ライドの記事で読者の参考になる可能性があるとすれば、コースレビューくらいだと思うので、今日のライドのコースをレビューする。他の地域に住んでる方には何の参考にもならないけど。。
コース概略
都内→矢野口→(連光寺坂)→(野猿街道)→橋本→津久井湖→宮ケ瀬湖→(県道64号、60号)→厚木市街→茅ヶ崎市街→茅ヶ崎海岸→(国道134号)→鎌倉→大船駅(大船から輪行)
距離:114.3km
平均斜度:上り3.1%、下り4.0%
獲得標高:上り738m
(ルートラボより)
コースレビュー
①矢野口→橋本
野猿街道を「発見」したおかげで、「登山口」である橋本までのアプローチで心拍数がまあ上がるのは連光寺坂だけで済むようになった。これとて斜度は大したことないが、ビュンビュン上っていく速い人たちにはり合うことなく、LTHRを超えないようなペースで上っていくのが吉。
野猿街道とそれに続く都道20号は、全体として緩い上りになっているのだが、10kmで100m獲得するだけなので(平均斜度1%)、まあフラットといってよい。路肩はそれほど広くないが片側2車線なので、それほど車に気をとられることなく快調に飛ばせる。ただし、舗装は粗い部分がある。最後、国道16号にぶつかる手前で少し上るが、上るというほどの斜度と距離でもない。
ここから橋本までは16号を下っていく。交通量が多いので注意。橋本駅方面には行かず、16号の側道から踏切を渡って国道413号にアプローチする。
②橋本→宮ケ瀬湖
413号は、舗装が粗く交通量も多いので、あまり走りたくない道路だが、津久井方面に行くには仕方がない。川尻の交差点のあと、左カーブで下った先を右に入るところが間違えやすい。
津久井湖から三ケ木の交差点までの間に2か所ほど(ダムを超えた直後と三ケ木の手前のゴルフ場のところ)にちょっとした登りがある。
三ケ木を左折したあとの宮ケ瀬湖へのアプローチだが、道志川と串川の間の分水嶺、串川と中津川との間の分水嶺を超えなくてはならないので、どうしたって2回は登らざるを得ない(とにかく登るのいやなんだよ)。今回は国道412号をしばらく直進、関交差点から県道513号に入るルートを選んだ。412号は、関交差点までの間に分水嶺を一つ越えるので、平均5%の上りが1km続く。県道513号に入ってからは、全体としては高度を稼いでいるものの、串川沿いに上る緩めの勾配なので快調に飛ばせるいい道だった。最後、宮ケ瀬湖の鳥居原園地の直前で二つ目の分水嶺に向かってちょっと上る。突き当たったところを左折すると鳥居原園地。
③宮ケ瀬湖→厚木市街
園地に寄らないのであれば突き当りを右折。直後に7%程度の上りがあるが、これを過ぎれば、本日の本格的な上りは全てしゅーりょー。虹の大橋、やまびこ大橋を超えたあとは、多少のアップダウンはあるが、基本、快適な湖畔ライド。
なお、虹の大橋の先、やまびこ大橋の先にトンネルがあるので、鳥居原園地でヘッドライト・テールライトを準備するのがよい。
湖を離れた直後に土山峠のピークがあり、ここからはほぼ下り一辺倒。上ってくる人たち大変そうだな、三ケ木からアプローチして正解だったなとか思いながら、丁寧にコーナーリングしながら峠を下る。
県道64号から県道60号になってからも、基本下り基調の快適なライドであるが、いい加減飽きてきたころに交通量も増えてきて市街地の香りがしてきて厚木市街に着く。
厚木市街からは真っ平。平塚に下るより寒川経由で茅ヶ崎に出た方がショートカット出来ると思ったが、道を選んで止まったりしてだいぶ時間ロスした。
止まってるのが一番時間ロスをするので、多少距離が長くても、どれか1本、道を決めておいた方がよかった(交通量の多い国道129号を南下するのはお勧めしないが)。どうせどの道を行っても真っ平なわけなので。
今思えば、戸沢橋で早目に相模川を渡り、県道46号と45号で茅ヶ崎に下りるのが一番よかったと思う。
この区間は全然レビューになってないんだが、いずれにしても、交通量はそこそこ多いし、景色がいいわけでもないし、何がなんでも海まで行きたいという気持ちがなければ、とっとと本厚木から小田急線で帰ってもよかった気がする。
海岸沿いの国道134号は、信号の間隔もそこそこ長いので(長いところは1kmくらいある)、真っ平ながらマジこぎするにはいい区間。
ただし、江の島からは渋滞が激しかったので、稲村ケ崎から江ノ電に沿った裏道に逸れ、もうなんか、写真とったりしながら、完全なポタリング状態。
鎌倉市街に入ってからもごたぶんにもれず渋滞がひどく、めんどくさい、早く帰りたいモード。余談だが、鎌倉ってのは車で来る場所じゃないってこと、20年前からそう思ってて世の中の自明だと思うんだけど、なんで車で来るんだろ。いつか「5年も大人やってりゃ分かってて当然のこと特集」をやりたいと思ってるんだが(自転車全然関係ないけど)、「鎌倉と花火大会に車でいくのは○カ」というのは絶対ノミネートさせよう。
話がそれた。鎌倉ポタリングもいいけど、ライド目的であれば、片瀬江ノ島から小田急で帰るのが一番効率的だったと思う。
ちなみに、鶴岡八幡宮から建長寺への坂、100km走った後だと結構きつかった。
まとめ
厚木までは良かった。坂きらいの私にぴったりの、やさしいルートであった。
なぜか海まで行きたくなり茅ヶ崎→鎌倉まで行ったが、はっきり言って、134号の江の島以西を除いて、しまりがなく、都内を走ってるようなストレスを感じるルートだった。
※矢野口からしか載せてないので冒頭のデータとは乖離があります