんにちは」と挨拶してくれたので、この地域の小学生はなんと礼儀正しいのだろう、と思ったが、挨拶したのは最初の子だけで、その後すれ違った子供たちは、木の枝振り回したり後ろ向いて歩いてたりするただの子供たちだった笑。
蓑毛が最後の集落で、ここまではバス便も結構あり、トイレ、自販機もある。蓑毛を過ぎると、ここからは山道。
蓑毛を過ぎた直後がやや急だが、全体としては激坂という感じではなく、淡々と上ればなんとかなるレベル。
だが、ここにきて横っ腹が痛くなってきた。試験場で食べたカツカレーが悪かったか。。
痛いのは我慢すれば走れる、と言い聞かせるが、あまりの痛さに何度か立ち止まって痛みが去るのを待つはめになった。
カレーとハンバーガーとラーメンは、走る前に食べたらダメだな。。
蓑毛から4kmほど上ると菜の花台の展望台。駐車場や塔があって、眺めが良い。ちょっとしたドライブデートスポット。
昔のちょっとした思い出の場所だなあ( ￣-￣)と遠い目をしつつ、時間がないので止まらずに通過。この頃には腹痛もピークアウト。
菜の花台まで来れば峠までもうすぐだと思っていたので、俄然元気になるが、いつまで経ってもたどり着かない。。標高はだいぶ高いところまで来たので、斜度はもはや急ではないものの、次のカーブを曲がったら今度こそ着くかなあ、と思ってもなかなか着かず、日が傾いてきて少し寒くなってきたこともあり、心折れそうになる。
結局、菜の花台から峠まで3kmほどあったらしい。
なんとかヤビツ峠に着いたのは、4時半ちょっと前。
ストラバによると名古木から1時間12分。
時刻はちょうど日の入りの時刻。。
経験上、日の入り後30分でほぼ真っ暗になるので、急いで下らなくては。。
トイレだけ借りて、ほとんど休まずに下り始める。
本当はゆっくり下りたかったが、時間との勝負、街灯もない山道で真っ暗になったらシャレにならんので、真面目に下る。
真っ暗になる前に、少なくとも蓑毛までは下らなくてはならない。約8km。。
途中一ヶ所だけ立ち止まって撮影。
なんとかマジギリで、17時頃蓑毛の集落に滑り込む。ここからは街灯もあるのだが、バス折り返し所にちょうど秦野駅行きのバスが止まってたので、迷わず乗ることにした。
もう今日は十分でしょ。
真面目に下ったでしょ。特に、焦りの後半笑
その後、スーパー銭湯に行き、風呂に入り、一杯やって食事をし、帰宅。スーパー銭湯でくつろぎすぎたのもあるが家に着いたら22時。やっぱ遠いな。。
