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サブスリー目指して走ってます

秋だ!紅葉だ! - 山に行ってきた

昨日の土曜日は、いまいちの出来だったバーチャルレースを終えて帰宅したのだが、天気が良い。良すぎる。抜けるような秋晴れ。日曜日も天気がいいらしい。

アメリカで私に残された週末はあと3回しかない。
こんな週末に家にいてはいけない。多少仕事は残ってるものの、家にいたって、また餃子100個(餃子作りがひそかにマイブーム)と角煮1.5kg作るとかで終わってしまう笑。そんなんいつでも出来る。
仕事も日曜の夜でいいっしょ。

わたくし、チャーリーさんのブログにいたく感化されており、オレも景色のいいところ行きたい!紅葉見たい!と思っていたところであった。
besmart-chari.hatenablog.com
※チャーリーさん、勝手に言及してすみません。。

そう、まみれるのは餃子ではなく紅葉!

よし、出かけよう、山へ!

しかし近場に山などない。よく走りに行っていたベアマウンテンじゃ、面白くないし人も多すぎる。標高だって400mにも満たない。もっと遠くへ、もっと高く。

といっても地理の時間に習った特徴はなだらかだということくらいしか記憶にないアパラチア山脈。せいぜい標高1000m程度の山しかないが、車で2時間も走れば行けそうなので、どの山に登るか決めもしないで手っ取り早くその近辺の安モーテルを予約して出発。
ただし会社のPCも一応持っていくという中途半端っぷり笑。

モーテルに着いていろいろ検索した結果、わたくしに選ばれたのはパンサーマウンテン(Panther Mountain)という山。標高約1130m。ここら辺にしては高い。
いろいろハイキングコースのレビューを見ると、「頂上は森の中」「頂上からは何も見えないけど途中に見晴らしのいい場所が3箇所くらいあるよ」といった山もあり、いやいや頂上から景色が見えなきゃしょうがないでしょ、と、こういった地雷を踏まないように選びに選んだ山。

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パンサーマウンテン
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ルート

しかしレビューを読むと、熊が出たという情報が複数。。
🐻かあ。。
それは怖いなあ。熊対策グッズは、非力な熊除けスズしかない。撃退スプレー買っておくんだったなあ。

で、いろいろ調べて見ると、熊撃退アプリというのがあったのでダウンロードしてみた。音で撃退するらしいので、さぞかし大きな音が出るのだろうと、夜モーテルの部屋ではとても試せないと思ったので、翌朝車の中で試してみたが、「ちょちょちょ、これ、熊まで届かないでしょ、この音」ってくらい非力。。心細い(泣)。


そうは言っても、登るぞ、もちろん。
結構混むらしいので、日の出とともに登り始められるよう、5時40分に目覚ましをかけ、11時には就寝。
で、いつものごとく気分が高ぶって寝られず(笑)、たぶん3時半くらいまで寝られなかった。

登山口についたのは結局7時半。とっくに明るいが、車を止めるところはあったのでよかった。
しかし、人の気配が全くしない。登ってる人なんかいるのかな。。

登山口にあった表示。
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Bears are plentifulって書いてある。。
plentiful(たっぷり)っていうイメージはこんな感じなんですけど。。
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誰か他にも登り始める人いないかなあ、と見回すが、まったくいないので、仕方なくスズだけを頼りに登り始める。7時40分出発。目的地までは8km強か。
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こんな感じで森の中を登り続ける。
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下は石がごろごろしていてその上に落ち葉があるので結構歩きにくい。

倒木が道を塞いでいるところもあり、こんなのも。。
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まあ、でも全体に斜度もそれほどでなく気持ちよく歩けるし、楽しい。熊さえ出なければ。

途中、ハンターの2人組に会った以外、全く登山者に会わない。

まあでも、紅葉。
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日本のように赤いのはあんまりなくて黄色が主だけど。

1時間ちょっと登ったところで稜線に出て反対側から登ってきた別のルートと合流。
稜線っていっても、日本の山でいう稜線ではなく、やけに平らなエリアに出たなあと思ったらそこが稜線。何しろなだらかなのです。
で、もう1つのルートはずっと距離が短いので、散歩気分で登ってくる人も多いコース。ここからはだいぶ人が増えた。コースも平坦になって足場も大丈夫そうになったので、思わず走る。走らなくてもいいところで走るなんて、オレも走るのが好きになったもんだなあ笑。

600mくらい走ったかな、1つ目の頂上であるGiant Ledgeという峰に上がる急な登りにさしかかったので、おとなしく歩く。
結構な登りだが、なんか依然として森の中。おいおい、これ景色見えるんだろうなあ。

と思っていたら、突如大きな岩が断崖に突き出た場所に出た。

お。
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これ、写真じゃわかりにくいけど、足元数百メートル下まで断崖絶壁。なだらかなアパラチア山脈のどこにこんな場所あったんだろうってくらい。
だが、これまで数回ハイキングに来ているが、アパラチア山脈の東側っていうのはけっこうこういう岩場が露出して断崖になっている場所があり、景色がいい場所というのはだいたいこのパターン。

これで、今登ってきたルートとか稜線が見えれば世界征服気分なのだが、残念ながらそれは見えない。この景色で世界征服気分に本気で浸ろうとするとそのまま飛び込んだりしそうなので、あんまり岩のギリギリまでは行かないようにする。

で、ここからパンサーマウンテンまでもう一山登るのだが、標高もGiant Ledgeとほぼ変わらないし、たぶん景色も変わらないんだろうけど、なんとかマウンテンって名前のついた山を目的地にしたいではないか、という単純かつ形式的な考えのもと、稜線の肩まで下ってまた同じくらいの標高まで登る。

ここにきて結構な登り。こんなとこ登ったり。
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登り切った感じがしてそろそろ頂上かな、と思うのだが、なんの表示もない。スマホGPSで確認すると確かに頂上に着いているみたい。これまた日本の山の頂上とはまったく趣が異なり、なんとなく平らになったらそこが頂上。
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試しにもう少し先まで行ってみたが、先まで行くと本格的に下り始めてしまうので、ああ、やっぱりここが頂上なんだ、と。

なんか感慨がないなあ。
でも、例によって岩が突き出た断崖は装備されている。
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こっちの景色の方が、下界の紅葉が美しく見える。時間のせいかもしれないけど。
あー、なだらかなりアパラチア山脈(笑)。この景色も見納めだね。

頂上感は全くなかったけど、景色はすごくよかったので、来てよかった。



帰りは今来た道を戻る。
何人もの人に、「いったい頂上はどこだ?」と聞かれる(笑)。
「この辺一帯らしいよ」

人の多いコースと分離してからはまた人気のない一人旅。ただ下りは3組くらいとすれ違った。人とすれ違うだけでもだいぶ不安(熊不安)が和らぐ。

無事、熊に会うこともなく駐車場に到着ー。
まだ昼前だ。
朝早くから行動すると、1日長くていいねえ。

というわけで、アメリカ生活カウントダウンのなか、アパラチア山脈の紅葉(黄葉かな)を楽しんだ週末でした。
あー、仕事仕事。。