ランニング たまに自転車 あとは酒

食欲とマラソンの両立を目指しています

Whiteface Mountain Uphill Bike Race

もう1か月以上も前のことで、忘れかけていたのだが、このレースに出るということで糖質制限ダイエット始めるだの何だの騒いでいたので、一応、レースそのものについても書かなきゃ。開催は5月31日金曜日。

Whiteface mountainレースに出ることになった経緯はこちら。
theresalight.hatenablog.com

3台のバイク(CAAD9、Focus Cayo、Ridley Noah FAST)のうち、どれで出ようか少しだけ迷ったが、ヒルクライムでエアロバイクってのもアレだし(正直、3台の中で一番重い)、Cayoは電動シフトでラクだけどレースって感じじゃないし、実は一番軽く、これまでにもレースで乗っていて一番乗り慣れているCAADで出ることにした。ホイールも、Powertapは留守番させておき、手組の軽いやつにした。9年前のアルミロードで出る奴なんて他にいなさそうだけど。。

今回一緒に出るバイク仲間はみんな速い人たちばかり。私は、ヒルクライムレース自体が初めてであるし、1年以上も真面目に負荷をかける乗り方をしていないので、まあ、本気な話、完走が目標。7~10%が12km続くなんて、ポタリングもどきのサイクリングでも上りきったことないんじゃないかと思われる。渋峠なんて途中で休んで写真撮りまくりだったし。。ビリの方で歩きながらなんとかゴールに到達する、みたいな絵図も、最悪有り得るな、と。。

そんな不安も知らず、会社のラン仲間なんかは、目標タイムどれくらいっすか?とか聞いて来る。
例年の参加者のタイムを見ると、51分くらいから2時間くらいまでばらついている。まあ、1時間20分くらいじゃねーの、と適当に答えておく。正直、皆目見当がつかない。ま、ハーフマラソンよりは早く終わりたいよね。ていうかそれより長かったら持たないし。

当日は金曜日に休暇をとり、車で約5時間かけてLake Placidという村まで行く。ここはリゾート地でもあるが、冬季オリンピックが2度行われ、トライアスロンのIron Manレースも行われる、アスリートにとっては聖地とまではいかないが、まあそれなりに有名なところ。
f:id:riruriruhkg:20190715041935j:plain

レースが17時30分スタートなので、今晩泊まるホテルにチェックインしたあと、早速レース会場へ。

スタート地点。
f:id:riruriruhkg:20190715042022j:plain
ゲートからこっちに向かって一旦上って来るのだが、ゴールは後ろに見える山の頂上。ずいぶん上るんだな。。一緒に出るバイク仲間は「でもあそこまで1時間で上れるんだもんなー」とか言ってる。オレは上れません。。


ま、とりあえずスタート。
スタートして若干上って幹線道路に出た後、約5kmは平坦路なので、集団が形成される。集団で走るレースでさえ1年以上ぶり。おお、これここで離されたらまずいやつだった、とか思いながら必死でこぐ。まあ、自分の位置の集団には一応ついていくが、5km終わった時点でだいぶ脚を使ってる。

左に曲がるとここからが上り。早速6~7%の坂。この後、7~10%の坂が12kmほど続くハズだが、この先どれくらいきついのかも分からないので、持続可能と思われるペースでギコギコ漕いで行く。思ったよりはついて行けそうだな、と思うが、じわじわと抜かされていく。私のことを抜いていく人を見ると、すでにみんなインナーローでくるくる回している人が多い。この時点で28Tはまだ使いたくないなあ、と23Tで頑張るが、斜度がすでに8%を超えているので、25Tまで落とすことにする。1人抜かすのに対して3人に抜かされるくらいの感じで上っていく。
途中、道路の料金所のところで少しだけ斜度が緩くなるが、そこを除けば、まあ、一貫して7~10%が延々と続く。

そういえば、脚、つりやすいんだった。これは行けるな、と思って少し上げると、脚がつりそうになる。脚つりで停止、というのだけは避けなきゃな、と思いつつ、心拍を165くらいまで落とせば脚も大丈夫なことがわかり、そのペースでいくことにする。ランだと心拍185で1時間とか普通に回してるので、心肺の方は全然きつくないが、脚がつらい。斜度が10%くらいになったときだけ28Tに落とし、それ以外は25Tで頑張る、心拍は165~170の間、というのを守って上っていくことにする。

目標1時間20分と言ったが、そもそも全部で何kmなのか正確に知らないので(笑)、このペースで行けばいけるのかどうかが全く分からない。。
途中で見晴らしが開けると、レース中なのにスマホ取り出して写真撮りだすやつとか、自撮りで誰かと話してるやつとかもいるが、そこまでの余裕はない。というか、ランのレースでもそういうことしてる人いるけど、タイム度外視の相当遅めの人たちだよな、そういうのって。。

最後少し斜度が緩くなったところで元気を出して加速して7~8人抜いたりしたが、それ以外は修行僧のように黙々と上り続け、結局タイムは1時間23分12秒で292人中203位。心肺はそこまで辛くなかっただけに、もう少し頑張りたかったよね、というのが正直なところ。
寒い頂上で仲間を随分待たせちゃったのも申し訳なかったし。

下山時に撮った写真です。景色は良い。
f:id:riruriruhkg:20190715042124j:plain
f:id:riruriruhkg:20190715042207j:plain

自宅からのアプローチが厳しい(車で5時間)という難点はあるものの、景色はいいし、激坂というほどではないし、まあ、もう少し速ければもっと楽しいんだろうけど、初回にしては(初回だから?)まあまあ楽しめたレースだった。

来年も出ることがあれば(いや、出る!)、ブルックリンハーフというランの方でそれなりに力を入れるレースと時期が近いけれども、身体をもう少し絞ること、直前1か月くらいはZwift使って回し続けるのに慣れておくこと、くらいはやっておきたい。ハーフマラソンのタイムマイナス20分以内では走りたい(ハーフは今より5分くらいは速くなってる前提。。)。。