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自転車の車載方法

レースやライドイベントに参加する場合など、ロードバイクを車に積んで運ぶ機会がそこそこある。1台なら、まあ乱暴だけど、後部座席倒せば、前輪外して横にすればまあ入る(中型SUVの場合。ミニバンならもっと楽に入るだろう)。ところが訳あって2台運ぼうとすると、カーゴスペースに転がしておくわけにはいかないので、何らかの手当が必要になる。

どこに車載するかは、①ルーフトップ、②リアゲート、③室内の3つあるが、クルマに2人しか乗らないのであれば、室内がベストとの結論。①は、忘れて地下駐車場とかに突っ込んでいきそうだし、そもそも載せるのが面倒、②はナンバープレート隠さずに載せるのが難しい。何より室内であれば盗られる心配がほとんどない。

室内用の車載キャリアは、いくつか売っているが、要するにフロントフォークを固定しているだけの話なので、数百円で自作できる。自作してみた。

f:id:riruriruhkg:20170130230945j:plainちょっと写真が粗いのだが、要するに板切れにL字金具を4つ取付け、ボルトとナットでフォークをL字金具に締め付けるだけ。フォークに傷がつかないようにワッシャをかませる。L字金具の間隔は、多少誤差があっても、ワッシャで微調節可能なので、あまり神経質にならなくてよい。後輪はつけたまま。

板切れとカーゴスペースのフロアとの間の固定は、マジックテープを10cm×20cmくらいに切ってそれを2か所両面テープで貼りつけてみたが、それだとマジックテープの固着力が強すぎるので、マジックテープはごく小さくてよい。なくても大丈夫なくらい。

注意点、というわけではないのだが、うちの車の場合、サドルがつっかえるので、サドルはいちいち外すか位置を下げなくてはならない。ミニバンなら無問題であろう。

また、ナットはそこそこきつく締めないと、振動で緩んでくる。

それから、使っているうちに、板切れが内側に湾曲してくる傾向にある。板切れの表面の長辺に沿って、帯状の鉄の薄い板材かなんかを貼りつけておくと湾曲防止になるかもしれない。