グランドサークルを巡る(半周だけ)- 1日目 (フェニックス - セドナ - グランドキャニオン)

ごめんなさい。自転車まったく関係ないです。
夏休みに、所謂グランドサークルの東半分だけ旅行してきた。日本から来る人もいるかもしれないし、もしかしたら参考になるかもしれない体験があるので、自転車とはこれっぽっちも関係がないが、書くことにした。

1. 全体のコース
グランドサークルっていうのは、ユタ州アリゾナ州を中心に半径200km強の円内に、コロラド川の峡谷を主とした8つの国立公園・16の国定公園が集まっている地域。2週間ほどで1周する人もいるが、私は休暇の日数上、および子供のスケジュール上、6日間しか日程がとれなかったので、東半分だけを回ることにした。
通常、ラスベガスに降り立ってそこを起点に回る人が多いようだが、何の用もないのにラスベガスに行ってもムダにカネと時間を使うことになるので、フェニックスでレンタカーを借りて北に向かい、ユタ州ソルトレークシティでレンタカーを返すルートにした。

訪問したのは以下の場所
1日目;セドナ
2日目;グランドキャニオン
3日目;Lake Powell、アンテロープキャニオン
4日目;モニュメントバレー、ナチュラルブリッジ
5日目;アーチーズ、キャニオンランズ
6日目;帰るだけ

2. レンタカーについて
米国のレンタカーは、1日とか2日を超えると、次は1週間まで同じ料金なのが普通。日本みたいに1日ごとに加算されていかないので、1週間近く借りても大した金額にならない(過去、家の車が壊れたときにレンタカーを1週間借りた際は、1週間で200ドル程度だった。ただし5日目までは返却不可、という条件だった)。
ただし、一般的に保険料は含まれていない。米国で自動車を持っている人は自分の自動車保険がレンタカーもカバーすることが多いのでそれを使うが、そうでない人は、保険料が結構高い。
また、フェニックスで借りた車をソルトレークシティで返すわけだが、どうせ乗り捨て料金も安いだろうと思ったら、乗り捨て料金だけで約300ドルだった。基本料金部分より高い。。それが分かっていたらこんなルートにしなかった。
いろいろ合計すると、Hertzとかの大手だと中型SUVでなんと1000ドルを余裕で超える値段だったので、探しに探してFOX rent a carというマイナーどころで約560ドル。LDWという自分の保険ではカバーされない車両の損害補償的なものとロードアシスタンスを追加でつけて、結局丸5日で約700ドル。

なお、Fuel optionといって、満タン返しにしなくても良いオプションというのがあるが(たしか日本にもあったと思うが)、いまだにこれのメリットがまったく分からない。上手いことガソリンをカラ同然で返さないと損するだけ、カラ同然で返すために直前の給油場所を調整するくらいなら自分で満タンにする方がよっぽど早い。

3. 国立公園入場料とAmerica the Beautiful Pass
国立公園や国定公園に入る際、入口にゲートがあって、車1台あたりいくらかの入場料を払う必要がある。毎回払うのは面倒だし、特に1度にいくつもの公園に行くのであれば、年間80ドルのAmerica the Beautuful Passを購入するのが断然得。1年間有効で米国の国立公園、国定公園はどこでも入れる。同じ車に乗ってる人は1枚のパスで入れる。
ちなみに、今回訪問した国立公園・国定公園の(America the Beautiful Passを購入せずに個別で払った場合の)入場料は以下の通り。なお、AntelopeやMonument Valleyのように、ナバホ族自治区にある公園ではこのパスは使えない。
・Grand Canyon 35ドル
・Glen Canyon 30ドル
・Natural Bridges 15ドル
・Arches 30ドル
・Canyon Lands 30ドル

このパス、国立公園や国定公園のゲートでも買えるが、Grand Canyonの場合、すでにパスを持っている人は別ゲートから入れるので、事前に買っておくことにする。
売っている場所は以下リンクで確認できる。私はPhoenix市内のBLM Officeで購入することにした。
https://store.usgs.gov/s3fs-public/PassIssuanceList.pdf
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なお、このパス、公園入口ゲートで提示するときにはパスポートや(米国在住の人は)米国運転免許証等のIDの提示も求められる。America the Beautiful Pass自体には持ち主の名前も写真もないので、Pass裏面のサインとIDのサインとを照合しているハズ。よって、Pass裏面にサインするときには、提示する予定のIDと同じサインをする必要がある。

4. Phoenix - Sedona
前置きはここまで。
Phoenixからセドナへの道は基本的にはInter State 17号を北上。Inter Stateっていうのはいわゆる高速道路。このI-17、制限速度が時速75マイル(=120km)というのがまず驚き(NY州の高速道路は基本55マイル制限)だが、さらに驚きなのは、高速道路なのに自転車通行可ということ。写真は撮れなかったが、自転車の絵と"shoulder only"(路肩のみ→当たり前だ)と書いた標識が立っていた。ほかに道路ないから仕方ないんだろうな。

途中で179号線に下りてセドナへ。

セドナという街は、有名なパワースポットであるらしいが、そういうパワースポットだとかスピリチュアル的なものに全く関心がないので、そうした面を取り除いてこの街を見てみると、
a) まあ、赤茶けた岩山がある。今回の旅を逆ルートで回ったとしたら、岩はもう見飽きてるはずなので何とも思わないかもしれぬ。
b) 街は結構栄えてて、Wholefoodsとかもある。お金持ちのリゾートでもあるので、町並みはキレイ。赤茶けた岩肌にマッチするような外観のしゃれた別荘があったりする。

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すでに時刻16時近かったが、Visitor Centerに行き、「今日中にグランドキャニオンまで行かなきゃいけないんだけど、今からでも歩けるTrailとかあるっすか」と訊くと、実に丁寧に教えてくれた。グランドキャニオンまでのルート、途中での給油場所まで。丁寧過ぎて20分くらい説明に時間がかかったが。。

勧められたFay Canyonというところに向かう。セドナの西のはずれ。「雷が鳴ったら車に戻るように」という助言を受けていたが、Fay Canyonの駐車場に着いたところで上手い具合に(笑)雷が鳴り出し、次第に大雨になって来た。
もともと簡単に立ち寄る程度の予定だったので、潔くセドナを後にし、グランドキャニオンに向かう。

5. Sedona - Grand Canyon
途中のFlagstaffという街を最後に、街らしい街はしばらくない。給油はここで行うべしと言われたが、その通り。食事もここを逃すともう何もないので、ここで夕食。
H2OというKDDIアメリカ系の携帯電話を米国で使っている人は、このルートで行くと、Flagstaffを最後に、Moabの途中のBlandingという街まで圏外になるので注意。

グランドキャニオンまでは180号線と64号線で向かう。アリゾナ州は、暑すぎるからという理由でサマータイムを導入していないので、日が暮れるのは比較的早く、20時で真っ暗。よって180号線と64号線がどんな景色だかは分かりません、あしからず。

グランドキャニオンでは国立公園内のYavapai Lodgeというところが宿泊先。まあ、ふつうのロッジ。グランドキャニオンの展望台の1つであるYavapai Pointから近いので、立地は良い。お土産屋や郵便局や銀行もすぐそば(というか敷地内)にある。
今日は着いて寝るだけ。
1日目終了。