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久々のロング起伏走 - 撃沈。。

昨日土曜日のインターバルからのロング起伏走。
ロング起伏走は1月12日以来。毎週やるとか言っときながら。。

土曜の夜寝るとき、意外とインターバルの疲労が脚に来ていることに気づく。こんなんで走れるのかな。。


5時起床の予定が気づくと7時だったが、とにかく起きて準備。
予定大幅遅延なのでどうしようかと思ったが、月曜日からの1週間は仕事多忙でほぼ確実に平日走れないので、今日はロング起伏走を意地でもやることにする。
急いで朝食をとり、車に乗って、最近の起伏走のベースキャンプであるCold Springへ1時間ほど車を走らせる。

今日の予定は30km。平地の30km走すらやったことないのだが、起伏走の方が、帰りはほぼ下りなので、精神的には平地よりずっとラクな気がする。

今日のコースは、東に向かって上っていき、湖を超えてさらに高速道路の入口まで行って折り返すコース。湖へのアプローチで一旦大きく下るので、そこは帰りが結構な上りになる。折り返し点は13.5kmなので帰りは少し遠回りの道を選択。
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走り始めて1歩目から、昨日の筋肉痛が痛み、「あ、これダメじゃん」と思ったが、「痛いのは我慢すれば走れる」との神の声が聞こえてきたので、つべこべ言わずに走り続けることにする。確かに、走っているうちに痛いのは治った。

身体はかならずしも軽くないのだが、走ってるうちにまあ、これは行けるのではないかというくらいにはなってきた。
7~8kmにボスキャラ級の上りがあるのだが、それを超えてからは平坦路の部分は445くらいのペースで行けるようになってきた。

帰りもところどころの上りではペースが落ちたし、20km超えた頃から辛くなってきはしたものの、平らか下りのところをキロ5内外で走る分には問題なく、残りをこのペースでいいなら、確実に30km走り切れると思ってた。

ところが、25km過ぎた頃から急に身体が動かなくなった。平らか下りなのに。。
心肺が辛くなってきたとか、脚が売り切れますた、という徐々に来るものではなく、急激に身体が動かなくなった。気づくと、そもそも呼吸を一生懸命していない。
これ、ハンガーノックの症状だな。。
朝は普通に食べたし、7km地点のボスキャラ前で一回BCAAを補給したのだが、それじゃ足りなかったか。。

「だが走る」「絶対に歩かない」と念じながら走るのだが、ペースはキロ6からさらには630近くまで低下。ほとんどLSD状態。
「歩きたい」という悪魔の声が30mに一度くらいだったのが、しまいには1歩に1度聞こえるようになり、「絶対に歩かない」に勝ってしまった。あと1.5kmだったのだが、ほんとに身体が動かなかった。

撃沈。。。

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車を停めている場所まで1.5kmを歩くのは寒いので、少し歩いたらまた走り始めたかったのだが、まったく身体が動かず。
そもそも道端に座り込みたいくらいだったのだが、そんなんしたら、普段は他人のことなど全く考えていないが困っている人を見つけると助けたがるアメリカ人が車を停めて降りてきそうなので、さすがにそれはやめた。

やっとこさ車にたどりつき、とにかく空腹だったのですぐさま近くのダンキンドーナツへ。ホットチョコレートで暖まり、サンドイッチで一旦空腹を満たす。

敗北感。。
こんなんじゃフル走れないや。


やっぱり昨日インターバルなんかやって調子に乗らずに、地道にスタミナつけるべくLSDを続けるべきだったかもしれない。これからも、LSD3時間は優先的にやろう。

それから補給の大切さ。実は練習中にジェルを補給するのは今日が初めてだった。昨日のダメージが意外と効いており、7~8kmのボスキャラの坂が上れないのではないかと不安だったので、その手前でBCAAのジェルを補給したら、見事に復活した。アメリカのジェルは味が濃くってマズいんだけど。。
もう1つジェルを持って来ていれば、もしかしたら(というかたぶん)状況は違っていたと思う。

25km過ぎてからの、疲労度の非線形の急激な増加。これは明らかにハンガーノックだと思うのだが、一方で、はてブロのランナーの皆さんの中には、文字通り朝飯前に30km走ってしまう人もいて、30kmごときでハンガーノックになることがそもそも何かがおかしいという気もする。体脂肪率18%の私には燃やせる脂肪はまだまだあるのに。。

ふー。スタミナと精神力。。


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