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食欲とマラソンの両立を目指しています

地元ハーフマラソン出場 - キロ4分半でどこまでも(行けたのだろうか。。。)

今シーズン初のハーフマラソンは地元ウェストチェスター郡で行われるWestchester Healing Half Marathon。私にとっては5月のブルックリンハーフ以来のハーフ。
夏の間、VDOT向上のためにインターバルと5kmレースに集中してきて、そこそこの成果を上げたと思うのであるが、ハーフの距離のトレーニングがほとんど、というか全くできていない。というよりも、9月はいろいろとあってほとんど走れていない。

ちなみに、9月の走行距離は50km切ってます。。

まったくトレーニングしていないうえに、金曜日に健康診断を入れてしまったため、木曜夜絶食からの金曜バリウム摂取、金曜夜は大酒飲みとの飲み会でヘロヘロになりいの、バリウム排出のための下剤の効果が日曜朝まで続く、という散々な状況。ま、全て自分の責任ですが。。

ところが、下剤の効果のためカラダが軽く感じるのと、炭水化物摂取だけは木曜夜を除いてしこしこやっていたので、レース会場に着いた頃にはカラダの調子はそこそこいい感じで、やる気が出てきた。下剤の効果がレース中にも続かないことだけを祈るが。。天気も曇り、気温16度と、走るには最高のコンディション。

そこで、今回のテーマはキロ4分半でどこまでいけるか。今日は無理だろうが、ハーフ1時間35分を目指すうえでは、キロ4分半で走りきらなきゃいけないので。

ちなみに今回のコースは、スタートから7kmはアップダウンしながらゆるやかに下り、7kmから10km過ぎの折り返しを経て14km手前までほぼフラット、そこからゴールまでアップダウンしながらゆるやかに上る、というコース。

参加者は300人ほど。
例によって最前列から出るものの、こっちはキロ4分半ペースなので、スタート直後から抜かれまくり。まあそれでいいのです。
心配していた下剤の効果がレース中も持続するのではないかという点は、どうやら大丈夫そう。一方で、1km走るか走らないかのうちに、左脚のくるぶしから足裏あたりが痛みはじめる。ここで?まだあと20kmもあるんだけど。。
だがしかしそんなものは関係ない。いつもであればそういう事態が発生するとすぐに自分の中の言い訳に使ってしまうのだが、今日はちがう。

全力さんのブログに出ていたフジヤマさんの言葉
「痛みは我慢すれば、普通に走れますからね。」
www.all-out-running.com
そう、痛いのは我慢すれば走れるのであーる(全力さん、リンクさせていただきました)。

よって一切気にしないことにする。

キロ4分半というのは、夏のインターバル期前のTペース程度なので、よく考えたらそれほどきついペースではない。多少のアップダウンによるペースの変動はあるものの、涼しい天候もよかったのか、ほぼ4分半を刻み続け、10kmの通過は44分46秒。10kmレース以外で45分を切ったことがないので、まあ、進歩。しかもここまで辛くない。極めて順調。
気付いたら左脚の痛みもなくなっていた。やっぱり我慢すれば治るんだなあ・・(あれ、治るとは言ってなかったでしたっけ?)
涼しくて日差しもないので、ここまで給水をとらずに済んだのもよかったのかもしれない。給水するとやっぱり呼吸のペースとか乱されるからね。。

折り返し点を過ぎてもしばらくフラットなのでそのまま14km手前まで順調に。おお、いい感じじゃない。

14km手前で後半戦最初の上り坂
前を走るランナーが上り坂で減速したのでいつもなら捕まえにいってしまうのだが、今日は決して無理せず、上りは上りなりに意識してペースを落とすことにした。フラットに戻ってからキロ4分半に戻せばいいというくらいのつもりで。
しかし、順調なりにもLTギリギリで走って来たということなのであろう、負荷が増えるととたんにきつくなる。キロ6くらいまでペースを落として慎重に上ったにもかかわらず、上り終わった後もいっこうに辛さから回復しない。
13-14kmはキロ4分51、次の1kmがキロ4分42。。
この辛さが15kmで来たかあ。まだ6kmもある。気合いで走り切るには長いなあ。。

15-16kmはスカースデールの駅を跨ぐ急な上り坂もあり、とうとうほぼキロ5。。

今回の規模のレースだと、私くらいの走力でも結構ランナーはばらけていて、5km過ぎから順位はほぼ入れ替わっていないのだが、ここにきて後ろからきたランナーに抜かされた。ま、キロ5じゃ抜かれるよね。
14kmの上りで近づいたランナーもだいぶまた遠ざかり、さっきから年配の中国人ランナーとオレがデッドヒートをキロ5で繰り広げている状況。。

こっから20kmまで長かったなあ。単純計算しても13-20kmの7kmを平均キロ5弱かかっているので、4分半ペースのゴールタイムである1時間35分に3分半を足すと、このままでは5月のブルックリンハーフの1時間38分10秒の更新も危うい。20km超えたところで、もう坂はないので上げてヘロヘロになりながらなんとか1時間37分43秒でフィニッシュ。PBをわずか27秒更新

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夏にインターバルをやって、5km20分6秒まで持っていったことからすると、見すぼらしい記録。
秋になってから持久力をつけるトレーニングを全くやっていないので、ハーフの走力は夏前から変わっていないということ。10km超の距離を8月以来走っていない(8月だって上旬に11km走っただけ)状況では、まあこんなもんで仕方あるまい。。


スプリットは、こんな感じです。

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安定の「どポジティブスプリット」ぶり。中間点の記録は分からないが、10km44分46秒の、後半11.1km52分57秒(笑)。

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14km手前の坂以降、ゴール直前を除いてはキロ4分半に戻ることはありませんでした。。
ちなみに、ポジティブスプリットとは、戦略的に前半を速くすることらしく、私のように後半へばっただけというのはポジティブスプリットとは呼ばないそうです。。

今週末もまたハーフ。仲間も出るので、それはそれで楽しいが、コースは今日よりきつい。。まあ、がむばります。