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食欲とマラソンの両立を目指しています

NYRRのトレーニングクラスに参加してみた

夏はランのシーズンオフのはずだったのだが、シーズンオフのつもりで過ごすととたんに力が落ちることが分かった。時々走ってみると、ダニエルズの計算機によるTペース(私の場合キロ4分29秒)で走るのもつらい。。

これではシーズン入り最初の9月の地元の5kレース(なんだかんだであと2か月しかない)でいきなり失敗しそうである。このレース、子供たちも沢山出るので子供の友達の親とかもいっぱい見にくるのだが(私の住んでいるエリアは日本人が多いのです)、「◯◯くん(私の息子)のお父さんって走るの速いのね」とお母さんたちの間で評判になるという目標の達成が危うい(笑)。

でも暑いんだよね、日本ほどじゃないにせよ。何らかの強制力を持たせないと絶対走らない。とくにインターバルなんて辛いの、無理。

そこでNYRR(ニューヨークのランニング界を牛耳っている団体)の出番ですよ。
この人たち、レースの主催をしてるだけでなく、トレーニングクラスも開催している。ちょうど7月~8月のクラスが開講されようとしていた。
なになに。。
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Tempoは、T走みたいなもんだからあえてクラスに参加して行う必要もないので、インターバル中心のTurnoverというクラスがよさそうである。
時間は朝か夕方だが、夕方は仕事が何時になるか分からず(というより絶対間に合わない)参加できないので、結局、火曜日朝のTurnover Tuesdaysというクラスを選択。
朝6時30分開始か。。
ちなみに料金は全8回でNYRR会員なら80ドル(非会員は100ドル)。1回あたり10ドルってのは、ニューヨークの物価の高さを考えると、えらい安い感じ。

クラス初日。
4時20分起床で、5時1分の始発に乗り、マンハッタンのターミナルには5時40分に着く。
そこからゆっくり歩いてセントラルパーク近くのNYRRのRun Centerに6時15分頃に着くと、もう10人くらい到着している。
ロッカーに荷物をしまい、トイレなど済ませていると、続々と人が集まっていて、その数50~60人。よくもまあみんなこんな朝早くから。。ざっと見たところ、日本人は私以外には見あたらない。

レーニングは、一応、走力に応じてグループ1~グループ5に分けられる。マジガチの人たちばかりなのかそうでもないのか、予想が全くつかなかったが、周りを見ると結構な体格のおばさんとかもいたりして、私は一応グループ1という一番速いグループに割り振られる。グループ1は一番人数が少なく、8名程度だが、私は、グループ1の中では一番遅い確信がなんとなくある。。
こういうとき、NYRRがすごいなと思うのは、ニューヨークで圧倒的にプレゼンスが高く毎週のようにレースを開催している(少なくても数千人、多ければ1万人以上が毎回参加)ので、ニューヨークで走るほとんどの人の走力のデータ(レース結果)を持っているというところ。こっちから申告などしなくても、トレーニング参加者の走力など彼らは事前にみんな分かっているのである。

初日は、初回なので全体的な説明、アメリカ人らしいムダな軽口を交えた必要以上に長い説明が20分ほどあり、その後、グループに分かれてセントラルパークに歩いて移動。
パークに着くとジョグを交えたウォーミングアップ開始。各グループにコーチが2名ほどつくのだが、参加者なんだかコーチなんだか分からないような馴染みきっちゃってる人も混じってて、初参加の私はアウェー感が充満。。あとからグループ内で自己紹介して分かったのだが、こういうトレーニングに初参加なのはグループで2人だけだった。。

ウォーミングアップを終えたあと、この日は、パークの中のトレイルのコースで90秒+90秒のインターバルを行った。ペースは特に示されず、コーチのペースにとにかくついて行く。最初2本くらいは、おいおいこれじゃ練習にならないよ、と思うくらい物足りないペースだったが、だんだんペースが上がってきて、最後2本は少し遅れる始末。やっぱり結構きついですな。。まあ、きついくらいじゃなきゃ困るけど。
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Garmin先生のGPSが珍しくめちゃめちゃで、途中で橋の下をくぐったときに計測が止まってしまったのだが、おそらく全部で8本やったと思う。ペースは後半はキロ3分30秒程度。結構速いな。。

練習終了後。グループごとにラップアップ中。
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7時半ちょうどに練習そのものが終わり、そこからクールダウンを少し行った後、歩いて再びRun Centerへ。着替えるところがあるので(シャワーはない)、汗を拭いて着替えて8時ちょうどにRun Centerを出発。会社まではゆっくり歩いて20分ほどなので、ちょうど良い時間に到着。

まだ1回だけなので何とも言えないが、
①こういうのに参加するというのはモチベーション維持になる(半強制的にトレーニングをすることになる、誰かと一緒に走れる)
②私の場合、私よりもやや走力が上の人たちと走れるグループ分けだったので、トレーニング負荷の面でもよい
③できれば友達と一緒に参加した方がアウェー感がなくて済む
あとは朝起きられるかどうか。。

最初にも、最後のラップアップのときにも「グループは適宜変えられる。自分が落としたいと思ったら落とせるし、逆に自分はこのグループで頑張りたいという主張があればそれでもよい」という説明があったが、裏を返せば、あまり遅れるようだとコーチの方からグループを落とすようSuggestionがあるということのよう。自分より速い人たちと練習したいので、なんとかグループ1に留まれるように頑張るです。