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12-28T導入 - ヒルクライムへの備え

久々に自転車の記事です。自転車やめたわけではありません。

NY州の北部にWhiteface Mountainという山がある。標高1,483mと、山がちな日本の山に比べれはずっと低いが、NY州では5番目に高い山。米国北東部を貫くアパラチア山脈は基本的になだらかなので、何らかの理由で山頂まで道路を引っ張っているところ以外は、峠越えといってもせいぜい丘程度で、ヒルクライムの対象になるような箇所がほとんどない。そんななかで、Whiteface Mountainというのは、本格的なヒルクライムができ、また緯度が高く樹木が低いことから景色も良いので、いつか自転車で行ってみたい場所であった。

ちなみにNY州は結構広く、面積14万㎢(北海道の約1.7倍、関東地方の約4.3倍)もある。同じ州内とはいえ、私の住むNY市のすぐ北の地域(NY州でいえば最南端近く)からWhiteface Mountainまでは直線距離でも400kmある。いつか自転車で、とか言っても、まあ3日かかる距離。。おぼろげな計画を立てたことはあっても、実現可能性は低いままだった。
そんななか、Whiteface Mountainでヒルクライムレースが行われており、また知り合いの自転車仲間が何人か出場することを知った。当然自走ではなく車で現地入りすることになるのだが、レースという目的があるのなら麓まで車で行くのもアリだろう、この機会を逃すと一生Whitefaceに行かずじまいになりそうだ、と思い、勢いでエントリーしてみた。

レースは5月31日。金曜日の夕方5時半スタート。金曜日になんとか休みをとって、朝から車で移動し、その日のうちにレースに出るということになる。車でも5時間かかる距離。。そのあとレースかあ。それよりも、ヒルクライムレースに出るのが初めてなので、上りきれるかの心配の方が大きい。

このレースに何回も出ている先達に意見を請うと、「25Tでもなんとかなるけど28Tの方が安心っす」とのアドバイス
おお、そういうもんなのかあ。私の持ってるカセットは、CAADについてるのが11-23T、ロングライド仕様のCayoでさえ12-25Tだ。25Tでも何とかなると言っても、それは百戦錬磨の人の話。私のようなヒルクライムレース素人は28Tを備えておくべきだろう。

で、早速購入。UltegraSRAM Forceで迷ったのだが、おそらくCAADで出ることになると思うので、Forceで揃えようと思い、Forceの12-28Tとチェーンを購入。ちなみに10速。

届きました。でかい。。
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重量は259g。重い。。

さて、どのホイールにつけるかな。。
軽さをとるなら自分で手組みした770gのホイール、パワーメーターを装備するなら同じく手組みしたPowertapを仕込んだホイール。後者は重量を測ってないが旧式Powertapなのでホイール全体でたぶん1000gくらいする。「軽さは正義」だけど、ヒルクライムこそ、ランでペースを見ながら自分をコントロールするのと同様、パワーを見ながら自分をコントロールする必要があるよなあ。。Noah FastのホイールについてるPowertapならだいぶ軽いけど、エアロホイールでヒルクライム出るのも何だかなあ。
はい、今日は結論出ません。ゆっくり考えます。