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巣ごもり消費 - ベアフットシューズ Merrell ベイパーグローブ4

もうかれこれ6週間近く家にこもってると(週末のランはやってるけど)、楽しみは一人飲みとネット通販。

酒については、正直、在宅勤務になってからほぼ毎晩飲んでいるので、自宅で1人で飲んでいるにも拘わらず、下手すると1週間の酒代が100ドルに届かんとしている。もういい歳だしもう少し酒は控えなくては。。

一方のネット通販。
こっちで使ってるクレジットカードのポイント、航空会社のマイルにも換えられるのだが、どうせ特典航空券とれないんだから(今まで何度もそういう目に遭ってる)と考え、マイルに交換するのをやめてギフトカードに交換しまくっている。
それを使ってのネット通販。

今回は、REIという、日本で言うところのMontbell+ヒマラヤみたいなスポーツ用品店のギフトカードを使っての巣ごもり消費。

何買おっかなあ♪

On Cloudflowのニューモデルも欲しいところなのだが、そうだなあ、何のアクセントもない生活を送ってる今の私には、何か新しい体験が欲しいところだなあ。

Altraのゼロドロップにも惹かれていたが、ベアフットシューズというカテゴリーを見つけた。ベアフットかあ。。今まで全く関心なかったなあ。

なになに。。

メーカー・ショップ系サイトやメーカーからの広告収入で成り立ってるような情報提供系サイトによれば、「裸足の感覚」「足本来の機能をとりもどす」「ミッドフット、フォアフット走法が身に付く」らしい。まあ、そう書くだろうね。。

まあでも、機能的に期待するかはともかく、今欲しいのは新鮮な感覚。これだ。
MerrellのVapor Glove 4(ベイパーグローブ4)というモデルが約60ドルまで値下げされていた。調べると、ベアフット界でもちゃんとしたモデルのようなので、これに決め。

木曜日の深夜に注文したのに土曜日昼には届いた。このコロナの状況にしては驚異的早さ。。

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つま先周りが余裕ある作りになっている。私の場合ここがキツいシューズだと爪が黒くなって痛くなるのだが、これなら大丈夫そう。

ソールはこんな感じ。
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ビブラムソールが使われている。かかとで着地することなどハナから想定されていない様子のヒール部分のカーブ。。

そして、当たり前だが軽い。
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もちろんゼロドロップ。

早速履いて、そして走ってみることにする。
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サイズは、ウェブのレビューを見ると「大きめだから小さめを買うべし」というレビューが多かった。私は通常8か8.5なので8(日本の26.0)を選択したが、ちょうどよかった。つま先周りもぴったし。

5kmほどをキロ5ペースで走ってみた。
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裸足の感覚というよりは、足袋を履いて走っている感じ。もちろん、クッションはゼロなので、衝撃は直に脚に来る。路面の状況、例えばアスファルトの小さな亀裂なんかはよく拾う。
ふーん、こんな感じなのね、という感じ。

ベアフットシューズで走ったら何かいいことがあるのか、というとまだわからない。が、ファーストインプレッションとして言えるのは、以下のようなことかな。

衝撃や路面の状況が直に伝わることにより、足のどこで着地をしているか、またはすべきか、という感覚を意識して走るようになる。その結果としてミッドやフォアを意識した走りに自分が矯正していくということはありそう。しかし、ヒールストライクでも走れないことはないので、履いて走ってれば自然とミッドフットやフォアフットが身に付くというわけではないと思う。

5kmをキロ5であったにもかかわらず、走り終わったあと膝へのダメージが結構あった。やはり衝撃が直接来ているのだろう。これを履いて普段走ると、いざレースで普通のランシューズを履いたときに楽になるというのはあるかもしれない。

一部10%くらいの坂があったが、速度を落とさずに上ろうとすると若干滑る感じはあった。まあ、もともとそんなにトラクションをかける走り方を想定してないのだろう。角を曲がるときの横方向のサポートも然り。

新しい感覚であるのは確かなので、気分転換にはなる。自転車で言えば固定ギアにのった時の感覚に似ている。それ自体に何かメリットがあるかといえばあまり感じられないけれど、不自由さがゆえに自分の感覚や注意力を呼び起こす必要があり、またその感覚を楽しむ感じ。

さすがにこれで峠走はきつそう。。