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3本ローラー

先日、3本ローラーを買った。買ってしまった。

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ロードバイクで速く走るには、筋持久力と心肺能力がほぼ全てであると信じて疑わなかった。そうすると、ローラー台は固定ローラーこそがトレーニングに最適であり、乗りにくい、負荷かけられない(かけられるのもあるけど)、おまけに五月蠅いという3本ローラーなんて、何のためにあるのか分からなかった。

3本ローラーを薦める人は、実走に近い感覚で練習できるとか言うが、スキーやサーフィンの練習ならともかく、自転車なんて普通に乗れば乗れるわけだから、実走に近い感覚とか別に不要じゃん、と思ってた。臨機応変なペダリング?バランス感覚?なんかもう、そういう感覚的・情緒的な表現を見ると、固定ギアバイクを薦める人がダイレクト感だの路面との一体感だの言ってるのと何ら変わらないレベルに聞こえてた。

じゃ何で買ったのか。

理由は1つ。

先日機材トラブルでカーボンフレームに傷をつけてから、フレームをもっと大切に扱わないといけないと思うようになった。固定ローラーでリアエンド締め付けてマジこぎするのが怖くなった。ただそれだけ。

で、固定と3本の比較記事なんていくらでもあって、大体が3本ローラー礼賛で終わるわけなのだが、偏見なしで一応真面目に比較してみた。

①トレーニングになるか

これが一番大事。3本ローラーは、負荷装置がついているものもあるが、私の買ったやつにはついていない。結論からいうと、私の乗り方であれば3本ローラーでも全く問題ない。普段、固定ローラーで10段階ある負荷のうち、2とかで漕いでるんだから。ただ、固定で負荷かけまくってる人には物足りないハズ。

②乗りやすさ・トレーニングのしやすさ

もちろん脱輪したり落車したりする可能性がゼロである固定の方が乗りやすいんだが、それだけでなく、トレーニングのしやすさ、という意味で比較したい。

固定は、ハンドルから手を放して上半身ストレッチしようが、スマホいじくろうが自由だが、3本ローラーは最初はドリンクさえ飲めないしかゆいところがあってもかけない。ま、慣れれば掻けるようになるんだろうけど。

3本ローラーは退屈ではないとか、乗ってて楽しいとか言う人がいるが、今のところ、私にとっては同じくらい退屈であり、大して楽しくもない。ま、脱輪しないように、という緊張感はあるが。

これは固定ローラーに軍配を上げたい。

③いろいろな意味での安全性

人間にとっては固定がもちろん安全。

自転車にとっては、やはりリアエンドを押さえつける固定ローラーはフレームを痛める。特に、デリケートなカーボンや疲労限度のないアルミにおいてはそうであろう。クロモリなら、多分全く気にすることはないと思う。

もちろん3本ローラーで落車してカーボンフレームが逝ってしまったら悔やむに悔めないが。。

④騒音・振動

 3本ローラーはうるさいという。私は静粛性が高いという評判のJetBlackを買ったが、それでもうるさい。ローラーの音というよりも、部屋全体が振動するような低周波の音・振動がする。家族からは、開始早々「10倍うるさい」という苦情がきた。

仕方ないのでブルカットを6つも買って(9000円近くした)敷いてみたらだいぶよくなったが、それでも固定よりずっとうるさい。

もうね、誰が何といってもうるさいよ、3本は。

⑤その他

固定ローラーはタイヤの摩耗が激しい。でもLithionとか、安いタイヤ履いておけばいいんじゃないか。

3本ローラは場所とる。半分に折りたたんでも結構邪魔。固定は、きつく締めない状態であれば、ディスプレイスタンドを兼ねることができる。

 

結論。3本ローラーの方が明らかに優れている点は、フレームを痛めないという点。だけかも。人によっては、3本ローラーが楽しいという人もいるかもしれないが。私も慣れれば楽しくなるのかもしれない。

いずれにしても、固定ローラーはもう売ってしまったので、これからの自転車ライフは3本ローラーと共に送らなくてはならない。