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Di2がトップに変速しないトラブルの解決

稀なケースかもしれないが、シマノの電動シフターDi2のトラブル事例と解決法の共有。

先週の都民の森ライドでバッテリー切れを起こしローから3枚にシフトしなくなったDi2(アルテ6770)であるが、無事に(当たり前だ)充電を完了。念のため改めてシフト具合をチェック。

!!

今度はリアがトップに入らない。
っていうとすぐに、アジャストボルトがどうのこうのと思うわけだが、アジャストボルトはトップへのシフトに対して十分なアロウワンスを残しているので、アジャストボルトの問題ではなさそう。状況としては、ロー側からシフトしていくと、トップ(10速)に入れようとしたときにそもそもリアディレイラーが反応しない。まるで9速仕様になったかのように。

前提として、Di2の調整はリア5速に入れた状態で調整モードにして行う。この調整に問題あるかと思い、何度も調整したが、やはり10速に入る気配が全くない。

何度もシフトを試してみると、1速から2速にシフトしようとした際に、シフターの1回目の操作では2速にシフトしないことがあることに気づいた。
今度はトップ側からシフトダウンしていき、1速に入ったあとにさらにシフトダウンしようとするとリアディレイラー自体がわずかに反応する。

はは~ん、解ったぞ。

Di2によるシフト状況の認識と実際のシフト状況が1速ずれているんだな。Di2で2速と認識されている状態で実際には1速に入るような調整になっている。だからそこからもう1段シフトダウンしようとするとDi2は1速へのさらなるシフトダウン指令を出すが、実際はすでに1速に入ってるしロー側のアジャストボルトで止められているのでチェーン落ちもせず1速のまま。逆にこの状態からシフトアップしていくと、最初のシフト動作でDi2の認識は2速になるが、その状態が実際には1速に調整されてしまっているので、シフトアップしない。さらにシフトアップしていくと、Di2側は10速まであと8速分しかシフト指令を出せないので、実際には1速から8速分足した9速までしか変速しない(その時点でDi2は10速になったと認識してしまっている)。ということ。

Di2の認識 1s 2s 3s 4s 5s 6s 7s 8s 9s 10s
実際のシフト 1s 1s 2s 3s 4s 5s 6s 7s 8s 9s


解決法。
Di2の認識で5速の状態、すなわち実際には4速に入れた状態にする。この状態で調整モードにし、シフターをいじらずに手で強制的にチェーンを5速にかける。ここでクランクを回してしまうとすぐに4速に戻ってしまうので、調整モードのままシフターをシフトアップ側に7~8回倒したうえでクランクを回す。もしそれでも4速に入ってしまうようなら、さらにシフターを数回シフトアップ側に倒す。5速状態で安定するようになったら、そこで初めて通常の調整動作(「シフターをシフトダウン側に倒していき、4速ギアと擦れる音が聞こえた段階で、シフトアップ側に4回戻す」という例のやつ)を行う。

めでたく解決。

都民の森

12-25Tに換装し、走りながらスマホで道順まで確認出来ちゃうトップチューブバッグを搭載して調子に乗った私がGW最終日に向かったのは都民の森(ヒルクライム初心者の私は、これまで都民の森にすら行ったことがなかったのだ。。)。

出発前の心情。
①斜度は10%程度だろ、25Tは使わないだろ、23T縛りでいこ。25Tは保険や、保険。
②距離が長いから、数馬の料金所跡までに脚を削らんように安全運転でいこ。

1. 多摩サイ-武蔵五日市
4:50出発で例によって多摩サイ-睦橋-武蔵五日市まで。例によって明け方の多摩サイは軽い向かい風なのだが、安全運転で25-28km/hで巡航。今回は信号以外止まらずに来たので、家から武蔵五日市まで2時間切った。ほとんど疲れていない。こりゃ輪行するより絶対早いでしょ。
輪行で来た人たちが駅前で談笑しているのを遠目に見ながら、交差点の角の所でこそこそと羊羹を2つ補給。

2. 武蔵五日市-檜原村役場(橘橋)
黒茶屋を過ぎたあたりから、軽いアップダウンを繰り返しながら徐々に上っていくが、それほど急な場所もなく、秋川沿いの森林の中を走る快適な道。路肩は広くないが、朝方は車も少なく、走りやすい。
ここでも無理せず保守的に安全運転。先は長い。なにしろ道志みちの「道の駅どうし」までの約20kmでへろへろになった(そして飽きた)ほどの貧脚。
約20分で橘橋に到着。自分が小学生の頃は、ここの一角は「本宿」って習ったんだけどなあ。

3. 橘橋-都民の森
上川乗まではアップダウンを繰り返すものの平均斜度は2%弱。ところどころ、斜度のある上りもあるが、今回は素直にインナーに落として上り、体力を温存。普段だと、距離の短い上りをアウター・ミドルで速度を落とさずに上って、これを繰り返すことでボスキャラまでに脚を削っていたところ。今日は、こまめにフロントシフト。電動だとフロントシフトのストレスがないのがいいよなあ♪
上川乗の交差点を超えると初めてと言っていい10%くらいの本格的な上り。ここでフロントをインナーに落としたうえで、リアをローから3枚目の21Tに落とそうと思った。
あれ、落ちない。
なんかカラカラ言って19Tに戻っちゃう。おかしいな、昨日カセット換えたときに調整はちゃんとしたんだけどな。。
もしやと思って、電動シフトの電池残量をチェックしたところ、無情の赤点灯。ガーン。まだあと10kmもある。リアもフロントも、大ギアにシフトもしくは保持するには張力を使うから電池がなくなると大ギアにシフトできなくなるハズ。だから完全に電池がなくなるとインナー-トップで固定されるんじゃなかったっけ。さすがにインナー-トップじゃ上れんよ。電動だとこういうときにどうしようもなくなるんだよなあ(涙)。
とりあえず上川乗の坂はダンシングを併用して乗り越え、行けるところまで行くことにした。でもDNFは絶対やだ、ここまでもう一回くるの超めんどくせえもん。しかしながら23Tはおろか19Tまでしか使えなくて最後まで上れるのか?そもそも、普通の人なら上れる坂をオレは上れないんだけど。。

結論から言うと、34-19Tで上れた。
上れるもんである。
脂肪燃焼による運動では上れないと踏んで、数馬のヘリポート前、数馬の湯の前のちょっと平らなところでゼリー飲料を2つ補給し、糖質を使った運動で乗り切ろうとしたのがよかったかもしれない。それと、ここまで安全運転で、少なくとも上川乗まではほとんど疲労せずに来たのもよかったのかもしれない。踏めないほどの激坂ならともかく、踏めるけどきついという程度なら、まあ、上れてしまうんだろう。仮に25Tまで使えたとしても、踏めるけどきついと言ってギアを落とすと、落としたギアでもどうせきつくなる。重いギアでも軽いギアでも、結局最後は重くなるのである。
ま、斜度があと2%でもきついか、距離が200mでも長ければ上れなかった自信はあるが。。

コースは、数馬の旧料金所で天を仰ぐと、例によって「え゛~、あそこまで上んの~?」と思いたくなる光景が目に入るが、かなり距離を長くとっているので、まあ、そんなに斜度は急ではない。なにより、あと3kmだと思えば、頑張れてしまう。

こんなとこまで上っていき
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さっき通った旧料金所はこんな下
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(※)写真は帰りに撮ったものです

ちなみに、数馬の手前で300mくらい先にロード乗りが見えたので(本日初!)、こっちは重いギアで上るんだから、きついけどきっと追いつけるんだろうと思っていたのだが、結局離されてしまった。サイコンの表示をヒルクライム用の表示(斜度、高度、心拍、距離の4つのみ表示)にしてしまったので、そもそも時速何キロで上ってるのかも分かってなかったんだが、結局遅かったってことね。ここら辺はもうLezyneに文句言うしかないんであろう、最大4項目表示は少なすぎる、おかげで追いつけなかったじゃないか、と(ウソ)。

都民の森には8:30ちょうどに到着。まだロード乗りはもう1人しかいなかった(さっきの人)。
みんなが写真をとる石碑の前は、駐車場誘導のおじさんがいたので、こっちで撮った。。
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ここはカレーパンとか有名らしく、行く前には食べたいなあと思うんだが、どうも乗ってるときの休憩中にはそういうものを全く食べる気がしない。ソフトクリームとかも食べたことない。ライド中はゼリー飲料と羊羹しか受け付けない体になっているらしい。昼を超えてライドするときも、コンビニのスパゲッティをほとんど水で流し込んでいる。帰ってきてこのブログを書いている今は超食べたいんだけど。。
ちなみに、橘橋から都民の森までノンストップにもかかわらず1時間19分もかかった。家でサイコンデータをダウンロードしてみてみると、後半の上りはほとんど10km/h以上出てないわ。。
ま、上り切ったからよしとするが。

4. 都民の森-武蔵五日市駅
上りも嫌いなら下りも嫌い(こわい)なんだが、それでも都民の森からの下りは、路面がいいこともあり結構快適なダウンヒルだった。快適と思ってるのは自分だけで、傍から見ると、なに恐る恐る下ってんだよ、と思われるスピードかもしれないが、幸いにしてこの時間は下っていくロード乗りはほとんどおらず、こんな自分でさえも抜かされることはなかった。
逆に上ってくるロード乗りの多いこと多いこと。私はすれ違うときには全員に対して軽く手を上げて会釈することにしているんだが、もう何十人いたかって感じ。あ~、あと30分遅かったらポコスコ抜かされながら上って行ったんだろうなと思うと、早起きしてよかったと思えた。
下りは電動シフトのバッテリーがないのでアウターにシフトせずインナー縛りで行ったので、平坦な部分ではきつかった。途中で写真撮ったりもしながらだったが、橘橋まで42分かかった。
檜原村役場のなんかカフェにも、行きたい気持ちもあったが一人で行ってもアレなのと、そもそもロックを持ち歩いていないので、パス。
そこから武蔵五日市まで、インナートップでくるくる回して17分。
本当は、最低でも自走で帰宅しようと思っていたが、①アウターが使えない状態で平地45kmのライドというのは苦行に近い、②「GW最終日の今日、近くの川で連休の最後を楽しむ家族連れの姿が目立ちました」というニュースが容易に想像できるくらい日中の多摩サイは人が多そう、③日中はもろ向かい風の南南東風の予報 の3点から、武蔵五日市から輪行することにした。
コンビニ寄ってタオルとか買って、ばらして、電車待って、3回乗り換えて、また組み立てて、結局家まで2時間40分かかった。①②③を考慮しても自走の方が絶対早かったと思うが、疲れたのでもうよい。
ちなみに、この時間(午前10時前)に続々と武蔵五日市駅前に輪行組が集まっていたが、この人たちは夕方になって再び輪行で帰るんだろうか。休日夕方の奥多摩や武蔵五日市からの電車なんて激混みと思われるので、輪行なんてできるんだろうか、とちょっと興味あり。

まとめ
都民の森のルート自体については、私が多くを語る必要もなかろうと思うが、数馬の旧料金所までいかに体力を消耗しないかがポイントだと思った。最後の3kmは、疲れてない体であれば普通に上れる斜度なので。

追伸
そういうわけで、12-25Tの使用感について何ら書くことがないのみならず、都民の森に行くのに道に迷うハズもないので一回も走行中にスマホを見ることがなかったため、スマホを格納できるトップチューブバッグZefal Z-Console Front Pack M のレビューもできなかった。。


走行距離: 104.1km
走行時間:4時間25分 (平均時速: 23.6km/h)
総時間 :5時間1分

朝食:ランチパック(小倉マーガリン)、モンブランパン(?) 計約750kcal
補給:武蔵五日市駅前 羊羹×2 330kcal
   数馬らへん(走りながら) ゼリー飲料×2 360kcal
ドリンク:2ボトル(スポドリ、水) →ワンボトルしか使わなかった
服装:夏用ジャージ+ウィンドブレーカー
   (ウィンドブレーカーは自宅→和泉多摩川、都民の森→檜原村役場 のみ着用)
   膝上丈レーパン
   夏用グローブ

トップチューブバッグ - Zefal Z-Console Front Pack M

トップチューブヘッドチューブに取り付けるバッグを購入した。

尾根幹だのランド坂だの決まったところばかり走るトレーニングをやっている分には全く問題にならないのだが、初めての道を走るロングライドとなると、いくらルートラボを頭に叩き込んでいたとしてもライド中に一度も道を確認しないということはまずあり得ない。
で、Garminという高級なものを持っていない私は、いちいち自転車を止めて背中からスマホを取り出し画面ロックを解除し、ということをライド中に何度もやることになる。
この前も書いたが、なにしろ止まることが一番のロスである。仮に1回のライドで10回道を確認したとすると1回1分の停止としても10分のロス(実際は加減速にも時間がかかる)。巡航速度が時速30km/hだとすると、止まらずに走ったA君は、いちいち止まったB君よりも最終的に5kmも先行することになる。別の計算をすると、距離100kmのライドで10回ムダに止まるくらいなら、巡航速度を1km/h落として走っても同じ時間に目的地に着く(4時間で走破する仮定)。速度を1km/h落とすということは、時速25kmで約10W、時速35kmで約15W程度動力を節約できる計算(平地、無風、CdA=0.4、転がり抵抗等無視、と仮定)。

要するに、ライド中にできるだけ止まりたくないので、惰性でも何でも走りながらスマホ画面をチェックできるようにすることを目的に、トップチューブバッグを導入することにした。
ハンドルバーやステムに取り付けるスマホホルダーのようなものも売っているが、①段差を通過した際とかにスマホが落ちそう、②ハンドルバーやステムにはこれ以上モノを設置する場所がない、③どうせならモバイルバッテリーとかも入った方が便利、④なんか乗ってるときもスマホ手離せないスマホ依存症っぽくて格好悪い(自分は違うのか?え?)、という理由で、スマホホルダーは導入せず、スマホ格納可能なトップチューブバッグを買うことにした。

1. 選択
今回は合理的な選択をしていない。Bike24でなんかモノ買わなきゃということで、Bike24で売っているこのタイプのトップチューブバッグを選んだらこれになった。
一応アマゾンでも調べてみたが、デザイン的にはこれが結構いいんじゃないかと思う。
サイズがMとLと2種類あり、基本的にこの手のものは小さい方が格好良いという固定観念があるので、Mを選択。これがプチ後悔を呼ぶことになる。

2. インプレ
取り付けてみるとこんな感じ。取り付けには特に問題ない。
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上面にスマホを入れるようになっていて(入れた状態でタッチパネルの操作は可能)、
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大きく開いて中にモノが入る。スマホのフタになってる部分もポケットになっている。
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スマホはここの隙間から差し込む。
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Mサイズは、最大70mm×140mmのスマホまで入ると書いてあった。私のスマホは70mm×143mmである。①基本的にこういうバッグは小さい方が格好いい、②大体こういうのってのはサイズに多少余裕をもって作ってあるんだよ、③ブカブカよりキツキツの方がまし、という非理性的な判断により、Mサイズの選択を強行(その際に、「多少ブカブカでも入った方が入らないよりまし。ブカブカは70点だが入らなければ0点」という計算はできず)。ちなみにLサイズは80mm×175mmまで入る。

その結果。。
私のスマホはギリギリ入らない。いや、入らないことはないが、本来、バッグ外縁のワイヤー状の部分の内側にすっぽり入るべきなのだが、そこにはどう頑張ってもおさまらない。仕方ないのでスマホ下部は外縁部の内側に押し込み、スマホ上部をはみ出させることにした。
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外にはみ出るというよりは下にはみ出る形なので、ファスナーが閉まらないことはないから使えないことはないが、出し入れがいちいちきついのと、力がかかってるから表面のビニル部分がいつか破ける気がする。点数でいえば20点。ちなみに会社の携帯であるI-phoneは70mm×140mmであり、ぴったり入った。こういうのはサイズぴったりに作ってあることが判った。

最前部にはレインカバーが収納されている。カバーをかけるとこんな感じ。
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メインのバッグ部分の収納力はそれほど高くない。モバイルバッテリー、ファーストエイド、財布、ガラケー(2台持ちなので。。)、羊羹1つくらいしか入らないかも。

バッグ後部には、イヤホン用の穴が空いている。だが本邦の道路交通法ではイヤホンしながらの運転はできないので。。
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とりあえず明日のライドに連れていってみる。