ロードバイクの室内保管方法をご紹介する。
今日は、壁に斜めに吊り下げる方法。斜めに吊ることによって、2台の自転車をオーバーラップして上下に配置することができるので、部屋の下方のスペースを犠牲にせずに2台置くことができる。
なお、壁が全壁補強されていることが前提。石膏ボードだけで補強なしの場合、この方法は諦めてください。
〈材料(1台分)〉
L字金具(長さ40cm程度)×2 (タオルかけのような形状のものでもよい)
プレート(L字金具を壁に固定するためのもの)
アイプレート
ワイヤー(60cm1本、90cm1本、両端が輪っか処理されているもの)
スポンジチューブ
木ネジ
特に難しい部分はなく、L字金具をレールのようにしてタイヤをのせ、アイプレートからカラビナを介してワイヤーをトップチューブとハンドルに回して自転車を吊るだけ。
(注意点)
自転車を支えるだけならトップチューブのワイヤーだけで十分だが、ハンドルが切れると前輪がレールから落ちるので、ハンドルにもワイヤーを回す。
トップチューブを回すワイヤーはスポンジチューブを通してキズがつくのを防止。
L字金具よりもタオルハンガーのようにタイヤがすっぽり入る形状のレールの方が本当はよいかも。
2台設置するときの上下の位置関係は下の写真を参考に。なお、下側のレールから床面までの高さは、我が家の場合約1m。これくらいの高さがあれば、壁から60cmくらいのところでローラー台を漕いでも、何とか頭がこれら吊るしてある自転車にぶつからない。
なお、ワイヤーを長くすると、自転車がより部屋側に傾き、結果、上下の自転車の間隔を狭くできると思うが、自転車が寝るのでハンドルが切れやすくなってしまうのではないかと思う。
また、強度は十分に。アイプレート、カラビナともに、普通のホームセンターで売っているなかでは最大のもの、木ネジも長さ40mmくらいのものを使う。
ま、1台分3,000円くらいでできるのではないだろうか。