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Fondriest Megachrome

保有バイク紹介記事。今までで一番役に立ちません。なぜなら、多分持っている人がほとんどいないバイクだから。

以前乗っていた街乗りバイクは深谷産業のギザロの古いクロモリバイクであった。ギザロはもちろん悪いバイクではないのだが、サイズが460とさすがに小さいのと、シルバーという色がいまいちだったので、別のクロモリフレームをヤフオクで物色していた。

日本は中古クロモリフレームが高い。RNC7なんか10万円近く出さないと買えないし、ZUNOWとか三連勝とかになると下手すると20万円コース。

そこでe-Bayも並行して物色していると、日本までの送料がだいたい1万円近くかかるのだが、それを加算しても日本で買うより安い安い。で、たまたま目についたカラフルなこのフレームに一目ぼれして、いや一目ぼれではないな、ちょっと面白そうだな、と思って購入。セラーはイタリア人。248ユーロ+送料84ユーロ。

しかしこのフレーム、ネットで調べてもほとんど情報がない。少なくとも日本語の情報は全くない。"Fondriest Mega"であれば、かつて日本でも売られていたアルミバイクだが、こちらMegachromeはれっきとしたクロモリフレーム。ま、とりあえず正体不明。たった3万円かそこらなので、大したフレームではない。いずれにしても。

途中経過は省略して、パーツをギザロから移植しつつ、この機会に74デュラのパーツも調達し、ブレーキ、クランク、前後ディレイラー、ブレーキレバー、シフターをデュラ化して組んでみた。ホイールはCAAD9についていた鉄下駄RS10。

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ちょっとサドル位置が後ろすぎるけど、それはおいておいて、不思議なジオメトリしている。リア-センターは395mmでえらい詰まってるし、見てのとおりシートチューブリアタイヤのクリアランスがほとんどないので、それだけみるとかなりレーシー。でもシートチューブは明らかに寝ている。謎ですな。

乗り味は、硬いの一言。本当にクロモリなのか疑って、磁石でつけてみたがやはりクロモリだった。写真じゃよく分からないが、クロモリのくせにダウンチューブが扁平している。よく言えばこれで剛性上げているのかもしれないが、ちょっと硬すぎる。

まあ、でも持っている人がほかにいないフレームだし、Fondriestというブランドは気に入ってるし、街乗りバイクとしては楽しいものに仕上がったと思う。総デュラなので、もし盗られたらへこむけど。それにしても74でもデュラのブレーキはえらい効く。Focusの6700アルテグラよりずっと効く。