ランニング たまに自転車 あとは酒

食欲とマラソンの両立を目指しています

Garmin Vivoactive 3 レビュー③ Swimに使ってみた + その他気づいたこと

Garmin Vivoactive 3のレビュー続き。

※使用8カ月後に改めてまとめたこちらの記事もご参照ください。
theresalight.hatenablog.com


基本、泳ぎは苦手なので、水泳を日常的に行うということはないのだが、旅行先のホテルに室内プールがあったので、使ってみた。

1. 設定
まず、Vivoactive上で、プール長の設定をする必要がある。Vivoactiveで計測されるほぼ全ての数値はプール長に依存しているのでこれを正しく設定することが必要。
まあ、通常は25mか50mだと思うのでその長さを選択すればいいだけなのだが、ホテルのプールのように中途半端な長さだと、その長さをカスタムで入力する必要がある。今回泊まったホテルの室内プールは、歩測で約15mだったのだが、Vivoactiveのカスタム入力値は最短でも17mだった。この中途半端なフロアーの設定の理由がいまいちよく分からないのであるが、とにかくこの数値が正しくないとSwim中に計測される数値が狂ってくる。。

2. Swim中の心拍数計測
右ボタンを押してSwimを選択すると、"Wrist heart rate disabled"と表示が出て、光学心拍計がoffになる。Swim中に光学心拍計で心拍が計測できないのは、時計と肌の間に水が入るためらしい。ちなみに、乳バンドを装着して泳いでみたが、乳バンドで計測した心拍数も記録されなかった。これは、水中では乳バンドとVivoactiveとの間のデータやりとり(私の使っている乳バンドの場合はANT+)ができないかららしい。
Garminの735XTではSwimの心拍数を計測することができるらしいが、この場合、乳バンドの方に心拍データを一旦保存し、水から上がった後でウォッチの方に同期をする、ということが必要になるようである(そのため、データストレージができる専用の乳バンドが必要)。

個人的には、圧倒的に苦手な泳ぎにおける心拍数というのがどの程度なのかやや関心があるが(自転車やRunのように心拍185で30分も40分も回していたら間違いなく溺れると思う一方、泳いでいるときが一番つらいので。。)、まあ、いいよ、そんな面倒なことしてまで計測しなくても。
どうせ普段は泳がないし。

3. で、泳いでみた
上記2でSwimを選択のうえ、右ボタンを押すと、Swim開始。
f:id:riruriruhkg:20181126065722j:plain

よく分からないので片道17mのミニプール(本当は15m)を平泳ぎで3往復して少し休み、というのを3回やってみた。

何が測れたのか。
基本的には、ペース、ストローク
それからそれらをベースにしたSwolfという指標。Swolfとは、ラップ(片道)あたりのストローク数+タイム(秒)という、Garminが考えた指標らしい。少なければ少ないほど、少ないストロークでかつ速いタイムで泳げていることになる。
f:id:riruriruhkg:20181126065241p:plain
f:id:riruriruhkg:20181126065319p:plain
f:id:riruriruhkg:20181126065408p:plain
で、これらを決定するのは①計測時間、②プール長、③手の動きから感知されたストロークとターン の3つのみなので、最初に設定したプール長が正しくないと、ほとんど全ての数値が狂ってくる。
ちなみに距離306mというのがまず間違いで、これはプール長17mでしか設定できなかったため17×6×3=306となったのだが、実際には片道15mなので15×6×3=270m。

グラフも表示される。
f:id:riruriruhkg:20181126065429p:plain
f:id:riruriruhkg:20181126065446p:plain
f:id:riruriruhkg:20181126071004p:plain

まあ、見る人が見れば役に立つのかもしれません。ストローク数を数えててくれるのと、ターンを感知してラップ毎のタイムとストロークを自動で計測してくれるのは、まあ役に立つのだと思う。泳がないからよく分からないけど。。

4. その他やや気になること
少し使ってみて、Swim以外の局面も含め、やや気になる点が出てきた。いずれも致命的なストレスというわけではないけど。
①バックライト点灯の反応がやや鈍い
 手を動かして時計を見る動作をするとバックライトが点灯するのだが、この反応がやや鈍くかつ遅い。意識して加速度をつけないと反応しないうえ、点灯までの時間が微妙に遅い。以前使っていたFitbitのウェアラブルバイスの方がこの点は優れていた。

②水でタッチパネルが反応する
 水中ではタッチパネルに触っていなくても水で反応してスクリーンが変わってしまう。Swimのアクティビティを開始すればタッチパネルがdisableになるのか、泳いでいる途中に反応してしまうようなことはないのだが、ライフロガーとして使う以上、トレーニングとして泳ぐ以外にもプールに入ることはあるし、シャワーのお湯にも反応してしまうので、そうした際にいちいちスクリーンが変わってしまうのはややストレス。
 そもそもタッチパネルである必要もないので、235のようにボタンで操作できればそれでいいと思うのだが。。

③Vivoactive側でのみ設定できGarmin Connect側では設定できない項目がある
 最終的に不自由はないのだが、たとえばアクティビティ中の表示項目の選択とか、Swimにおけるプール長の設定とか、Vivoactiveでだけ設定でき、スマホ側のGarmin Connectでは設定できない項目がある。まあ、どちらかでいじれればいいのだが、なんとなくスマホでは全てがいじれるようになっている方が有難い。

④画面側面のタッチスライドは不要
 ボタンの反対側の側面をなぞるとスクロールできたりするのだが、右側のボタンを押したりする際に、反対側をいじってしまって変に反応することがある。側面をスライドするとスクロールする機能をdisableにする設定が欲しい。

(2018.12.6 訂正、追記)
ご指摘を戴きました。設定からシステムを選択し、side スワイプをoff にすることができました。
この画面で右端の温度計のようなマークをタップ。
f:id:riruriruhkg:20181206141123j:plain
これでoff 状態。
f:id:riruriruhkg:20181206141207j:plain

今のところ以上です。